初参加の個別トークイベントで失敗した | #推し短歌
noteで募集中の推し短歌は複数投稿OKということだったので、今日も推しについて投稿する。
短歌だけ読みたい、という方は目次から飛んでいただけたらと思う。
推しについて
個人的な推し方の話になるが、ジャンル大移動型ではなくてジャンル増築型なので、好きなものが増えても減ることは滅多にない。
よってときどき各方面からの供給に溺れて日々が疎かになりかける時もある(よくないので気をつけましょう)。
そんな私の「好き」の対象として、去年の冬ごろに加わったのが、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔さんである。
初めての個別トークイベント
トークイベントは、いわゆるミーグリのようなイベントである。ミーグリという言葉を聞いたことがあるだろうか。
今までハマってきたジャンルでは、推し本人と会って話す機会というものが皆無だった。
夢追さんの所属しているにじさんじには、『にじFAN Talk!』というオンラインの個別トークイベントが存在している。
参加するライバーさんもしないライバーさんもいて、運良く夢追さんは参加する側のライバーさんだった。
オタクは「実質タダ」という言葉が好きだけれど、決して安くはないファンクラブに入るかどうか迷うこと2週間くらい。
えい!という気持ちで入会して先行抽選に申し込んだ結果、なんと1枠だけ当選した。
ここから先は、「せっかく当選したのにちょっともったいなかったな」と思ったことを書く。
これからオンラインで推しと話す機会がある方は、私と同じ失敗をしないといいな、と祈っています。
何が失敗だったのか
ここに書いてある内容について、オンラインで推しとお話したことがある方にとっては、「そんなの当たり前だよ」と思われる部分が大半だろうと思う。
オンラインで推しと話すのが初めてで、何を用意しておけばいいのかわからない、という方にとって、何かの参考になれたら嬉しい。
環境
トークイベント当日、実際に推しと話すターンが回ってくる前に、スタッフさんと環境確認をする時間がある。
問題はその後である。
推しと通話がつながった、と思ったら画面がチカチカしてそれどころじゃなかった。
びっくりするほど画面が見づらい。でも推しは見たい。
気が散る。でも貴重な時間を「画面がおかしくて……」という会話で無駄にもしたくない。
どうしようと思ったのは本当に一瞬で、夢追さんから「こんにちは」の挨拶があった瞬間に全部飛んだ。ついでに自分の声もどっかいった。
終わってから気がついたことなのだが、端末のOSが最新バージョンになっていなかった。
最新バージョンにするだけで解決していたのかどうかは不明だが、あとから悔やむくらいならアップデートしておいた方がよかったなと思う。
アプリと端末のバージョンにはお気をつけください。
きっと通信速度についてももう少し気にしておいた方が良かったです。
緊張
緊張しがちな人はスケッチブックやホワイトボードに伝えたいことを書いておいた方が安心できると思う。
今まで人前に出て緊張する、ということがなかった。授業でも会社のプレゼンテーションでも、声が出なくなるほど緊張したことはない。
この時初めて、自分が「1対 1で自分の尊敬する人と話すことになったら感極まって言葉を発せなくなる」タイプであることを知った。
X(旧Twitter)であげたレポには、会話が成り立っていたみたいに補足して書いたけれど、実際にはほとんど夢追さんが1分間を繋いでくれていた。すごい。
締めの挨拶までタイムキーピングが完璧だった。本当にすごい。
万が一の時のために、と思って事前に言いたいことを書いておいて本当によかったと思う。
途中から完全に指差し確認の人になっていたし、頷きマシーンと化していた。
ごめん夢追さん、こんな人間の相手をさせて……と心から思った。
でも「準備してるのえらい」とコメントしてくれた。推しが褒め上手でくるしい。
指差し確認でも、伝えたいことを書いておけばなんとか意思の疎通は取れる。
ホワイトボードやスケッチブックは、緊張で声が出なくなってしまうタイプの人間にとってのお守りだ。
これから参加する機会のある方は、どうか余計なことを気にすることなく全力で楽しめますように。
推しごと短歌5首
⭐︎3、2、1 「こんにちは」って唱えたらカンペが全部吹き飛ぶ魔法
⭐︎いっそ人魚姫とかって名前にすればよかったな声も出ないし
⭐︎配信と画面の薄さは同じでなのにこんなに近く感じる
⭐︎傾向と対策的な感想もエゴサされててテストみたいな
⭐︎1分を正確に測るひとだから文字情報の「好き」よ伝われ
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