Yuki Egawa | Clean Ocean Ensemble

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル代表。 https://cleanoceane…

Yuki Egawa | Clean Ocean Ensemble

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル代表。 https://cleanoceanensemble.com

最近の記事

【海洋ごみ問題のソリューションについて】回収した海洋ごみの価値

私が代表しているクリーンオーシャンアンサンブルは、皆様からの支えのおかげもあり、着実に実績を積みあげ成長することができています。 改めて応援・サポートいただきありがとうございます。 今回の記事では、2020年から約4年間、海洋ごみ問題に取り組んできた経験から問題の複雑さと構造を改めて説明し、その上で私たちがフォーカスしている希望のレバレッジポイント・挑戦していること・出したいインパクトを詳しく書いていきます。 今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、 私たちの取り組みを

    • 【なぜ海洋ごみ回収技術開発に取り組むのか】今までの失敗と現在地とこれからの挑戦について

      いま私はクリーンオーシャンアンサンブルという非営利団体をやっていまして、これから海洋ごみ問題解決につながる団体としてもっと大きくしていきたいと思っています。 そこで海岸ではない海上・海中の海洋ごみ回収技術開発に力を入れているのですが、いろんなアプローチがある中で「なぜ海洋ごみ回収技術開発をしているんですか?」とか「回収技術からどうやって海洋ごみ問題解決につなげていくんですか?」と聞かれます。 まだ私たちは志半ばで、成功もしていません。過去を振り返るようなフェーズではないの

      • 出口戦略の重要性

        最近、ビーチクリーン活動が拡大してきました。海洋ごみに関心を持つ方が増え、回収量を増やせることはとても重要なことですが、急速に拡大しているビーチクリーンの流れに個人的には危機感を抱いています。今回は私の危機感とそれを解決する一提案を書いていきます。 目次ビーチクリーン活動 行政の負担 処分場 出口戦略の重要性 まとめ 1. ビーチクリーン活動海洋プラごみは世界で1億5000万トン存在していて、新たに年間800万トン以上の海洋プラごみが流出しています。流出量>回収量

        • noteを始めました。

          海洋ごみを回収するNPO団体の設立を試みています。 0からの立ち上げになるので苦労したこと、思ったこと、感じたこと、悩んだことなど色々経験していくと思いました。見返したときに初心に戻れるし、また同じくソーシャルビジネスNPOに挑戦しようとしている人の役に立てるのではないかと思い、このnoteを始めました。 見出しの写真はメンバーで決めたロゴになり、海からごみを回収するごみ箱と船をイメージしています。 よろしくお願いします。

        【海洋ごみ問題のソリューションについて】回収した海洋ごみの価値