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神大経営編入合格体験記

 こんにちは、ゆうきです。現在就活中の私ですが、本当に編入できてよかったと実感しております。皆さんもぜひ、最後まで諦めずに頑張ってみてくださいね。加えて、私は4位の成績で合格できたことを、はじめに報告しておきます。(2023/7/14)

 私は、さまざまな挑戦をした1年でした。3つの新しいバイト、簿記2級取得、神大経営編入合格など、個人的にはそれなりに成長できたと感じています。その中で、人との出会い自分を取り巻く環境の大切さ自ら行動することの重要性を再認識しました。

 私の来年の目的は、情報感度を高めて、あらゆる角度から学んで成長し続けることです。また別の記事で取り上げますが、何事も「目的」を第1に考えましょう。道中に誘惑や迷いが生じても、到達地点がはっきりしていれば、最後まで走り抜くことができるはずです。ブレイキングドリームも掴めるかも。

 さて、今回は、私の合格体験記を綴っていきます。編入試験との出会いから具体的な対策、これからの受験生へのメッセージも含みます。怠惰な私でも合格できた考え方・ノウハウを共有しますので、ぜひ最後までご覧になってください。


1.編入試験との出会い

 実は私、指定校推薦で現在籍大学に入学した当時は編入試験の存在すらも知りませんでした。このまま大学受験を経験することなく、USCPAなどの他の勉強で巻き返そうと考えていました。そんな時に私の人生を変えることとなる🍵との出会いがありました。そう、編入試験との出会い=🍵との出会いだったというわけであります。

 🍵と切磋琢磨しながら、私は1年生の7月、個人的に関心があったTOEICで900点を取得しました。この時初めて、編入試験の概要を知りました。ここで聞いたのは、「900点あればそんなに勉強しなくても名古屋大学に合格できる」という人生イージーモード案件でした。押しに弱くて自我も持たない系男子だったので、これまで検討していた留学やUSCPA取得に加えて、編入も意識するようになるのでした。(当然名古屋大学に合格するのは難しいです)

2.受験校の選び方

 私は神戸大学一本で受験しましたが、もちろん複数校受験する方もいると思います。その時に、どう受験校を決めるのかわからない人は参考にしてみてください。

 まず、初めに決めるべきは学部ですよね。文系の場合多くの大学で、編入試験を実施している学部が限られているため、学部が決まれば自動的に大学も絞られるかと思います。私は経済学部在籍で、時期的に3年次編入しか無理だったため、候補に①名古屋大学経済学部②大阪大学経済学部③神戸大学経済学部・経営学部などが上がりました。

 次に、費用です。実家暮らしの方は、一人暮らしになるのは問題ないか、学費はどれくらいがいいか検討しましょう。私の場合、私立から私立への編入は考えなかったです(学費安くしたかったので)。また、国立に行けても、一人暮らしをすると結局お金がかかるかなと思い、名古屋大学は受けませんでした。

 最後に1番大切なのが、難易度です。行きたい大学を受験することも素敵ですが、勝ちたければ自分が勝てそうな土俵を選びましょう。その際参考にするべきは、①専門科目②TOEICと専門科目の比率③合格者の点数です。

 まず、自分にも取り組めそうな科目があるか確認しましょう。例を挙げると、神大経済学部では経済学と数学、経営学部では経済学・経営学・会計学・マーケティング論、大阪大学経済学部では経済学・会計・統計・経済史といった科目での受験が可能です。阪大に関しては、2次試験で面接もあるため、対策は難しいです。また、名古屋大学などは非常に幅広く出題されるようなイメージで、不確実性は高いと感じます。

 併願する場合は、なるべく受験科目を減らすようにしましょう。例えば、神大経営学部と阪大経済学部を併願する場合、経済学・会計学・経済史といったように少ない科目で勝負できます。もちろん、両校それぞれで対策が必要ですが。

 また、R5年度の神大経営で小論文が廃止になったように、試験内容が変わる可能性が少なからずあります。各大学の最新の募集要項は必ず確認するようにしましょう。

 TOEICスコアが使える場合、それが合計点のうち何割を占めるのか調べましょう。神大経営学部の場合、TOEICは全体の3分の1にあたります。候補の条件を調べて、高スコアを保有している方はそれが有利に働く大学を選びましょう。しかし、近年編入界隈でのTOEICスコアのインフレがひどいので、900点前後を取れていないと、全体的にかなり厳しくなっているような気もします。

 最後に、合格者の点数を参考にするのも大切かと思います。例えば、合格者の点数から、全体で7割の点数で合格できそうと判断した場合、TOEIC取得済みであれば専門科目であと何点取るべきかわかりますよね。専門科目で楽をしたければ、その分TOEICを頑張れば良いのです。900点以上を目指しましょう。私の合格点も分かり次第、この記事で開示いたしますので、お待ちください(おそらく全体で7割ほどかと)。

3.受験科目について

 私は、英語はTOEICスコアを提出し、専門科目は経済学と会計学を受験しました。その理由は、明確な答えのある問題で確実に点数を稼ぐためです。この2科目は、解法パターンを体に染み込ませればかなり楽に得点することができると感じています。しかし、R5年度から会計学の傾向が大きく変わりました。記述問題の割合がかなり増えているため、対策が難しくなるかもしれません。

 経営学とマーケティングは記述問題しかなく、かつ学問の性質上ケーススタディ(実際のビジネスモデルに当てはめて考える)のパターンが多くなっています。そのため、自分の知識を使って柔軟に頭を働かせる必要があり、採点基準もわからないため、得点率に不確実性があると私は考えます。特に経営学は、応用問題が問われますので、全問回答することは難しいかもしれません。とはいえ、これらは出題範囲が比較的狭く基礎が問われることが多いため、受験生にとって人気な科目となっています。

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