#37【五章上】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)【プレイ日記】
20231031.
四章分岐『土御門を討つ』ルート
宮本武蔵:幻想霊衣
前回までのあらすじ──
由井正雪・宮本武蔵・セイバー陣営・ランサー陣営の三人と三騎が協力しついに討ち滅ぼされた悪鬼。
その後……何やら高尾太夫と武蔵が伊織に用がある様子。
-五章 空割れて-
常に兵法の道を離れずに
──私、そろそろ"次"に行かなきゃいけないみたい!
此度の儀では狂戦士として喚ばれた武蔵。
彼女は他のサーヴァントとは少し違う。
幾多の可能性、幾多の並行世界を海とすれば──武蔵は、流されるまま漂流する小舟が如きモノ。
今回は、盈月と……きっといろんな縁に引っ張られて来たが、それも終わろうとしている。
旅立つ武蔵に餞別だ。
高尾太夫は令呪のすべてを使い、気兼ねなく次の旅へと立てるよう武蔵を籠の中から解き放った。
さて。思い残すことはただ一つ。
最強を求めるならば致し方なし。これもまた避けることの出来ない運命。
ならば一遍の悔いも残らぬよう、死合おうぞ。
相手は別の世界の人物とはいえ師匠だ。
女人で伊織とそんな変わらない若人だが、人ならざるものだ。まともに戦えば伊織は負ける。だがこれは勝つ、負けるの話しじゃない。
心配そうに伊織を見送るセイバーに、真名を呼ばせてくれないかと問う。
あまり真名では呼ばれたくない様だが、一度だけなら……と渋々納得してくれた。
ここだ、という大事なときセイバーの真名を(プレイヤーは)知る事になるだろう。
始まった互いの命を掛けた真剣勝負──死合い。
この時代ではもう廃れてしまった戦う前に名を名乗る。
(※)「万里一空」は一つの目標に向かって精進するという意味らしいです。
ついに伊織の諱が明らかになりましたね。
諱って、よく聞くけどどうゆう意味だっけ? 調べてみたら、 『生前の実名。生前には口にすることをはばかった。』と書かれていました。
つまり貞次というのは伊織の本名?
宮本武蔵さんは相変わらず長い名前です……。
「空の型」ゴリ押し・おにぎり食べまくりですね。
殻ゲージは三つ。
攻撃をくり出す前に必ず何の型を使うか、前フリがあるので比較的避けやすい「土の型」や「水の型」で応刀、「空の型」が来たときはすぐさま逃げる。
反射神経がもっとあれば回避できるんですが、速いからワンテンポどうしても遅れてしまう……。
───秘剣・燕返し
二刀流の剣を極めんと今まで鍛錬を励んできた伊織。その彼が習得したのはまさかの宮本武蔵の宿敵だった佐々木小次郎の技だった。
ソレの二刀流とは恐れ入った! 私でさえそんな"手"は考えない! と、これには武蔵も笑うしかない。
でも師匠の二股とは……男武蔵に同情しちゃうなー! と。たしかに。
これでもう当世に思い残すことはない。
光の粒となり、武蔵はまた何処か別の世界へと旅立った。
だが──まだ儀は終っていない。
-盈月-
さて如何様にしようか
漸くここまで来た。
禍々しくとても神聖さ感じない盈月、これを如何様にして怖そうか。
真正面から叩き斬れば、盈月が内に溜めた魔力が溢れ出し江戸を壊滅させるだろう。
安全に壊すには紅玉の書と盈月を融合させ魔力を安定させるしかない。
安定させてから斬って壊す。……死ぬつもりか翁よ。
長く行き過ぎたのだと紅玉の書はいう。
幾多の戦いの終わりを見届けたが、最期の戦が伊織たちで良かった。そう云った彼の顔は安らかなものだった。
【鬼哭叫喚】
復讐するは、我にあり──
【鬼哭啾啾】
【阿鼻叫喚】
……を合わせた造語だと思われる↑