ゴールデンボンバー結成20周年のツアーについて #金爆はどう生きるか
はじめに
初めまして、幽鬼(ゆうき)と言います。(X:@yuki3_gb)
中学生のときに「僕クエスト」を聴いて以来ゴールデンボンバーの楽曲に惚れて今もファンでいる男です。厨2クサイ名前の由来は中学生時代に作ったV系専用のTwitterアカウントの名残です(高校時代に削除済み)
今回、結成20周年ツアーに関して思いや感想がXの文字数ではおさまらないのでnoteに書こうと思いました。
全く見てない人への若干のネタバレもありますが、ツアーが終わりましたので遠慮なく書かせていただきます。
2024年のツアーについて
発表当時
先日で終了したゴールデンボンバーのツアー。
今年のタイトルは・・・
金爆はどう生きるか〜意外ともう結成20周年ツアー〜
タイトルを見て、「あ、もう20周年なのか⁉️」っていう感想は持ちました。20周年という節目のツアーは絶対に行くぞって気持ちになりました。
参戦日程
私自身が参戦したのは以下の日程でした。
当初は長野に行く予定はありませんでしたが、初日の群馬であまりにも余韻が残り勢いで当時一般チケットで残ってた長野公演を即買いして行きました。後ほど感想については書きますが、当初より無理にでも追加で行きたくなるって思わされたツアーでした。
どの公演も楽しかったです。
ツアーに関すること
ここでは、ツアーのセトリや新曲や感想など書いていきます。
セットリスト
今回のツアーのセトリは以下になります。
※ギターソロ、ドラムソロは省略
今回のツアーは20周年節目のライブ。20周年らしさはあるのかなって期待した結果、いつもと変わらずバカをやってました。20周年はどこへ…って気持ちはありましたが、そんな気持ちも忘れさせるくらいセトリ・演出を含めても最高のライブでした。
ツアーで発表された新曲について
今回のツアーで新曲を披露した3曲でした。
まずは、1曲目の「一曲目」
一曲目っていう曲名に斬新さとは裏腹にイントロから「ゴールデンボンバーの一曲目が始まるよ・・・」のコーラスが繰り返していくうちにドラム➞ベース➞ギター➞ボーカルの順に音が加わっていくカッコイイ作りになってます。実にゴールデンボンバーらしくライブの1曲目に相応しい曲になっています。
ツアーではこのイントロでビジュの良いメンバーの映像の横に順にメンバーのシルエットが登場して会場を沸かせました。(言葉で伝えるのが苦手なので是非有料配信やDVDで見てください)
ゴールデンボンバーの1曲目定番曲として上げられるのは「ワンマン不安」だったのですが、新しいゴールデンボンバーの1面としては個人的に好きな曲です。
次の曲は、「イイね」です。
ツアー終了後にMVも公開されました。
今回のツアーの後半パート最初の曲です。
曲は90年代を彷彿させるメロディで歌詞はどんなに苦しくたってどうにかなるさ、を表現していてサビからみんなと歌いやすいところもあり楽しい1曲です。
90年代を彷彿と濁らせましたが、GLAYのHISASHIさんが「イイね」について言及してしました。
こういう言及している理由としてはGLAYの「彼女の"Modern…"」という曲に似ているからです。私もHISASHIさんが言及する前にXでこの情報を見てすぐさま確認をしました。似ていました。
最初に気づいた人すごいな…
聴き比べるのも良いかもしれません。
ゴールデンボンバーってより鬼龍院さんは好きだからこそ研究をして作っているのが分かるくらい「イイね」には愛を感じます。
「大好きなキミと音楽がある」1番好きなフレーズ。
今回のツアーではMV等未発表の曲でありながらサビで歌って欲しいということでサビになるとモニターに音程バー(鬼レンチャンみたいな)が出てきました。みんなに歌って欲しい部分をモニターで歌詞を流すのはよくある演出だと思いますが、音程バーとして流すのは斬新な演出だなって思いました。他のアーティストも取り入れるべきです(既出であればすみません!)
