見出し画像

シティリーグ 優勝・準優勝 CL愛知6-2 ゾロアークGX

 こんばんは、ハYです。カタカナのハに英字のYで「はわい」と読みます、ぜひ覚えて帰ってください。泣いて喜びます。


1.初めに

 本記事は、

CL愛知エクストラ 池田雄太 6-2 32位

シティリーグシーズン2エクストラ 12月 ハY 準優勝  1月 ステラ 優勝

の上記の成績を残したゾロアークGXデッキの記事になります。拙い文章ではありますが書かせていただきましたので、読んでいただければ幸いです。

※カード名には一部略称を用いています。


2.当日のマッチアップ

池田勇太
1.ミュウミュウ ○
2.ゾロラッタ ○
3.モクナシラフレシア ○
4.ザシアンV(ステラ) ○
5.超越オロヨノ ×
6.マタドガス ○
7.3神+ザシアンV ×
8.ザシアンV ○

6-2 32位  次回CLの優先権獲得

ハY
予選
1.超越オロヨノ ○
2.ミュウミュウ ○
3.ルガマッシ ○

決勝トーナメント
準々決勝.エビワラー+ピッピ人形 ○
準決勝.ゾロラッタ ○
決勝.3鳥レシゼク ×

2位 次回CLの優先権獲得

ステラ
予選
1.3鳥レシゼク 〇
2.ヤミラミLO 〇
3.ゾロラッタ 〇

決勝トーナメント
準々決勝.ゾロカビ 〇
準決勝.ウルネクオクタン 〇
決勝.ウルネクダスト 〇

1位 次回CLの優先権獲得

当日の対戦内容は下記の記事に載っています。併せてご覧ください。

3.環境考察

 まず、デッキを作るにあたって最優先で行うのは?・・・・・・・・・・
そう、環境考察ですね。自分の好きなポケモンやカードを使いたい気持ちはとても分かりますが、ひとまずどんな環境になるのかを考えていきましょう。話はそれからです。


 11/29からのルール改訂により先攻プレイヤーのサポートの使用禁止、禁止カードの追加が行われました。これにより、CL東京で流行った超越ガブギラを始めとするハンデスデッキのほとんどがいなくなるため、TAG TEAMなどの高火力アタッカー同士の殴り合いになると予想しました。(実際は超越オロヨノやヤミラミLOなどが存在していました。)
 また、新弾からカビゴンVmax、ザシアンV、既存のデッキタイプからはウルネクダストやゾロアークGX(+ラッタ)、アオギリカメックスなどのデッキタイプが一定数いると考えました。
 これらのデッキタイプに対して5割以上の勝率をとれて(当社比)、なおかつ安定感がありどんなデッキに対してもプレイングでカバーができるデッキを考えた結果、ゾロアークGXに行きつきました。(ただただとりひきがしたかったなんて言えない)


4.デッキ変遷 ~CL愛知編~

 まず初めに叩き台として組んだゾロアークのレシピがこちらです。(レシピが残っておらず、記憶にあるものを再現しました。)

画像2

 かなりコントロール寄りになっていて、一度盤面が完成すると1ターンにサポートが2枚使えるようになるのでN+オカルトマニアやプルメリ+プルメリなどの普段はできないようなプレイができ、なかなか感触が良かったのですが、
・盤面完成までにサイドを6枚取り切られてしまう可能性が高い。
・これと言った明確な勝ち方が無い。
ということに気づき、なくなく解散することになりました。

 おとなしくロンゾロベースで組み直そうという話になり、予想される環境に対するメタカードを入れ、CL1週間前に完成したレシピがこちらです。

画像2

 ロンゾロベースと言いながらも、これはカウンターゾロアークと言うべきですね。

5.基本的な立ち回り

 今までのゾロアークデッキと同様、ゾロアを並べるところからゲームが始まります。テテフやシェイミなどを使い、先を急ぎすぎず、落ち着いて展開しましょう。
 無事に並べられたら次はゾロアークGXに進化させていきます。ここで何体進化させられるかで、今後の展開が大きく変わります。基本的にノーコストで手札が2枚増えるので、「立ったゾロアークGX×2×試合が終わるまでのターン数」分の損失になります。(正確には少し違うと思いますが、とりあえず後に響きますよということが言いたい。)
 盤面にゾロアークが並び手札が安定してきたら、オカルトマニアやNを使い相手の動きを止めていきます。
 こちらが一方的に場を展開し、サーチャーオカルトマニアを連打できるような盤面に持っていくことができれば勝利は近いです。

