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企業メールだけど、素敵だった話

※3年前にブログに書いた文章ですので、ちょっとズレてしまっている表現もありますがご了承願います


古いPCを処分することになり
必要なデータがあるかどうかチェックしていました。
おととし新しいPCに買い替え
古いほうは夫がサブとして使用してたのですが
いよいよ寿命がきたようで
サブPCも新たに購入した次第。
さよならVistaよ。


買い替えた時にデータを移動させてはいましたが
漏れがあってはいけないので念のため。
そうだ、メールをそのままにしてあった~と
思い切り動きが遅くなったPCでメールチェック。
懐かしいメールを読んでいると
某ポイントサイトからのメールを見つけました。


ほら、誕生日になると
登録サイトからおめでとうメールが届きますよね。
まあ、自動的に送られてくるテンプレ文面のメールばかりですけど
あるポイントサイトからのおめでとうメールがとても印象的で
削除せずに残してあったのです。


一般的なテンプレメールではなく
「おめでとう」の気持ちが伝わってくる内容でした。
4年前のメールです。
記名入りでした。
この方が今もこの会社にいらっしゃるのかどうかはわかりませんが
こういう人材を採用している企業は
風通しの良い会社じゃないかな、と
感じさせてくれました。


いまさらですが「ありがとう。考えさせられました」と
お礼を言いたい気分です。


↓ 以下、メールの文章です。

こんにちは。××××××事務局の〇〇〇〇〇です。


お誕生日おめでとうございます。新しい年齢を迎えた、今日のご気分はいかですか? ご縁あって ××××××からお祝いのメッセージをお届けできることを、スタッフ一同とても嬉しく思っています。


年に一度のあなたの日ですね。
まわりのお友達やご家族からお祝いの言葉をもらってウキウキしている方も
パーティや旅行を計画されている方もいらっしゃることでしょう。
でももしかしたら「もう誕生日なんていいよ~」って、思っていらっしゃる方も?
照れくさいし、もしかしたらちょっとだけ憂鬱な時もあるし?
人それぞれ、いろんな思いを抱えて、今日の日を迎えられたことでしょう。


楽しいことや悲しいこと
辛いことがいくつも待ち受けている人生という名の長い道のり。
今日はそんな「道」について、ちょっと考えてみませんか。


「道在爾、而求諸遠 (道は近きに在り、しかるにこれを遠くに求む)」
という言葉があるそうです。昔の中国の儒学者、孟子の言葉です。
え? よくそんな難しい言葉を知っているなって?
いつのことだったか、初詣に行ったお寺で教えて頂きました。


人生の壁につきあたった時、あるいは生活にマンネリや行き詰まりを感じた時
人はこう思い悩みます。
『あの時、別の選択をしていたら、私は今ごろもっと幸せになれたのではないか?』
『○○さんは私と違って成功しているし、幸せそう。私の人生は間違っているのかな? それとも私が駄目なのかな..』


でも、それは違うのです。
あなたが歩いている人生の道はあなたの個性で伸びていく道。
今まで歩んできた証しの道。
隣の道は他人の個性でできている道で、あなたの道ではありません。
だから、あなたのこれからの生き方のヒントは、遠くに見える他人の道ではなく
案外あなたの足下にあるものなのですよ。


孟子はそう説いています。
リセットするとか、新規一転やり直すとか
つい何もかもゼロに戻してしまいたくなる時がありますが
ここまで歩いてきた自分を信じて、もう少し歩き続けてみましょう
見落としていたものがあるかもしれませんよ
ということかもしれませんね。


今日、あなたはおいくつになりましたか?
1つ年齢を重ねた明日からの一年、どんな出来事があなたを待っているのでしょうね?
これからまた歩いていく人生の道が彩りに満ちたものでありますことを
心からお祈り申し上げます。
たくさんの「愛」に包まれて、今日が幸せな1日になりますように!


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  ~@@@| ∧_∧
 ξ\love|(^(00)^) あらためて、お誕生日おめでとうございます!
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