悪戦苦闘 無我夢中

株式トレード難しい。
まったく答えが見えない。
見当もつかない。

悪戦苦闘していて、自分の考えも整理できていないので、
ここで、整理していこうと思う

まず、株は上がるか、下がるか
どうなるか、今後の展開を予測できれば勝ちだ。

ただ、その予測が非常に難しい。
あたるときもあれば、外れるときもある。

シンプルに確率は50%だ。

しかし、そう単純な話ではない。
上がるか、下がるか2択と考えたとき、
確率は50%になるが、
今まで、ずっと上昇している株だと
上がる可能性が高くなる。
逆に下落続きの株だと、下がる可能性が
高くなる。

また、期間によっても上がるか下がるかが大きく変動する。
単純に同じ銘柄、同じタイミングで取引したとしても
1秒後に上がる確率と1分後に上がる確率、1時間後に上がる確率は
すべて異なる。

つまり、時間の数だけ、確率が変わるということだ。
1時間は3600秒あるわけだから、
たったの1時間だけを見ても
3600通りの確率があり、それらを正確に捉えるのは不可能に近い。

難しい。

そして、事態をより複雑にしている原因は
株価を予測する手管が非常に多様に世に溢れていることだ。

たとえば、
・ファンダメンタル分析
・テクニカル分析
の2つが有名であるが、
ファンダメンタルの中には複数の指標があり、
一人として全く同じ取引手法にはならない。
テクニカルもしかりである。

ファンダもテクニカルも非常にたくさんの手法が存在する。
それらを組み合わせながら、最も確率的に優位なシステムを
作り、検証し、考え、改良し、検証し、・・・
繰り返していく必要がある。

気の遠くなる作業だ。
そして、これらには何万通り、何億通りの
投資システムが考えられるだろう。

その中で、早期に確率的優位なシステムを見つけるのが
非常に難しいと感じているのだ。

そもそも、上記の考え方が正しいのかも
わからない。
この考えが正しくないとすると
もう先には進めず、
もう一度軸を練り直す必要が出てくる。

こうなっては一向に前にも進めない。
何が正解かはきっと
人によって変わるものであるから
一種盲目的にこれが正解だと
思い、検証し、改善し検証し
を繰り返すしかないだろう。


株での勝者はたったの5%だ。

この上位5%たるには、
・正しい投資メンタル
・反省と改善の精度、運
・継続力
が大切なのではないだろうか。

投資の一貫性、これも重要だろう。
なぜなら、検証ができず、何が正しく、何が間違いなのか
分からないからだ。
出てきた期待値も当てにならない運要素の大きいものになるだろう。

また、相対的に考えることも重要だろう。
株式投資は、買う人が多ければ株価は上昇し、
売る人が多ければ、株価は下落する。

つまり、多数決で決まるわけだ。
多数決で決まる以上、
相対的に考える必要がある。

自分主観の絶対的視点だけでは、
到底株価を予測することは不可能だろう。

今私がすべきことはアジャイル的投資システムの開発だ。

自分の投資システムが成果を出すものに足りうるか、
検証するには膨大の約定回数が必要である。
それこそ、2か月ぐらいは最低かかるだろう。

そんなに期間を要していては、
システムを確立できる時期は遠くなる。

そして、私には今、経験も知識も非常に乏しい。

だから、アジャイル的に1か月もがきながら、
知識と経験を蓄え、現時点で思う最適な
システムを形作ろう。
それが今できる最善ではないだろうか。

そして、それを検証し、改良しをじっくりとやっていき
いいシステムを完成させよう。


ここからはどのようなシステムを作るか、現時点でまとめてみる


私のトレードはデイトレードもしくはスキャルピング。
デイトレード・スキャルピングを選択したのは、まだ株に慣れていないこと、元本が少なく、失ったらゲーム終了であることを考慮すると
スイングトレードや長期トレードは、保有時間が長く、リスクが大きいため。
もちろん、ファンダメンタルを駆使し、安全性の高い株を見つけることも
可能だろうし、できる人もいるだろうが、私の現時点での知識・経験を考えると非常にリスクが大きいように感じる。
持ち越したときの精神への影響も不安だ。
だから、私はリスク回避的行動としてデイトレードを選択する。


需給を読んで、10分以内の将来を予測することに特化する。
先述通り、時間軸によって、何パターンも確率は異なる。
だからこそ、ある程度時間軸に縛りを設けてその中で
システムを構築していかないと、投資に一貫性がなくなってしまう。
だから、私はこれが正解かわからないが10分以内という観点で将来を予測していく。

10分という数字の理由は、感覚だ。
数少ない相場を見てきた感覚の中で10分以内に相場はある程度変わる(デイトレード向きの銘柄に限る)ように思う。
一種、相場転換の周期ともいうべきものを10分と定めた。
また、板の気配を見たときに、10分後では大きく雰囲気が変わってくる。
なので、10分以上という観点では、チャート分析が有効になるように考える。

私の中で、気配・歩み値・チャートの3つが
デイトレードでの勝因になると思っているが、
正直、
10分以内の予測→板・歩み値
10分以上の予測→チャート
だと思う。

なぜなら、10分以内の値動きの幅は
板に表示されている領域を超える。

すなわち、10分以後は板の見える範疇の外に出てしまうのだ。
フル板を使えばすべて見えるとは思うが、
フル板で見える範囲は、10分後には大きく変化しており
意味がないだろう。

私は板・歩み値は綱引きを想像する。
綱引きで綱を引く人たちがどのような人達か
事前にみることができる。

太っている人が多い組、がりがりの人が多い組、
やる気に満ちた人がいる組。

これらを見ながら、どちらの組が勝ちそうかを予測するのだ。
10分以内であれば、10人ぐらいを見るイメージだが、
10分以後は20人、50人を見ていくイメージだ。
しかも、頻繁に選手交代も起こる。
だから、予測の範疇を超えてしまうのだ。

一瞬一瞬の攻防を決めるのは板・歩み値であり、
少し長めの時間軸、将来を決めていくのはチャートの力が大きいのではないだろうか。

そもそも、板・歩み値があれば、チャートはできるわけだから
板・歩み値を俯瞰したものがチャートと言っても過言ではないだろう。

だから大局的に見るためにはチャートが必要だが、
瞬間の攻防をするためには、板・歩み値の方が頼りになる。

だから、私が10分以内の攻防をすると決めた時点で
私は板・歩み値を中心にシステムを組む方がいいと考えられる。

次回は、板・歩み値の具体的なシステムについて考えこんでいく。




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