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日記をサボると何を書くべきか悩んだ結果、とりあえず49日法要の日の出来事記録にした

さあ、日記だ。
毎日、いろんなことがありすぎて、日々の記録をサボると何を日記に書こうか・・・という事になる。

スマホには、日々、感じた瞬間に写す写真が残っているので、それらを見てみると、前回の日記後・・・。

重度知的障害の姪に成年後見人をつけなきゃいけない?事件があり司法書士に相談に行った夜の写真
休み続けている同僚が植えてくれたクリスマスローズが綺麗に咲いた写真
デザインコンセプト中のQRコード
通勤途中の道路を塞ぐ、近所の鉄屑業者に入るトレーラー
コピー機のマニュアルに使う写メ
社内SNSに載せる社長が持ってきた社長画像のついた非常食のパンの缶詰
義兄の49日法要
近所の桜が伐採された切り株と工事現場
車を買い替えたことで広げなければならないガレージの物置と格闘する旦那
主催したSDGs講座の記録
会場のホワイトボードについてたお花紙で作られたマグネット

たった3日で、私の中であらゆるイベントがあったのだな・・・。
そうだ昨日の、49日の法要の日のことを記録しなきゃだ。

義兄の納骨を4月の初めに計画しているが、姉が先週
「49日が3ヶ月に跨るのは縁起が悪いらしいので、法要だけしたい」
と言い出した。葬儀も旦那が家族葬として旦那が導師をしたので、とにかく読経してくれれば良いとのこと。では、土曜日にやろうという事になったのだが・・・。

土曜の姉宅は忙しい。9:30−11:30に姪の訪問医療がある。午後は14:00-16:00に訪問入浴が来る。いずれも確実な時間が分からずアバウトだと言う。
では、12:00にしましょうと言う事になった。

朝、11:10頃ピックアップする母に電話をして
「ちょっと行きがけに寄りたいところがあるから、今から出るので外で待ってて」
と言うと、
「あら、私まだ裸なの!」
なんで、この時間にお風呂に入っているのだ?
「早く洋服着てください」と、電話を切った。

立ち寄り場所が2箇所あったので、姉宅への到着が遅れそうなのでLINEする
「お坊さんは到着が遅れます」

法要は読経が終わって・・・。
「お焼香は?」
「お坊さんがしてくれたからいいよ」
「煙だらけになっちゃうから・・・」
・・・と、気管切開をしている姪がいると、お線香の煙にも敏感になる。
とんでも家族によるホントに形ばかりの法要。

でも、御斎(おとき)は準備されていた。
釜寅の釜飯。ポットにだし汁がついてきて、出汁茶漬けまでできるようになってる。美味しかった。

食べ終わると、模様替え。姪のベッドの位置を変えるのだと言うので、旦那はスーツからジャージに着替える。
模様替えが終わったら、訪問入浴の会場作り、大きなバスタブが入る場所を作らねばならない。

結構大きなバスタブを居間にしつらえるので、広い場所が必要だ。
看護師さんとスタッフ総勢4名で姪をお風呂に入れてくれる。
犬とばあちゃんが見守る中、テキパキと粛々とお風呂が準備される。

さて、お風呂中は納戸と化している姉の部屋の片付けだ。
こちらは、叔母と旦那と私で衣装ケースをどんどん整理していく。

そうこうしているうちに、母を世田谷のペインクリニックに連れて行く時間になったので、後を託して、出かける。
環八がめっちゃ混んでる。睡魔が襲ってくる。母は助手席で居眠り。
ブラックガムを噛んで、左手で毛根を刺激するように叩いたり、ほっぺたつねったり、よく、パソコンの前で気を失うことがある私が、無意識で運転しないようにめっちゃ緊張しながら睡魔と闘う・・・。なんとか、クリニックに送り届けた。終わったら携帯に連絡をもらうのだが・・・母、携帯を忘れる。
なんで忘れるかな〜?ポンコツの遺伝子がここにある。
ちとイラつくが、それを言っても始まらない、iPadを渡してLINEで「私」として、ばばあずのグループラインにメッセージするように、待合室の入り口で急遽レクチャーする。文字入力をひらがなにしてくれと言われるがうまくできないので、ローマ字入力して!と逃げ去る。

私のiPadはA4サイズでデカイ。母はなんとか格闘したようで
「ゆかさんとくりにつくにきました」
とメッセージが入ったので、とりあえず安心して、路上待機場所で仮眠をとる。

雨が降ってきた。雷も鳴っている。天気が荒れ模様だ。
5:37にクリニックに入り、19時過ぎで携帯でLINEを確認すると、すでに「終わりました」と18:52に入っている。ありゃ、そうか、自分だから通知音がしないのだ・・・。待合室に行くと母がデカイiPadを何やら操作して苦労している。私から連絡が入らないので、色々と試してみたらしい。

母がUFJ銀行に行きたいと言うので、芦花公園駅前のATMによる事にした。風雨がすごい。杖と傘を持つのは無理だと私が傘をさして、母が私につかまり二人で相合い傘で行く事にするがあまりの風に傘がおちょこになりそうだ。母が、
「傘は危ないから傘をささずに行こう」
というが、それでは確実にびしょ濡れになるほど雨は降ってる。二人で傘を盾に風雨に立ち向かう。風に抵抗しながらなんとかATMへ駆け込み、戻り建物に入る寸前の強風で傘がおちょこになりそうになって、慌てて傘を閉じた。
「メリーポピンズみたいに飛んでいくチャンスだったのに、私が重しになっててごめんね」
と母が言った。いや、そんなメルヘンな状況じゃなかったけど・・・。

姉宅に戻り、遅い夕飯を食べた。

なんとしても椅子を譲る気がない舞子

食後に旦那は、叔母をほぐす。彼は整体師でもある。八面六臂だ。

犬の散歩がてら姉と車を取りに行き、今後について話し合ったり、気になること情報交換したり・・・。

母を送り届け、帰ってきたのが24時を過ぎたろうか・・・。
私たちがいない、姉宅では、叔母が母との幼少期のエピソードやら、姪たちである私たちへの愛情などを語ってくれたらしく、「あなたたちは愛されている!」と旦那がえらく感動して話してくれたが、聞きながらすでに眠い・・・。
気を失いそうだ。

やっぱり、仕事をしている日より、休みの方が忙しいんだな・・・。

翌日は、NPO主催のセミナー。まだ準備があるけど、翌朝に持ちそうととにかく泥のように眠ったのでした。

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