6.各カードの採用理由 

ポケモン:20枚

ゾロアークGX:4枚
 ゾロアークGXが立たないとこのデッキは何も始まらないので最大の4枚採用。不正取引(ぞうしょくタマタマとりひき)により基本的にこのポケモンをメインのドローとして、また、スカイフィールドと合わせてメインのアタッカーとして運用していきます。最低でも盤面に2体は並べたいところ。

ゾロアーク(BW1):1枚
 ダブル無色エネルギーを付けるだけで相手のバトル場の技を使うことができるスーパーズルカード。このデッキで唯一、GX技を使う可能性を持ったポケモンです。

ゾロア(sm3+):4枚
  言わずもがな最大の4枚採用。にらむゾロア(116 /BW-P)じゃなくても大丈夫です、ぶつかって20ダメージを与える方が強いです。
メタモン♢:1枚
 5体目のゾロアになってくれます。ガブギラのちょくげきだんやサイレントラボ、オカルトマニアには気をつけましょう。

ウソッキー(sm1+):1枚
 現在のエクストラ環境は横並びに展開することが非常に多いので、このポケモンを1ターン目に出すだけでかなり相手の動きに制限がかかります。逆もまた然りで、こちら側も出されると動きづらくなるので早めに処理しましょう。5体ライオットビートで倒せます。

ウソッキー(XY9):1枚
 デッキの母数が多いであろうと予想したカビゴンVmaxに対してカウンターするために採用しました。ザシアンVのブレイブキャリバーなどを返すこともあります。

ミミッキュ(sm8b):1枚
 こちらも、デッキの母数が多いであろうと予想した3神をカウンターで倒すために採用しました。

タマタマ(BW8):2枚
 ときどき1枚採用のゾロアークを見かけますが、個人的には2枚必須だと思っています。理由としては、
・このデッキはとりひきのコストをタマタマに頼っている部分が大きい
・1枚のみの採用の時にサイドに落ちると立ち回りがやや難しくなる
・本来であればコストの重いハイパーボールやパソコン通信のコストを実質0にできる
ことなどが挙げられます。
 ぞうしょくからベンチに出してライオットビートの打点上げができることも忘れずに。

カプ・テテフGX:2枚
 初動で1回、中盤〜終盤にかけて1回ずつ使いたいので2枚採用。バトルサーチャーで使い回すデッキであるため、サポートの現物をサーチできるこのカードはやはり強力です。

デデンネGX:1枚
 このデッキは時のパズルやバトルサーチャー、ダブル無色エネルギーなど不用意に捨てられないカードが多く入っていますが、シェイミでは間に合わない時や、どうしても欲しいカードが山札にある時に強制的に引けるため1枚のみ採用。

シェイミEX(XY6):2枚
 先攻を取らされた場合にも最低限の展開ができるように2枚採用。どのタイミングで使っても強いです。さすがは殿堂ポイント(死語)1ポイントのカード。

グッズ:23枚

ハイパーボール:4枚
 ぞうしょくと2回言うだけで好きなポケモンをサーチできる魔法のカードです。

クイックボール:4枚
 ぞうしょくと1回言うだけで好きなたねポケモンをサーチできる魔法のカードです。

時のパズル:4枚
 あらゆるカードを使いまわすことができます。ゾロアークデッキに入れない理由が無いので4枚採用。

バトルサーチャー:4枚
 状況に合わせて任意のサポートを使うことができます。ゾロアークデッキに入れない理由が無いので4枚採用。(2回目)

