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#22【プレイ日記】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)

20231015.宮本武蔵:幻想礼衣。

©TYPE-MOON/コーエーテクモゲームス All rights reserved. 制作協力 アニプレックス


前回のあらすじ──

己と向き合い新たな型、火の型を会得した伊織。
二天一流・宮本伊織は更なる剣の高みを目指す。
荒事のない──泰平の世にて。





-三章 見えざる魔手-
掴めぬ手、知れぬ行方



本日の鍛錬が終わった頃には、陽もすっかり沈み辺りは真っ暗だ。さて、そろそろ夕餉の支度でも使用かと長屋の方を見ると、黒煙が昇り赤赤と明るくなっているのが見えた。──敵襲か。


何回壊されるねん、長屋




黒煙を上げ真っ赤に燃え盛る炎を背に立つ二人の男女。ランサーとそのマスターだ。
長屋に日を放ったのはこやつらか。紅玉の書の魔術的防御や鄭成功ていせいこうの結界もやつら相手には太刀打ち出来なかったか。



「……おい」
「間違いありませんね」



カヤを見定めると、地右衛門ちえもんはランサーにセイバーの足止めをさせ、カヤを攫った。
連携の取れた動きをする地右衛門を前に、伊織はまんまと踊らされ何もすることが出来なかった。


お客様! 当店は女の子の持ち帰り禁止ですよ?!




……悔やむのは後だ。
気にするべき"此度のかどわかしをどう見るか"
なぜ、カヤが狙われたのか。伊織を陥れる為の人質と云うのが一番簡単な答え。だがしっくりとこない。
相手は木々の都と云うべき八百八町はっぴゃくやちょうで、躊躇なく炎を放つ猛者がランサーとそのマスターだ。今更、搦め手からめてなど到底──

(「搦め手からめて」 城の裏手・裏門などを指す語。
   ※搦め手を使う……あまり注意が向けられていない箇所を指す場合にも用いられる。 転じて、裏技を用いるといった意味合いで用いられる場合もある。)



そこへ通りがかったのが、バーサーカー武蔵と鄭成功だ。
胸騒ぎがして来てくれたようだ。二人にカヤ探しの協力を申し出る。
同盟組んだ仲、鄭成功は無条件でそれを呑むが、バーサーカー陣営が助力する謂れはない。

そこで伊織の考えた"利点"。
此度の拐かしはランサー陣営の考えではない。他に、計略を企てた者がいる──由井正雪。ランサーたちの同盟相手だ。



史実では女武蔵同様、男性
うっかり武蔵ちゃん



正雪がなぜカヤの拐かしを命じたのかは、今はまだ解らない。しかし初めて対峙した夜の正雪は、ある種の清廉ささえあった。
だがそれでも。この、ランサー陣営によるカヤの拐かしは。まず間違いなく、盈月の儀を手にする為の企てだ。
この場にいる全員、由井正雪一人に遅れを取っているかもしれないというわけだ。
しかし。伊織とセイバーがランサーたちを追っているうちに──武蔵と鄭成功は、正雪を追うことで、奴の企てを阻むことが"できるかもしれない"。

別の世界の師匠相手とはいえ、よく今すぐにでも猫の手を借りたい、という気持ちを抑え言葉に出来た。
好きな口説き文句だ。と、武蔵の心を掴みし助力を得ることに成功した。
ただ。バーサーカー故に狂気余って幕府に突っ込んでいかないかが心配だが……。


先の鍛錬で顔を拭った伊織。その顔を師匠は悲しそうな顔でみつめる。











地右衛門の拠点だと思われる小石川へと向かう。
道中、霊脈に繋ぎ霊地争奪戦あり。盤面も拡大され一組でまかないきれなくなり、セイバーと二手に別れて進むようになる。このとき戦闘はそれぞれで行う為、どちらでも戦えるように操作の練習・共鳴絶技の編成など、見直しておく必要がある。
二人一緒にいないと一部イベントが発生しない欠点もある。

