第33回牡丹餅句会

牡丹餅句会主催者・選者、雪上牡丹餅の第一句集『川柳句集 降ってきたリンゴ』

第二句集『川柳・ジュニーク句集 摘んできたいちご』

絶賛発売中です(自称)。ぜひ読み比べてください!

第33回牡丹餅句会には7名のご投句がありました。
続くってなんかすごいですね。
いいね、リポスト(違和感…)して頂いた方含め、皆さんありがとうございました。
以下、入選句発表と選評、軸吟、選外評、総評です。
題は、「耳」。


入選句

さわぐなよ耳が散らばるじゃないか/湊圭伍

耳は音を聞きたがっているのだろうか?
うずうずして音を待っている。
「さわぐなよ耳が散らばるじゃないか」
耳の管理人が注意する。

軸吟

木耳の聴力検査/雪上牡丹餅

選外評

経文の書き忘れ芳一に詫び/春舟

耳なし芳一。書き忘れたら耳なし芳一はどうするのか?

耳から元カノ出したマジシャン/丸山修平

明石家さんまと大竹しのぶみたいな関係?

中敷きを剥がして耳を見せてやる/小山あすか

耳が靴の中にあるのか?

耳のない芳一によるピルエット/西沢葉火

耳のある芳一はいるのか。なぜ「ピルエット」なのか。

バレンタイン三半規管シューとなる/いつき

つながりが分からなかった。距離感があるか。

生死越えトライアングル耳面刀自/片羽雲雀

「耳面刀自」を出したのはすごいが説明的か。

お知らせ

次回は第34回牡丹餅句会です。
題詠1句。題「ミシン」投句締切2/17㈯23:59

次々回は第35回牡丹餅句会です。
題詠1句。題「巫女」投句締切2/24㈯23:59


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