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本音とは、要求ではない!

本音で言えば・・・

本当は、相手に何を伝えたいんですか?
それが、本音ですよ。

と、お伝えすると・・・

「もっと、こうしてほしい」
「一人の時間がほしい」

と、言いたかった。

それは、本音ではなく要求です!

要求とは・・・

要求の大前提は、「今そうなっていない」を相手に伝えることになります。

今そうではないから、こうしてほしいと要求が出てくるのです。

そして、こうした要求は、「状況・状態」を求めることが多いです。

これが、本音ではないところです。

本音とは、本当の気持ち

気持ちなんです。
感情です。

敢えて言えば、
その要求を受け入れてくれることで、どんな気持ちになれるのかが本音です。

「もっとこうしてほしい」
に隠れているのはどんな気持ちでしょうか?

例えば、
 どれほど大変かわかっているの?
だとすれば、本音は
 わかってもらえなくて、「悲しい」
になるでしょう。

それが、本当の気持ち、本音です。

本音に気づけない

本音を出すことを良しとしない風潮があり、そんな中で生きてくると本音が何かに気づくことさえ一苦労です。

色んな角度から問いかけられて、ようやく、「あ、そうかもしれない」と気づけるのです。

ほとんどの場合、本音で話をする会話をせずに育ってくるので、仕方がないことです。

そして、お互いが本音に気づかないまま会話をするので、余計なストレスを感じあうことになるのです。

感情の種類

・喜び
・愛
・感謝
・力があるという感覚
・自由
・愛
・情熱
・熱意
・意欲
・幸福
・前向きな期待
・楽観的
・希望
・満足
・寛ぐ
・安らぎ
・退屈
・悲観的
・不満
・苛立ち
・焦り
・打ちのめされた状態
・失望
・疑い
・軽蔑
・心配
・非難
・落胆
・否定
・拒絶
・後悔
・怒り
・復讐心
・嫌悪感
・嫉妬
・不安
・罪悪感
・自信喪失
・怖れ
・悲しみ
・絶望
・無力感
・疲れ果てた(無気力)

感情の違いは周波数の違い

感情に良い悪いはありません。
良い悪いとそれぞれの人が意味付けしているだけです。

感情は波動なので、波形が異なります。
この違いを例えると、テレビやラジオのチャンネルです。

合せるチャンネルによって、受取る番組が変わるのと同じです。

どのチャンネルにいつも合わせていますか?

あなたはいつもどの感情を選択していますか?

そのチャンネルに合わせている間、あなたの目の前に起きてくる現実は、その感情を感じられるもののはずです。

いつもまだ起きていない未来に向けて不安や心配ばかりしていると、それが現実になってしまいます。
すると、やっぱり、心配的中!と、思うと、さらに不安や心配ばかりしてしまうのです。

なんか、いつも同じようなことが気になってしまう。
人生を変えたいと思うのに、思うように現実が変わらない。
と思うなら、きっと同じ感情のチャンネルに合わせているはずです。

本音に気づくといいコト①

私たちは、ネガティブと言われる感情を感じたときほど、それを隠そうとします。

それが、会話の行き違いを生じ、不必要な苛立ちをもたらすことが多々あります。そして、人間関係やコミュニケーションに煩わしさを感じ、生きづらくなります。

しかし、本音を隠さずに相手に伝えられたらどうでしょうか?
例えば、相手から責められているように感じる会話
「そんな言われ方をすると、罪悪感を感じてツライです。」と言えると、スッキリしませんか?

大体の人であれば、そう言われたら、言い方を変えようとしてくれるでしょう。すると、言われっぱなしで身の置き所のない苦痛な時間を軽減できます。

また、相手に対しての不快感も軽減するはずです。

本音に気づくといいコト②

同じ話をされても、罪悪感を感じない人もいます。

では、どうしてあなたは罪悪感を感じてしまったのでしょうか?

よほどのショックなトラウマ(心的外傷)でなければ、それは、あなたの思考グセなはずです。

そういう思考グセがあるんだな。と気づくことができたわけです。

感情は感じ切ると終わりです。
身体に感じる感覚を感じ切ってしまいましょう。

本音に気づくといいコト③

自分と向き合って、掘り下げていく場合、その思考グセで罪悪感を持つことによって、あなたにどんなメリットがあるのかを見つめていきましょう。

例えば、
子供は、これをやっちゃいけない!と、言われたことほどやりたくて仕方がない。だから、親に内緒でそれをやってしまうことがあります。
そして、それをやっていないと親にウソをつきます。
こうして、罪悪感を持ってしまった場合、
大人になって、自分のやりたいことをしようとすると、罪悪感が沸き上がる。ので、トラウマを癒そうとするワークもあります。

しかし、子供の頃の、親に対してついた嘘や誤魔化しを忘れてしまっていることもたくさんあるはずです。

なのに、なぜ、それをトラウマだと言って、罪悪感にしているのでしょか?

アドラーは、その罪悪感を持つことによって、あなたに何かメリットがあるからだと言います。

例えば、自分のやりたいことを始める不安や怖れにくじけそうになってしまったときに、罪悪感があるからできない。と、できるのです。

こうして、あなたが握りしめている感情や、なぜずっとそれを握りしめているのかがわかれば、必要なければ手放すか、どうか選択できるのです。

自由でラクに生きるために・・・

本音に気づくことはとても大切です。

自分のことを自分が一番わかってないものです。
隠しているつもりでも、周囲にはバレていることは多いです。

それに、本音に気づく掘り下げは、少し練習が必要です。
これまでやってきてないことですから、、、

また、自分が気づきたくないことほど、スルーしてしまいます。

そのために、一人でなんとかやろうとすると挫折したり、
掘り下げが上手くいかず、反って焦りが増してきます。

ぜひ、あなたの言葉にしっかり耳を傾けて、色んな角度から問いかけてくれる人と一緒にやっていきましょう。

私もサポートしていますので、よければお声かけくださいね♪




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