かるいし:2枚
 カウンター寄りのこのデッキではアタッカーのスムーズな切り替えが必要になる場面が多いと感じたため2枚採用しました。

ちからのハチマキ:1枚
 1枚あるとなにかと便利で、かゆいところに手が届くので採用。このカードに関しては採用理由が薄かったので要再検討。

レスキュータンカ:1枚
 1枚あるとなにかと便利で、ポケモンをコストにしてしまった際のリカバリーが容易になります。

フィールドブロアー:1枚
 なにかと割りたいカードが多いので採用。2枚目を検討しても良かったと思います。

カウンターキャッチャー:1枚
 不利時に限り、疑似的にフラダリ+オカルトマニアorN(アクロマ)の動きを取ることができます。影のMVP。

パソコン通信:1枚
 ぞうしょくと2回言うだけで好きなカードを1枚サーチできる魔法のカードです。

サポート:7枚

アズサ:1枚
 このデッキは初手の展開が重要になってくるため、確実に横に並べやすくするために採用。

N:1枚
 序盤、中盤、終盤といつ使っても強いカードです。

グズマ:1枚
 もはや説明不要の強さ。バトルサーチャーで使いまわせるので1枚採用。

アクロマ:1枚
 エクストラ界最強のドローカード。10枚以上ドローできると宇宙が見えてきます。

オカルトマニア:2枚
 ゾロアークが今もなお環境に残っているのはこのカードの存在が非常に大きいです。最大10回使えます、対戦相手を分からせましょう。

グラジオ:1枚
 メタカードがサイドに落ちてしまった際にケアできるカード。正直なところ、贅沢枠だったので入れ替え候補筆頭です。

ポケモンレンジャー:1枚
 流行ると予想した3神や、グッズロックに対抗するために採用。グッズロック下で使用する際は、バトルサーチャーを使ってそのターン中に回収するようにしましょう。グッズを二度と使えなくなる場合があります。

スタジアム:3枚

スカイフィールド:3枚
 ゾロアークと最も相性の良いスタジアムと言っても過言ではないです。ウソッキーを出せばこちらにのみ恩恵が受けられます。

エネルギー:6枚

ダブル無色エネルギー:4枚
 このエネルギーがないとまともに技を使えません、最大の4枚採用。

カウンターエネルギー:2枚
 ウソッキーとミミッキュ、非GXゾロアークを動かすために必要なエネルギー。多すぎても困るので2枚のみの採用。

7.デッキ変遷 ~シティリーグ12月編~

 CL愛知の結果から、超越オロヨノ、3神(+3鳥)(+レシゼク)、ヤミラミLO、ゾロラッタ、ウルネクダストなどのデッキタイプが大半を占めていることがわかりました。そして何度か調整を続けていくうちに、とある結論にたどり着きました。

これ、カウンター要素いらなくない??
き~づいちゃったき~づいちゃったわーいわい

こうして完成したリストがこちらになります。(過程省略)

画像3

8.CL愛知からの変更点

 まずは抜けていったカードから。

カプ・テテフGX:2枚→1枚
 苦渋の決断でしたが、1枚あれば足りると判断しました。

ウソッキー、ミミッキュ、カウンターエネルギー
 前述した通り、カウンター寄せにする必要がなくなったため外れました。

グラジオ
 サポ権を使ってまでサイドから回収したいカードがなくなったため外しました。

ポケモンレンジャー
 3神やグッズロックは減るだろうというメタ読みの元、外しました。


 続いて新たに採用、追加されたカードです。

アローラベトベトン、アローラベトベター
 疑似的なオカルトマニア+Nを実現するため、また、先攻サポート禁止の影響からシェイミデデンネに頼っているデッキが多く、前述した通りNと併せて後半に蓋をすることもでき、上手く刺さると思ったため採用。やはりゾロアークとアロベトの相性は抜群です。