先日公開されたMVはメンバーのカッコイイ一面とカワイイ一面とコミカルな一面を1つの作品でたくさん見られるというMVになってます。バンドらしいカッコイイ要素とお笑い要素のある激しい緩急を起こせるゴールデンボンバーは凄いなぁと思い、それを大きく表現しているのが「イイね」。個人的に1番大好きなMVです。
最後の曲は、「どうでもいいよ」です。
この曲はファイナル公演で初披露した曲です。
音源化はされていません、未定らしいです。音源化希望!
感想としては、ファイナルにあのバラードを持ってくるの本当にズルいよ・・・って気持ちが勝ってしまうくらいゴールデンボンバーにおける王道バラードでした。
間違ってるかもしれませんが歌詞に「20年も経てば流れて行く 僕らここから先どう生きるか」のところで泣きそうになりました。ゴールデンボンバーの20年になぞった歌詞で心の中で「うわぁぁぁぁぁ!」ってなりました。早く音源が聴きたい。もう一度ライブで聴きたい。ひとりよがりで1番聴きたい。(ひとりよがりの開催希望)
ツアーの感想(細かい版)
先程も言った通り、今回は良い意味で20周年らしさがないけど演出が斬新かつ新鮮なものがたくさんありました。
まず、開演前までプロジェクターで歴代CD、DVDのジャケットがランダムに置かれた映像を背景にツアータイトルが映っていました。ツアーが始まる前から既にエモい。
そして、メンバーによる影ナレが終わり、OP映像で鬼龍院さんがシリコンパイをぶん投げたら画面がひび割れたのと同時に「一曲目」のイントロが響き渡りそこからのメンバーがシルエットで1人ずつ登場。そして、4人が揃って「ゴールデンボンバーのワンマンライブが始まるよ」と同時にずっとプロジェクターのためにあった白い幕が上がりメンバーが登場。ここで最高潮になってしまいました。
20周年という節目、新時代のゴールデンボンバーの開幕を感じさせるような「一曲目」。もう頭空っぽでひたすら手拍子して沸きました。
ライブのセットリストで一曲目➞やんややんやは個人的に好きな流れで「一曲目」でライブのギアを初っ端から上げさせて「やんややんや」で確実に掴んで盛り上げていく、という流れは最高でした。
シュヴァルツでキャンさんのパルクールを初めて見ましたが、あんな動きできるんだ…すごい…って率直な感想からのキャンさんがHYDEさんに扮して突然Honeyを歌い出すところが本当に面白くて爆笑しました。
シュヴァルツが終わってからのキャンさんと研二さんの絡みも面白くて毎公演の醍醐味と言っても過言ではなかったです。
あとは、今回キャンさんの稼働が凄かったっていうのも印象的でした。
パルクール、HYDE、ドローンの空中浮遊、豊子のボーカル、剣刺しイリュージョン、てんこ盛りです。ギターリストの役割が過多していてとにかく凄かったです。キャンさんの色んな1面をライブで一気に見れるっていうのも良かったです。
今回の休憩VTRはあの話題になったジャンボリダンスをブリーフで踊るというもはや恒例のブリーフものです。
今回は対決形式ではなくいわばMVみたいなものですが、メンバーのメイクと格好のインパクトが強すぎてめちゃくちゃ爆笑しました。特に淳さんの工藤静香さん風はめちゃくちゃ好きで裏紅白ぶりに見れて嬉しかったです。あそこが個人的爆笑ポイントでした。裏紅白はDVDや配信サービスで配信されているので是非ご覧下さい。淳さんの強烈さもありますが、全体的に個性豊かです。
あとは、ノリノリな曲の中でも体を張ったりするシーンもあって個人的に休憩VTRで1番好きな作品でした。運営さん、YouTubeにあげてください!
