ゼロから始める伊賀の米づくり33:溝切りの季節
前回の記録では、6月半ばに差し掛かった田んぼの様子をお伝えしました。
今回の記録では、梅雨時期に行うことになる「中干し」前の「溝切り」についてまとめたいと思います。
「中干し」は、一度、田んぼの水を抜くことで土と稲の手入れを行うことです。
水に浸された圃場は、酸素不足になり、メタン等の温室効果ガスを発生させてしまいます。
また、そのような温室効果ガスを生み出すだけではなく、様々なガスが稲の根にダメージを与えることもあります。
その際、水を一度抜き、田んぼの土にひび割