週末日記:日比谷公園
今日は朝から体調が悪かった。なんだか体が重くおまけに若干の頭痛もする。なにか特別な重労働でもして、その反動が返ってきているような感覚だ。とりあえず、朝はコーヒーだけ飲んで他には何も食べないことにする。
しかし、休日とは不思議なもので、休養を取らねばとわかっているのに「せっかくの休日なんだから外出しなさい」と焦らせてくる。特に予定がない週末はいつもそうだ。「なにかしなければ」といつも焦ってしまう。休日には、「焦らせる」という側面もあるのかもしれない。
というわけで、体調が優れなかったが、どこかの公園で晴天の緑を感じることにした。
やって来たのは日比谷公園。さっそく噴水が出迎えてくれる。
噴水を通り過ぎて、そのままぶらぶら散歩を続ける。すると、あることに気づいた。日比谷公園は都会のビルにきれいに囲まれていたのだ。公園周りの連なったビルを見渡すと、ビル群のなかに公園を空から落としたのではないかと思ってしまう。まるで昔流行った箱庭ゲームのように、公園を指でつまんで、ビル群のなかにポンっと置いたイメージだ。
そのせいなのか、1時間も経たずに「よし、帰ろう」と思ってしまった。今日は太陽の下でのんびり緑を感じたかったのに、それが叶わない。日比谷公園を否定しているわけではないが、高い建物に囲まれた公園ではやっぱり落ち着かない。なんとなく忙しい気分になってしまう。
結局、30分ほどで帰宅することに決めた。
帰路の電車内では、謎の倦怠感が体を覆っていた。大した外出ではなかったのに、なんだか疲れ果てている。
家に到着して夜ご飯を食べ終わると、「家で休むべきだった」と後悔しながらベッドに吸い込まれていった。
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[今週の写真]
日比谷公園に行ってきました。
晴天だったので、キレイな写真が撮れました。
それでは、また来週お会いしましょう。
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