【ちゃんと】の呪縛~「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本 読書会~
とあるご縁から【「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本】の読書会に参加しました。この読書会、何がすごいって、著者の小田桐あさぎさんも参加!
私がこの本を読もうと思ったきっかけは、育休生活のストレスからプチ家出をしたこと。
バリバリ働いていた生活から、専業主婦の家事育児生活に。
この大きな変化で、これまでの人生で一番のストレスをかかえていました。
育児による睡眠不足や忙しさ、といったストレスもありますが、知らず知らずのうちに、自分にたくさんの「ちゃんと」を課してストレスになっていたんです。
たとえば家事なら
・子どもが産まれたから家はとにかく清潔に!毎朝起きたらまずは家中をクイックルワイパー
・苦手な料理も、専業主婦の今はちゃんと作らないと。主菜・副菜・お味噌汁バランスよく
・子どもの洗濯物は別々に洗おう
育児なら
・育児本をたくさん読んで「良い育児」「正しい育児」を勉強しよう
・お散歩は毎日しなきゃ
・絵本を毎日読み聞かせなくちゃ、3歳までに10000冊とか言うし
・離乳食は手作り
などなど・・・
自分で自分を追い詰め、苦しんでいました。
でも、小田桐さんが解説された通り、
ちゃんと=他人の価値観 なんです。
ちゃんとを手放す、というのは、自分らしく生きること。
他人の価値観ではなく、自分の価値観・判断軸で生きていけばいいのです。
自分がよければ、小田桐さんのようにお風呂週1回だってよいのです。笑
私はこの本を読んで、少しずつ「ちゃんと」を手放してみました。
こどもの洗濯物は別々に→新生児ではないから、一緒に洗っちゃえ
お散歩は毎日しなきゃ→別に2日に1回でもいいか
夜ごはんは主菜・副菜・味噌汁→主菜と味噌汁で十分! etc
一つ一つは小さな変化ですが、これが毎日のこととなると、結構なストレス軽減につながっていることを実感しています。
また、小田桐さんの言葉で印象的だったのがこちら。
「日本はオールマイティ―を作る教育。そうではなく、才能をどんどん尖らせていったほうがよい」
「人は唯一無二の魅力を持っている。その魅力を輝かせることが大事」
得意なこと、才能はどんどん伸ばす。
苦手なことは、無理にオールマイティーを目指さない。「ちゃんと」できなくてもよい。
私は、そう解釈しました。
これ、子育てにも通ずる大事な考えですよね。全てがそこそこできるよりも、その子なりの好きなこと・得意なことを伸ばしてあげたい。
そんな意識を常に頭の片隅に置いておきたいと思います。
そして、この読書会の大きな特典!?である、小田桐さんご本人による魅力タイプ診断。
この診断については、小田桐さんのブログで解説されています↓
私は王様タイプでした!
王様タイプは、「自我」を大事にする人。
裏を返すと「人に合わせる、人のためを考える」というのは苦手!笑
そ・・・そうだったのか笑
自分についての新たな発見もあり、大満足の読書会でした!
それにしても…著者ご本人の方との読書会という、贅沢な体験。
今回のご縁に感謝です^^
頂いたサポートは、子どものために使わせて頂きます(^^)本当にありがとうございます。