夢をかなえる麻雀ノートを買ってみた。
こんばんは。お久しぶりです。
今日は最高位戦の後輩である神尾プロ(@4445m456p445566s)の『夢をかなえる麻雀ノート』を買ってきました。
これは神尾くんが最高位戦に入会してから打ってきた麻雀を撮影し、それを基に振り返ってノート(といっても非公開ブログらしい。)に反省をまとめたのを朝倉プロが監修したという本です。
何それずるい。羨ましい!
…ではなく、しっかり地道に研鑽を積み重ねてきたということの証左ですね。
彼は自分の半期後輩で、金子正輝プロに憧れて入会してきた。
そして入会後すぐにD1リーグをトップ昇級して特別昇級リーグで準優勝を果たし、当時の自分を軽々飛び越えてC1リーグに昇級した。
しかも彼が書いていたブログがなかなか面白く、会ってみると物腰の柔らかい好青年ということで「麻雀界のネット弁慶」なんて呼ばれていた。のだが。
そこから彼はC1とC2を行き来したりと停滞してしまう。更に麻雀界のコンテンツも増えて麻雀プロのブログ自体もやや影が薄くなってしまった。
その中で彼と知りあったのは約3年前ぐらい。
ちょうど彼と前山プロ(神尾くんの同期のイケメン)が募集していた神前リーグという私設リーグに参加させてもらったのだ。
当時の自分は今よりコミュ障で、しかも特に特長もなかった無名の人間だった。
それでもそこに参加させて貰えたのは非常に有り難かったし、巷間のフリー麻雀の打法しか知らなかった自分の競技の土台ができたと思う。
今は参加していないが、時々セットに呼んで貰ったりしているので少しは彼の研鑽に役立っている…と思う。
そして今期に入って急に彼はB2リーグで勝ち始めた。
これまでは抽斗が多いからこそ使いどころが合わなかったりして燻っていた印象だったのだが、不思議に思っていたら今回の本の話で納得した。
と、神尾くんとの馴れ初めはこれくらいにして、軽く本の感想を書いていきます。
あまり書きすぎてネタバレになってしまうのも良くないのですが、構成としては神尾くんが悩んだ選択を後日振り返って反省。そしてそれを朝倉プロが監修するといった流れ。
学校の生徒と先生みたいな感じですね。というよりかは進研ゼミの赤ペン先生みたいな感じですか。
自分の復習にも限界があるからもっと上の人に観てもらおうといったような。
先に結論を言うとまず競技麻雀を打つ人で上を目指そうという人にはオススメです。
フリーやネット麻雀しかやらない人はジャンルが違いますが、思考がわかるので中級者向けぐらいでしょうか。
今までの戦術本とはまた違ったタイプですね。
フルカラーで図面も多めですが、文章もあるのでしっかり読み込めそうです。
電子書籍でも出るらしいので、忙しい人も読めそうです。
読みや押し引きが上達したい人には特に薦めておきます。ちなみに今日読んだ自分も目から鱗でした。
さて、許可を得たので1テーマだけ紹介します。
起家で高め三色の平和ドラ1で場況も良い聴牌。
高めは皆がツモ切りそうなのでダマテンを選択したところ、安めが出て2900。しょっぱい。
そしてその振り返りが、
実はこの時神尾くんの対面に座っていたのだが、
本当に空気が凍った。
流石にそれは立直でしょと。そして監修した朝倉プロも、
と、述べている。
当時は場況が良くて、しかも使いづらい1は立直してもあがり率は極端に下がらなさそう、安めの4のあがりがしょっぱすぎると話していた記憶がある。
しかしこれより更に理路整然と深く掘り下げた解説があったのでこれには唸った。
詳しい内容は是非購入して読んで頂きたい。
こういう本を出してこれから更に神尾くんは成績が伸びると思います。
今はリーグが違いますが、彼と対局ができる日を楽しみに応援しようと思います。
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