『コンビニ人間』を読んで多様性について考えた
2016年に芥川賞を受賞した、村田沙耶香著「コンビニ人間」。
この本を読んで、多様性とは何なのか、について考えた。
以下、簡単なあらすじ。
主人公は人と違うところがあり、他人の感情や世間の常識が理解できない等、アスペルガー的な気質を持った30代の未婚女性。
それでも周囲の人たちを上手く模倣して、感情表現をコントロールしながら、コンビニでアルバイトを長年続けている。
主人公は変わった人として描かれているけれど、彼女から見た世界はバイアスのない、ありのままの人間たちの姿だ。