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無意識を、意識しようにゃ。

私は文章による「強み分析」を行っています。
強みを探るための質問もしていきますが、それ意外の一見強みには関係なさそうな問いかけもしていきます。

文章にはその人自身が驚くほど表れます。

もちろん、私自身も自分の文章からそれを日々思い知っています。
明日で、noteへの投稿も240記事になります。誤字脱字を含め、その時々の感情の起伏や思考の癖を思い知り、大声で叫びたくなるほどです。

世の中には「強み分析」「強み診断」といったものが多くあります。
ただその人自身を見つめているだけでは答えは出ませんので、やはり質問に答えるといった形で進めていくでしょう。

その中に、「無意識でできてしまうことはありますか?」という質問を投げかけるものがあります。

自分の中では特に無理せず当たり前のようにしていることが、他人にとっては「すごいね」と言われる。それこそが強みだということです。


「あなたの好きなことは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人を、羨ましく思うことがありました。

羨望というよりも、焦りです。
なぜならば、私の中でこだわりのある「好きなもの」は存在しなかったからです。


音楽も聴くけど、幅広いジャンルを聴くからマニア的なこだわりもなく。
それこそ、全般性不安障害を長く患い、外出がままらない時期を過ごしていたため、「旅行」とか「おでかけ」にも反応できません。
むしろ、今でも旅行に行ける心身的な自信はないので。

ここまで考えると、
「好きなものがないって、つまらない人みたいで嫌だなぁ」という焦りみたいな感情が生まれてくるのです。

そうして、自分自身の「強み分析」を置き去りにして、何か楽しいことや興味を惹かれることがないか、探し始めてしまっていました。

そう。
この行動こそが、私という人間そのものだったのです。


無意識を、意識しようにゃ。

最近、「探し始める」という自分の思考と行動の癖を認めることができました。
好きなものというのは、マニア的な要素がなくてもいいだろうと、やっと認めることができたのです。

「幅広いものが好き」「広く浅く好き」それでもいいかと思えるようになりました。
なぜならば、どう考えても私自身の行動が、幅広く、広く浅くを求めるものだったからです。

少し気になる言葉があれば、ジャンルを問わず調べてみる。
深くを知ろうとはしないけれど、似たジャンルの別のことが気になって調べ始めたりする。

そうやって私は、無意識に「いろいろなものを、広く浅く知ることが好き」という行動を起こしていました。

たくさんの人が、自分が見逃しがちな「無意識」に気づき、認めることができたら、もっと自分を楽しめるのではないかと感じました。


こんな気持ちになれたのは、出会って一年くらいの友達とたまに交わす言葉のやり取りだと思っています。

『思考の壁打ち』は日常にあふれています。
ソーシャルディスタンスが必要な世の中だけれど、自分を理解するために言葉を交わせる人がいることも大切だと思います。

それがSNSつながりの、知らない人だったとしてもです。

大切な友達に感謝を込めて。
今日のnoteを閉じます。




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