青梅ゆかり

AVシナリオライター、ティーンズラブ原作者です。

性に関する女のホンネ

青梅ゆかり

4本

AV、TL（ティーンズラブコミック）のシナリオライターが、AVの現場で感じたこと、女性向け漫画から見る女性の考え方をを綴っていきます。女性のみなさんには「そうそう！　わかるわかる！」と思っていただけるよう、そして男性のみなさんには「女性はこんな風なことを考えているのか」と知っていただけると幸いです。

日本の未熟さを露呈するセクハラ問題

私は男性に欲望を向けられることがとても苦手でした。高校生くらいから20代の始めのころまで、混んだ電車に乗ったときに、なんども痴漢に遭ったからです。お尻や股間などを指で触られ、逃げても追いかけてくる。その場で声をあげられるようになったのは、何度も何度も何度も被害に遭った後のことです。最初は、勘違いなのかなと思いました。でも、執拗に繰り返す指使いはどう考えてもおかしい。どうしてそんなところを触られるのかもわかりませんでした。それが痴漢行為だと気づくと、激しい怒りが

映画『娼年』を観てきました

ストーリーの8割がセックスシーンという『娼年』を観てきました。もうね、もう……ガックリです。松坂桃李くんのセックスが女からすると辛すぎて。あんなに乱暴にガンガン突かれたって、気持ちよくもなんともないですよ。あんなに乱暴にガシガシ手マンされたら、気持ちがいいどころか痛くて悲鳴を上げそうです。映画を観ながら「男性向けのエロビデオを観ているようだな」と思っていましたが、案の定、主役の松坂桃李さんはテクニックをAVで研究したのだそうです。やはりAVは男性にとって性

青梅ゆかり

6年前

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不倫もののエロを楽しむ男女の性差

男性向けのAVでは、人妻ものに一定の人気があるようですね、そんなシリーズがいくつかあります。ほんとうに、男性はなんというかポジティブだなあと感心します。人妻っていうことは、夫がいるということ。男性向けAVの多くは「刹那的な関係を無責任に楽しみたい」という願望が現れていると感じます。人妻も、その象徴でしょう。背徳感にも浸れます。視聴者は寝取る男の視点で物語を楽しんでいるのだと思いますが、夫の立場を鑑みたりはしないのでしょうか……？視聴者が男性で、既婚女性とのセック

青梅ゆかり

6年前

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女性の私がAVシナリオを書く理由

2017年に、AVのシナリオライターとしてデビューしました、青海ゆかりといいます。私が「AVのシナリオを書いている」というと、とりあえず男性たちの目が輝き出します。飲み会の鉄板ネタですね。でも中にはやっぱり、顔をしかめる人もいます。「すぐやれそう」みたいに勘違いなさる方もいらっしゃいます。そのたびに、私は「なぜ私がシナリオを書くことにしたのか」を説明することにしています。私はシナリオを書く前に3年ほど、AV専門のエキストラをしていました。出演はしますが、エロ

青梅ゆかり

6年前

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