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他人に気を遣い過ぎて損した気分になってしまうアナタへ

アナタは、親切派、それともお節介派?

気を遣う、気が利く、気を配る、気を砕く、
言い方は、いくつもあります。
人によってどんな行動を取るのかもそれぞれです。

どれも周りに配慮した言動を表す言葉ですが、喜ばれるか重たくなって疎ましがられるかと分かれるポイントがあります。

それが、親切なのかお節介なのかです。

親切は、その場限りで、あっさりしていて、好感がもたれます。

お節介も親切のうちだと捉えられがちですが、お節介は押し付けがましく相手としては、はやく離れてほしいという印象を持ちます。

まず、一度、自分で俯瞰してみましょう。

アナタが気を遣い過ぎるようになったきっかけは?

50歳を過ぎると、気を遣うのも自然に反応してやっているので、何がきっかけでそれをするようになったかと言われてもすぐに答えが見つからないかもしれません。

しかし、必ずどこかから始まっています。

ー親の言動が反面教師になった
ー学校の同級生で気を遣っている人に憧れを持った
ードラマや映画でステキな女性が気を遣える人だった
ー気を遣ったら、上司に褒められた
など、何がきっかけは人によってさまざまです。

多感な時期に、ステキな人を見たら憧れるし、あんな風になりたくないと思うこともあれば、喜ばれた、褒められたことがうれしくてそれを習慣にしていったとしても、ちっとも不思議なことではありません。

では、、、

アナタが気を遣える人になって、何を得たかったのでしょうか?

私たちは、何か行動を取るのには、必ず望む目的があります。

もし、この目的がアナタの中で明確になっていないとしたら、気を遣い過ぎて損をしている気分になってしまう可能性が高いです。

ー気を遣える素敵な女性だと思われたい
ー気を遣える仕事ができる人だと思われたい
ーいい人と思われたい
ー気を遣える人だから仕事が回ってくるはず
ー気を遣えるほうが良いと思っている

なんとなく、アナタが望んでいた目的が見えてきましたか?

目的の裏に潜んでいる本音に気づこう!

一見すると、どれもこの目的の何がいけないの?と思うかもしれません。

しかし、良く考えてみてください。
もし、アナタが良い人、できる人だと自覚していたら、そんなことを敢えて望むでしょうか?
それを望むということは、どういう状態だからでしょうか?

今の自分は良い人ではない。
今の自分は仕事ができる人ではない。
と、どこかで自分をダメ出ししていませんか?

自分にはムリ
自分なんかに
どうせ、自分には
が、口ぐせになっていませんか?

すると、もっと何かプラスしなくては、もっと違う誰かにならなくては、と頑張ってしまっている状態が、気を遣い過ぎているに結びつくのです。

損をしている気がするのは、目的のものが得られなかったから

アナタがどれほど自分の時間をつかって、目くばせして気を遣ったからと言って、周囲は必ず毎回アナタに対して感謝してくれるわけではありません。良い人だと承認してくれるわけでもありません。

すると、アナタはどう思うでしょう?

折角やってあげたのに、わかってないわ。どれだけ大変なのか。
と、損した気分になってくる。

差し出したサービスに対して、感謝、評価、承認(=他者承認)が得られるのは当たり前だと思っていませんか?

気を遣うのは、自分のためではなく、相手のためです。
相手が喜ぶかどうかは、相手が感じるものです。

もし、目的が明確に他者承認であるならば、人の感情は、いつも同じではないことは経験値で理解しているはずです。目的が達成しなかった場合、じゃあ、次はどうすれば上手くいくか?と、考えるので、少なくても損した気にはなりません。

気を遣わなくてもアナタが周囲から認められるとしたら、アナタはどちらを選択しますか?

まだ、気を遣い続けます。

いいえ、必要以上には気を遣いません。

必要以上に気を遣わない。とは、
相手には、それができると信じて見守ることも優しさです。
相手が必要としたときに、必要とされたことを手助けするから喜ばれます。
自分のペースではなく、相手のぺースに合わせることも気遣いです。
そんな気遣い方もありますよ。という一例です。

どちらの答えもアリです。

何がお伝えしたいかと言うと、アナタには選択肢がいくつもあると言うことです。

周囲を見渡せば、気を遣わなくても印象の良い人や好かれている人いますよね。気を遣う人を見てどんな印象を持ちますか?
客観的に周囲の人、自分のこと見てみましょう。

もっと自分を大切に生きよう!

気を遣うことが良いとか悪いとかではなく、気を遣う人でなければならないと思っている本音に、こんな自分ではダメだと言う本音が隠れているなら、それが、一番もったいないです。

どんな自分なら良いのでしょうか?
どんな偉人でないと自分の才能を自覚してはいけないのでしょうか?
アナタがいるだけで喜んでくれる人はいないのでしょうか?

他人に気を遣うよりも、まず自分に気を遣いましょう!
自分の気持ちに、自分の身体に、自分の個性と言う才能に、

生まれて50年以上自分と共に生きてきてくれている心や身体や脳に感謝して、これからもお付き合いよろしく!で生きていけたら素晴らしいではないですか。

もっと、自分を大切に生きていきましょう!




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