そして、ツアーの東京公演2daysでスーツを着ているライブスタッフがフロアで踊り出しました。デ○ズニーのキャストさながらのキレキレなダンスで余計面白かったです。レスもちゃんと返してくれました。現場に行かないと分からない面白さがあそこにはありました。
そして、今年は演劇をやらないということをブログで発表していて、演劇をやらない=バラードが聴けない可能性が高い という考えになって少し寂しい気持ちになってしまいました。
そして、休憩VTR終わりに演劇をやらない旨の映像が続けて流れました。と、思ったら淳さんが配信で話を盛っているという映像が流れて初日のときは「これ実話なの?」っていうこのために用意した映像か実際の映像か分からなかったのが正直な感想でした(実際の映像でした)。
そして、淳さんに激怒した鬼龍院さんがゴーストライター歌広場淳に書いてもらうという流れでめちゃくちゃ笑いました。
淳さんの書く演劇の内容は鬼龍院さんがよく書くベタな恋愛ではなく推しと殺し屋というちょっとテイストが違う内容で新鮮でした。
演劇終わりに歌広場淳先生の謝罪芸(マイクを通さずひたらすごめんって言う)が凄く面白く鬼龍院さんのモノマネをして着替え中なのに上半身ほぼ裸の状況で飛び出してくるところも面白くて大爆笑した記憶です。
後半から激しい曲が多く新曲のイイねから始まりデスメンタルや教祖様(またはギーガー)、かまってちょうだい、V系っぽいで暴れまくってお約束通り首が痛いです。
アンコール後はダブルアンコールでやる曲をアンコールの1回目にするということを群馬の初日にやっていまして、FCだけだから実験したいのねって気持ちで当初は見てました。そして、アンコール一曲目が今回のツアーでは日替わりソングと呼ばれるようになります。各公演本当にバラバラらしく個人的には好きになったきっかけの「僕クエスト」は聴きたかったって気持ちでしたが、参戦してない仙台でやられたそうです。残念!
ただ私が参戦したライブで披露したのは・・・
群馬➞ultra PHANTOM
長野➞つよいぞ!ロボヒップ
神奈川➞咲いて咲いて切り裂いて
東京①➞キスミー
東京②➞かっこいいな英語って
でした!いやー、中々のラインナップ。どの曲も最高でした。その中でも個人的に1番印象だったのが東京セミファイナル公演の「キスミー」でした。
キスミーはコロナ禍にライブでもよく聴いた曲で昨年のツアー以降聴くことがほぼ無くなったのですが、ライブで久しぶりに聴くキスミーの破壊力は凄まじかったです。久しぶりに聴くとメロディと歌詞がナイフのように自分に突き刺さりもう終わった時に呆然となってました。燃え尽きかけるくらい高まりました。
MCで研二さんが「好きな曲」っていうのを言っていて正直予想は付きませんでしたが、鬼龍院さんが「キスミー!」って言ったときに「あー!なるほど!」ってなりました。このときに研二さんはちゃんと歌詞と音楽で好みを決める人なんだって一面を知れました。そういう人好きです、私は。
そして、女々しくての途中で鬼龍院さんがステージから居なくなり女々しくては中断しEDに突入。ざっくりな内容としてはゴールデンボンバーが解散した後、鬼龍院さんが色々失敗してホームレスになる。そして夜魔堕さん(多分スタッフ)がステージ上に登場して映像が切り替わり紅白っぽい番組に岡崎ボンバーが登場。
岡崎体育さんが出てきたときは本当にビックリしました。
そして、なんだかんだありゴールデンボンバーが再結成して中断した女々しくてを再開したらメンバーが全員パンイチに。
金爆はどう生きるか?金爆はそう生きなきゃ
この締め方最高です。
ワンピースばりの伏線回収で感動しました。
岡崎体育さんが良い演技でした。岡崎体育×ゴールデンボンバーの2マンライブも見たくなりました。豊洲pitあたりでやって欲しいですね!
