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問いのデザイン論

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「問いのデザイン」に関する研究メモ、エッセイなどをまとめていきます。
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#ファシリテーション

新刊『リサーチ・ドリブン・イノベーション』予約開始! アイデアの可能性を拡げる探…

昨年から書き進めてきた新刊『リサーチ・ドリブン・イノベーション:「問い」を起点にアイデア…

安斎勇樹
3年前
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書籍『問いのデザイン』を書くときに工夫した3つのことと、発売後に感じた反省点、今…

新年あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。 2020年は書籍…

安斎勇樹
3年前
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【3万部突破!】書籍『 #問いのデザイン 』増刷決定【今後の展望について】

6月に発売された書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之…

安斎勇樹
3年前
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大喜利から学ぶ #問いのデザイン IPPONグランプリのお題の9パターン

人間の創造性のメカニズムは、身の回りのさまざまなソースから学ぶことができます。特に私は大…

安斎勇樹
3年前
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【増刷決定!1.5万部】『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』発売中

新刊『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社)…

安斎勇樹
3年前
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"問いは、「良い答え」を導くためのものである"...は本当か?

なぜ問いを立てるのか。問いのデザインはなぜ重要なのか。問いをデザインすることの意義につい…

安斎勇樹
4年前
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新刊『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』好評発売中!

2015年に出版企画が立ち上がってから苦節5年、大変長らくお待たせしてしまいましたが、ようやく書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社) が6月4日に発売されました! 企業の商品開発・組織変革・人材育成、学校教育、地域活性化などの複雑な課題解決において、問題の本質を見抜き、正しい課題を設定するための思考とスキル。そして関係者を巻き込み課題を解決するためのワークショップデザインとファシリテーションのエッセンスについて「問いのデザ

ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い

ワークショップデザインやファシリテーションの講座をしていると、初心者の方によくいただく相…

安斎勇樹
4年前
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"10万年後の問題"を解決するための課題設定は可能か?

問いのデザインの手順を体系化する上で、ワークショップデザインやファシリテーションの技術ば…

安斎勇樹
4年前
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問題の本質を捉える「素朴思考」と「天邪鬼思考」

問いのデザインの第一歩は、問題の本質を探り、本当に取り組むべき課題を定義するところです。…

安斎勇樹
4年前
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「問い」と「アナロジー」の往復で、アイデアに磨きをかける

金属のレーザー加工を專門とする株式会社インスメタル様のご依頼で、自分だけの理想の空間をカ…

安斎勇樹
4年前
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「固定観念にとらわれずに、自由にアイデアを考えましょう!」というファシリテーショ…

ワークショップやファシリテーションを専門に仕事をしていると、現場の方々とコミュニケーショ…

安斎勇樹
4年前
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ワークショップのアイスブレイクで溶かすべきもの

ワークショップでは、プログラムの冒頭で参加者同士の「アイスブレイク」と呼ばれる活動を行い…

安斎勇樹
4年前
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やる気を引き出すファシリテーション:ARCSモデルとワークショップデザイン

ワークショップ、もしくはワークショップ型の授業や研修において「参加者の動機付け」は重要な課題です。 ワークショップ形式にすればすなわち参加者の意欲が引き出せると思われがちですが、ワークショップはねらいが曖昧であったり、活動の目標と学習の目標がひねって結びついていたりするため、イントロダクションから意識的に工夫をしなければ、「ノレない」参加者が出てきてしまいます。 授業や研修設計の理論であるインストラクショナルデザイン(以下、IDと表記)では、学習者の学習意欲を引き出す教授