小石川はもう破棄された後の工房だった。
夜逃げ状態で物は散乱とし焚き火後はまだ暖かい。

そこら中に罠が張り巡らされており、ギミックやセイバーと分断されたりと、曲芸師のようにいろいろと楽しませてくれる。




卵七月廿五日うしちがつにじゅうごにち
   島原を発…………ようやく江戸……
  ……た心地が…………死んだ……必ず地獄……
   信ずる…………が罪とならんと…………赦すこ……
 …………復讐……目…………あの赤く燃え……』

焼き焦げた日記


(日記の持ち主──
公式のキャラクター紹介にあるとおり地右衛門は「島原の乱」の生き残りです。
「島原の乱」とは1637年(寛永14年)に生じたキリシタン農民による一揆のこと。
島原・天草の乱、島原・天草一揆とも呼ばれます。
「天草四郎」といえば歴史に疎いわたしでもああっとなりました。)











異傅──月影に蠢く者たち。
(発生した町の名前忘れた)陰陽師が何やら蠢いていた。地右衛門とは関係ないなさそうだがあの顔を隠した陰陽師の姿もある。ここで討っておくべきか。

陰陽師と一緒になって何かしらの仕込みを行っていた紫髪のサーヴァントは「要は済んだ」とそそくさと立ち去った。
陰陽師の方も「支度は終わった」と、戦闘の後逃げて行った。絶対後々良からぬことが起こるパターン。

土御門と一緒にいた例のサーヴァント
セイバー曰く、嫌な感じがする












ふらり立ち寄る吉原の町。たまたま出会した女武蔵に横須賀での事を訊ねる。なぜああも都合よく現れたのか。






天衣無縫てんいむほうの女侍と巨躯の異人

二柱の守護者をようする吉原の町は

儀の喧噪広がる江戸にあっても

常と変わらぬ平穏な様子を見せていた

そんな折、高尾太夫の元へ

「吉原を探る不届き者あり」と云う

伊織の言伝ことづてが届けられる





-異傅-
女武蔵、華の町を駆ける

背中も綺麗ですね〜


操作が伊織から武蔵へと切り替わる。
武蔵視点での吉原の町さんぽ。楽しい。前に訪れたときも思ったが吉原の町は濃い人物が多い。当たりを引くまでいろんな所を歩き回される。


イッヌ
お父さんだから顔出しNGなの(ただのスクショミス)
吉原で三毛猫みると三味線……てなる



見つけた異国の術者たち。どうやら逸れのバーサーカーが高尾太夫のサーヴァントだと勘違いしているらしい。太夫が何処の家系の魔術師か頭を混まねている。日ノ本には陰陽道・修験道などなど……いろいろあるからな。

そんなことはお構いなく他人の敷地を土足で踏みにじるような輩には疾くお帰り願おうか。
異人たちで遊びすぎたか蛇の怪異登場。逃げる異人を追うべきか、町に被害を出す大蛇と対峙するべきか……。
バーサーカーとしては吉原の町を守る謂れはなし。しかし強敵を前に唆るのもまた然り。


此度はバーサーカーの霊基なれば!
こればかりは仕方なし!



大蛇を倒す頃には異人は遠くへ逃げ果せていた。
高尾太夫へ報告するため遊郭へ戻る。
異国の者と聞いてすぐピンとくるのは流石役人を相手にする吉原三大遊郭の一人高尾太夫。近頃、品川と横須賀の湊に南蛮の船が泊められていると。

吉原にちょっかいかける不届き者の顔、ちょいと拝みに行きますか!

──とまぁ。笑いあり涙あり、手に汗握る冒険活劇があったわけです。
笑いと涙なんてあったか?










あしが元締めやれてりゃ、
もうちょっとは吉原を"まし"にしてるよ。
苦界くがいなんて、呼ばれないくらいにね。


──高尾太夫の願いと吉原の闇はまた別のお話。










to be continued..

太夫かっけぇ


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