ガマゲロゲEX
 主にLOデッキ、ウルネクダストを意識した採用になりました。やはりグッズロックこそ正義。1枚あれば足りると判断しました。

ミュウ
 このポケモンがいるだけで、相手はサポ権をオカルトマニアに使わないとスカイレジェンドGXを通せなくなるため、要求値がかなり高くなります。

バトルコンプレッサー
 CL愛知時になぜ採用しなかったのか。山札とトラッシュを3枚ずつ強くすることのできるカード。枠の都合で1枚のみの採用。

フィールドブロアー:1枚→2枚
 ここを厚めにしないとサイレントラボやダストダスの特性から抜け出せないこと、単純にポケモンのどうぐが多く採用される環境であると予想したことから増やしました。

ザオボー
 主にLOデッキのいのちのしずくやトロピカルビーチをロストさせるために採用しました。相手の動きが鈍い時などに特殊エネルギーをロストさせることもあります。

9.デッキ変遷 ~シティリーグ1月編~

 シティリーグ12月の結果から、名古屋では上位に様々なデッキタイプが見られましたが、千葉と大阪では超越オロヨノが多く上位に残っていることがわかりました。また、超越オロヨノにある程度有利を取れる(と思っている)ヤミラミLOも増えるのではないかと予想しました。

 今回は優先枠を取れる2位以上を狙っており、「○○のデッキタイプは切る」といったことができませんでした(今回は主にヤミラミLO)。そのため、多少枠を削ってでも広いデッキタイプに対応できる形に構築を変更しました。

 完成したリストがこちらになります。

画像4


 実際に予選でヤミラミLOと対戦し勝利しているため、この判断は間違っていなかったと思えます。

10.シティリーグ1月からの変更点

 今回も同様にまずは抜けていったカードから。

デデンネGX
 なくてもなんとかなる場面や、やはりシェイミで事足りること、サーチャーパズルの巻き込みなどの点から外しました。

ザオボー
 後述のロックによって、採用理由としていた いのちのしずくやトロピカルビーチのロストの必要がなくなったため外しました。

スカイフィールド:3枚→2枚
 これまでの経験から、2枚でも足りること、混沌のうねりを出した方が強いマッチアップもあることから1枚減らしました。


 続いて新たに採用されたカードです。

プレシャスボール
 少しでもゾロアーク、テテフに触れるカードということで採用しました。

マリィ
 このカードはヤミラミLOをかなり意識して採用しました。ブルーの探索やトロピカルビーチで引いてきたポケモンレンジャーをデッキボトムに沈め続けることで、グッズロックから抜け出すことを許さない動きができます。Nと違い序盤から手札干渉できることも高評価です。

混沌のうねり
 このカードとブルブルパンチ(+マリィ)を組み合わせたロックにより、対ウルネクダストとヤミラミLOの勝率がかなり上がりました。

11.最新版のレシピ

 シティリーグを終えてからの調整を経て、現在はこのようなリストになっています。

画像5

 3神(+3鳥)(+レシゼク)に対する回答が曖昧なままでしたが、ロップリン+カウンターゲインで対応できることがわかり採用しました。また、それに伴い、必要パーツをサーチすることのできるセンパイとコウハイも採用しました。
 ターゲットホイッスルは
・1度倒したシェイミを再び呼び出して倒す
・ロップリンの打点を強引に伸ばす
・相手の不必要なたねポケモンをベンチに出させてスペースを埋め、(こちらのウソッキーと合わせて)テテフデデンネシェイミ展開を阻害する
・こちらのアクロマで引く枚数を増やす
など、やれることがとても多くこのデッキにかみ合うと思ったため採用しました。

12.最後に

 この度は本記事をご購入いただきありがとうございました。
 2月に入り、エクストラバトルの日も始まりましたね!(記事間に合わなかった)本記事を読んで久しぶりにゾロアークを使いたい、とりひきしてみたいと思った方はぜひ、このゾロアークを使ってみてください!!
 本記事を通して多くの方にゾロアークの良さが伝わっていればいいな、と思っております!!

 各デッキに対する立ち回りに関しましては、ご要望があれば随時追加していく予定です。

 本記事に関してご意見やご質問等がありましたら、ハYのTwitter(@yukarun_0828)
のDMまでお願いいたします。

 ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!!

ここから先は

0字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?