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毎月10日はフライドポテトの日

 毎月10日はフライドポテトの日ということをご存知だろうか。
米国ポテト協会が「アメリカンフライドポテトを多くの人に知ってもらいたい」という目的で制定された記念日だ。
フライドポテトの形が「1」のように細長いこと、原料となるらセットポテトの形が「0」のような楕円形をしていることから10日が記念日となったという。
 そんな記念日があるのかと、ふとフライドポテトについて調べていると、日本フライドポテト協会というところが「フライドポテトアンバサダー検定」なるものを実施しいていることがわかった。早速受験してみよう。
 テストはオンラインで受けることが可能で、問題数は20問、平均回答時間は3分。気軽に受験することができるのでゲーム感覚で楽しめる。
問題は産地についてや、様々なフライドポテトの形についてなどで、インターネットの環境があって、検索が早ければ受かるかもしれない(笑)
分からない問題もあったが、なんとか最後まで回答し結果を見ると、なんと合格!晴れてフライドポテトアンバサダーとなった。
 もちろん国家試験のようなライセンスではないが、フライドポテトに関する知識を社会的に評価する証となるほか、フライドポテトアンバサダー(親善大使)として活動をすることができるのだ。
 年齢や性別、学歴などは一切関係なく受験できるので、受験してみてはどうだろうか。有料で名刺も発注できるらしい。

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 さて、このフライドポテト。この呼び方は日本でしか通じない和製英語ということをご存知だろうか。
 本場アメリカでは「フレンチプライ」と呼ぶが、ではなぜアメリカなのにフレンチなのか?遠いう疑問が湧いてくる。背景は諸説あるようだが、アメリカ人兵士がフランスで食べた揚げたジャガイモを「フレンチフライ」と呼んだことから始まったという説が一番しっくりくるかもしれない。
 その後、アメリカでマクドナルド等のチェーン店の普及がフレンチフライが世界に広まった影響といえるだろう。
 なぜ日本ではフライドポテトといいうのかは謎のままだが…

 フライドポテトはカットの仕方によって名前が変わる。米国産冷凍ポテトの輸入を手がけるシンプロットジャパンの公式サイトによると、シューストリグ、レギュラーカット、ウェッジカット、ハッシュドポテト、コーティング、スペシャルカットの6種類あるそうで、一般的なのは長細いシューストリングやレギュラーカット、皮付きの三日月状のものをウェッジカット、細かく刻んだポテトを成型したハッシュドポテト、味付きのバッター液がコーティングされているのをコーティングという。スペシャルポテトは、くるくる巻いたスパイラルカットや、網目状のラティスカット、波状のクリンクルカットなど様々だ。

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 ジャガイモの産地や、カット方法などを知ると、お店で食べるフライドポテトも美味しく感じるかもしれない。

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