見出し画像

ロスジェネの現状

ロスジェネ待った中の人間として、自分のサラリーマン人生を振り返ると結構頑張ってきたなあ、と思うのです。ロスジェネの定義は1970年から1982年に生まれた人をさす、とのことだが、私は就職氷河期の中でも就職率が7割を割ってた1999年から2004年あたりに就職した人たちをさすのが妥当かと思う。人口は1000万弱と多め。正規社員の道が極端に狭く、非正規社員としてスタート、ただし初動でつまづくと挽回がなかなか効かないケースも多く、低所得のまま職を転々とする人たちも多いかもしれない。経済的な余裕がない人が多いだろう。

私ども40歳前後のロスジェネがあと25年で65歳、医療費、年金など社会保障の対象になってくると、貯金もない多くの人たちが社会保障に依存する事になる。従い、足元で政府が支援策を検討しているとの報道が目立つ。

この世代は家族にも理解されずにひっそりと生きてきた人間だったりするので、認識されずらかった。初動でつまづくとなかなか這い上がるのは難しい。

もちろん、この世代でもちゃんと就職できたり、起業したりして頑張っている人たちも多くいるので、世の中の責任だけとは言えない。が、無視できない多数の人がいる以上、何らかの対応は必要。政府の支援策も一定評価すべきだと思う。

もう、日本の状況はかつてと違って人口激減、超少子化に突入しており、泣き言を言ってる場合ではない、悲しい哉。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?