最高の締め方で終わった、と思いきや最後に披露したのが「夜明けの待人」
最後に夜明けを持ってくるのはズルいですって…。
夜明け待人はまさにコロナ禍全盛期の無観客ライブのときに披露された曲(うろ覚えです!間違ってたらすみません!)です。
この曲は個人的に好きな曲でコロナ禍のときに制限されて嫌なことがたくさんありましたが、この曲に救われました。昨年のツアーファイナルで披露して思い出深くなった曲。
今回の20周年というライブでこの曲を最後に持ってきて、バックの映像ではゴールデンボンバーの歴史である2004~現在までの映像が流れて、ラスサビで4人の縦画にゴールデンボンバーのロゴが着き観客を映す演出。
凄くないですか?もう泣けてきます。私は群馬の初日に初見で見た時は大泣きしました。泣きすぎてコンタクト取れかけました。
ゴールデンボンバーに出会えて良かった。
ゴールデンボンバーの楽曲に出会えて良かった。
辛いこと沢山あったけどゴールデンボンバーの楽曲にいっぱい救われてきた。
と色々思い出すと涙が止まらなくなりました。これを書いてる今も泣きそうです。
特に「弱いくせに強く見えたのは音楽と仲間のお陰」という歌詞で毎回泣きそうになります。
この夜明けの待人で、本来やるダブルアンコールをアンコールの一曲目に持ってきた意味を理解しました。鬼龍院さん天才です。これは本当に良かったです。夜明けの待人で締めるライブ、凄く良かっです!
今回のツアーは終わりにメンバーの直筆メッセージが公開されて撮影OKな部分でした。粋な計らいでした。思い出としても残りやすいのでこういうの好きです。
ツアーの感想(まとめ版)
ここまで超長文を書いてしまったのでここでは短くまとめます。
今回のツアーは20周年らしさはあるようでない、いつも通りバカをやってる4人が見れて最高でした。あと、コロナ禍が緩和されて声出しの他にもマスク着用が任意になるなど、ようやくコロナ禍前のライブに戻った感覚でした。そこで披露される「夜明けの待人」は本当に刺さりました。
終わりに
ここまで長いのに読んでいただきましてありがとうございます。
今回は20周年という節目であると同時にコロナ禍が緩和されてようやくマスクなしでも良い時代になったのもあって個人的には思い入れ深いツアーになりました。
そして、その余韻も束の間、
アリーナ公演の告知がされました!
近年、アリーナ公演がご無沙汰っていうのもありまして、このツアーも良かったからアリーナでの周年ライブとかあれば嬉しいなって言う一縷の望みはありました。これは友達の金爆ギャとも話してました。すると、最後の最後にあの告知!本当に泣きそうになりました。ファイナルで1番泣きそうな場面でした。
アリーナ嬉しい!ド平日でも嬉しい!休み取るぞ!っていう思いです。
しかも、2Days!
1日目は昔の曲・演出を中心とした「旧作」。
2日目は最近の曲・演出を中心とした「新作」。
贅沢に2Days、楽しみですね。
「旧作」と「新作」それぞれの良さはあります。
なのでどちらにも楽しみな要素はあります。
個人的なお話として私は中学生時代にゴールデンボンバーを好きになりましたが、中学と高校については部活一辺倒の人間だったので当然のことながらお金もなくライブに行く暇はありませんでした。なので中学生のときに見ていた映像を直接見れるって想像すると楽しみで仕方ありません。これが個人的「旧作」楽しみポイント。
「新作」については「旧作」を見た上で楽曲やパフォーマンスがどれくらい進化したのか、また20周年を迎えたゴールデンボンバーの"これから"を見れるのでは?って想像すると楽しみで仕方ありません。
ここまで書いて自分自身でも何書いてるんだろうってなってますが、とにかく楽しみで仕方ありません。
ゴールデンボンバー20周年はまだまだ終わらない。これからも応援します!
アリーナに立つゴールデンボンバーを見るためにこれからも頑張れます!
皆さんも頑張ってください!
最後良い締め方が分かりませんでした!すみません!
また書くと思います!
改めましてここまで読んでいただきありがとうございました!
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