弁当と一緒に携帯を紛失したポンコツ日記
昨日は、お昼前に1時間の時間休をもらって、銀行へ行ってきた。
昼は、公園とかで食べようかとお弁当を持って。
ランチバックに携帯を入れ、自転車のカゴに入れてレッツゴー!
2日前から、とある案件でPCでのネット申請・・・何回やっても「完了」画面が出ない。メールにも完了報告がない・・・。
ヘルプでのお問い合わせにも返事がない。
どうしたものかとサイトを探ると、画面の一番下に
「その後のご相談はお取引店へ」
・・・と書いてある。
システムフォローが非常に悪いなあ・・・と思いながら、窓口へ相談に行くことにしたのだ。
郵便局でお金をおろして、銀行ATMでついでに入金をして、銀行窓口に相談をしに・・・。
受付で相談の希望を伝えると、
「申し訳ございません。当店ではご相談を受けていないので、池袋の拠点へお願いします。」
と、極めて事務的に、地図付きのチラシを渡される。
え〜?せっかく窓口来たのに・・・。
今日では話が済まないのか・・・。と、ちょっと納得いかない。
ごねても仕方ない・・・。
電話をかけることができるところに移動することにした。
近所のショッピングモールなら、テーブルとベンチがあるから、そこでお弁当食べながら電話するか・・・と、5分くらい離れているモールへ。
席空いてるかな〜とウロウロ。昼前なので一つテーブルが空いているところへ座る。
あれ?ランチバックどうした?
ない!
自転車カゴに忘れてきたか?
ない!
あれれ?銀行ATMか!
と、5分自転車を漕いで銀行へ戻る。
「まあ、ここは日本だ、忘れ物があったら銀行に届けてくれるだろう・・・」
と気軽に思っていた。
銀行で、またまた、受付の人に対面。
「先ほどATMにランチバック忘れたと思うのですが・・・」
と尋ねると。
「申し訳ございません。私どもでは預かっておりません。」
これもまた極めて事務的なご対応。
あれあれ?どこ行った弁当・・・というか、携帯!
ATMに置いてあったのを持ち去られたか?
隣の交番に届けられたか?
と、銀行の隣の交番に駆け込む。
お巡りさんが
「遺失届出しますか?」
と言うので、とりあえずは出すだろう・・・と。
ランチバック(クラフト状)
赤いカニの弁当箱
携帯
・・・・携帯の中にスイカのクレジットカードが入ってた!
「あれ?ちょっとヤバイ状況かしら?」
と少し焦りを感じながら。
「近くにソフトバンクショップありますか?」
「ああ!そこに・・・あれ、auショップに変わっちゃったかな?」
とお巡りさんが地図を確認してくれる。
なかったら、このままソフトバンクショップに直行だな・・・。
なんて思いながら・・・。
あ!そうだ!iPhoneには追跡機能があったんじゃない?
お巡りさんが遺失届をPCに登録している間に、ipadで探してみる。
地図に2点青い丸がついた。
1点は交番。このiPadだ。
もう1点は500mくらい先の幹線道路沿いにある。
クリックすると「yukaのiPhone」とある。
え!すでに誰かが持って移動しているのか?これは事件では?
幸いここは交番!お巡りさんにすぐ対応してもらえるぞ!
・・・・・・・・・・・・と思ったが・・・・。
ちょっと待て!
ここは・・・・。
もしかして・・・。
さっきお金をおろした郵便局では・・・?
郵便局でお金をおろしたことを今の今まで忘れていた!
お巡りさんに
「あの・・・もしかしたら郵便局にあるかもしれません・・・」
お巡りさんは慣れているのか、
「もしあったら、ここに電話して、届出番号伝えてください」
と、紙切れを渡される。
銀行窓口で用が足らず、挙句に携帯まで紛失して・・・。
余分な仕事めちゃくちゃ増えとる。
・・・というか、他の人の仕事を増やしとる!
自分のポンコツぶりに呆れながら自転車を走らせる。
郵便局の窓口に
「先ほどATMにランチバック忘れたと思うのですが・・・」
恐る恐る尋ねると・・・。
窓口の女性が後ろを見る。
奥から男性が私のランチバックを持ってきた。
「中身は何が入ってますか?」
「お弁当と携帯です」
「念の為確認してください」
というので、携帯を取り出し、パスコードを入れてホーム画面を見せる。
待ち受け画面には・・・。
座右の銘「馬鹿でも生きられる」
男性が
「大丈夫そうですね」
窓口の女性は
「大事なものですもんね・・・」
と、事務的でなない対応に心から感謝する。
「はい。ありがとうございました。」
どっと疲れた・・・。
1日の仕事が終わった・・・。
ポンコツすぎる私・・・。
夜、家に帰ってきて、娘に話すと。
「まったく!かあちゃんポンコツだな!」
と言いながら・・・。何か「はっ!」としたように階下へ降りていった。
バタン!
玄関のドアが閉まる音がして、また戻ってきた娘。
「やばい!外に携帯置きっぱなしだった!」
鍵開けの時に、ポストの前の台に携帯を置いたままだったらしい・・・。
「人のことポンコツとか言っといて、自分も十分ポンコツじゃないか!」
と、抗議すると
「しょうがない。ポンコツの娘なんだから・・・」
また、とんでも家族の事件簿が増えた1日だった。
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