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地域の保健室に必要な学び

現在2023年活動報告をまとめ&2024年活動方針をまとめていますが、あと少しが終わらずに4月中には終わるとおもいます。5月総会予定です。


以下の図は活動にあたりの循環ステップなんですが、これは言語化が得意なささえびとさんと考えました。
ささえびとは以下の3つに分かれています。
①地域の保健室で活動する直接的な支援と
②後方支援(活動分析や言語化や情報提供など)
③経済的支援(寄付金など)
ささえびとのみなさんで看護のココロ活動は継続できています。


看護のココロ循環ステップ

人間は思い込みに囚われやすく、部分的な情報から全体を判断してしまう傾向があります。
「この人はこういう人だから」と決めつけてしまい、相手の真意を理解しようとせず、思い込みを基に関係を築こうとすると、誤解が生じ、関係構築が難しくなります。
確かに、人間関係においては「合う・合わない」は存在します。ささえびとにおいても十人十色であるために、チームを作り関わっていくことが必要であると考えます。
大切なのは、学び続け、成長し続ける姿勢です。
相手に対して固定観念を持たず、常に新しい視点で接することで、新たな発見や理解を得られる可能性があります。
そのために有効なのが、「循環ステップ」という考え方です。


2024年がそのささえびと人材育成プログラムを作成することを目標に挙げています。そこで考えたのが、地域の保健室で必要な学びです。

地域の保健室で必要な学び全体図

私たちは、「病気になっても、認知症になっても、地域で安心して暮らせる環境を作りたい」というビジョンを掲げています。
このビジョンを実現するために、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいます。
地域包括ケアシステムとは、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される体制です。

私たちは、本来私たちが担うべき役割を意識しながら、地域包括ケアシステム構築に貢献していきます。
具体的には、以下の活動を行っていきます。

  • 地域住民への情報提供:地域包括ケアシステムについてわかりやすく説明し、理解を深めてもらうための活動を行います。

  • 地域の保健室活動:健康や暮らしの相談する場、地域の皆さんが交流する場、心身共にケアをする場、必要時個別訪問を行います。その地域の特性に合わせて、地域の保健室設置は検討しています。

  • 研修会の開催:地域住民や関係者向けの研修会を開催し、地域包括ケアシステムに関する知識やスキルを向上させていきます。

また、ささえびと研修も行っていきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。 研修を通じて、地域包括ケアシステムへの理解を深め、地域での活動に活かせる知識やスキルを身につけていただくことができます。
地域で暮らせる環境を作るためには、地域住民一人ひとりの理解と協力が必要です。 私たちは、地域と連携しながら、このビジョン実現に向けて努力していきます。


現在地域の保健室として活動しているのは「やっちろ保健室」(熊本県八代市)です。
今年度は甲佐町と合志市でも行う予定ですので、ささえびとに興味を持った方は、まずはお話することもできますし、実際に活動する場を見学することも可能です。
自分たちが住んでいる地域がよりよくなるように、ともに活動ができると嬉しいです。

*私たちは暮らしの保健室とコミュニティナースの考えを参考にしながら活動をしています。
①暮らしの保健室

②コミュニティナースさん株式会社CNC
https://youtu.be/Ni6RxkTF1U8?si=HvI0-erw5qIHFxbw




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