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宝石あれこれ⑤レピドクロサイトインクォーツ

みなさん、こんばんは。
昨日はクォーツに深いブルーの内包のルースを紹介しましたので、本日は深い赤が内包されたルースを紹介させていただきます。
私が所有しているのはレピドクロサイトインクォーツです。
一般的に『ストロベリークォーツ』と呼ばれてがちですが、ストロベリークォーツは他の鉱物を内包しているもののほうがよく知られています。
エピドートやマンガノエピドート、ゲーサイト、マイカインですね。
色もピンクに近く、全体的に色が入っている感じです。
以下の画像が一般的なストロベリークォーツです。

ストロベリークォーツ

カザフスタン産のものが多く、石言葉も『愛情』『夢の実現』という非常にスイートなイメージです。
それにくらべますとレピドクロサイトインクォーツはもっと強い感じです。
実際に石言葉は『信念』や『決意』。
自分を変えたいと願う人に、迷いを振り払って突き進むよう導く石なのです。
私の所有する石は10.7カラットのカボションカット
縦約17.0ミリ×横約11.9ミリ×高さ約7.3ミリ となかなかの大きさ。
表面の研磨の状態も良く、ジュエリーとして加工するのも可能です。
(まだ何を作るか考えておりませんが・・・)

レピドクロサイトインクォーツ

たしか蚤の市のようなところで、変わったルースばかりを扱っているおじさんから買いました。
私はこのカボションカットが金魚鉢みたいに見えて、金魚が泳いでいるようだと思ったんです。
それで気に入って購入したのですね。
勝手に『金魚石』と呼んでいました。
この石、不思議なことに手の甲に乗せると、ムーストーンのようにぼんやりと白く見えるんです。
そしてところどころ青いゆらめきが見えて、金魚の存在が淡くなるんです。
それでまだルースのままにしてあります。
宝石は手に取ってみると表情を変えたりするので、奥が深いですね☆

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