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【週刊】中1男子 #16 「学習相談を受けてみた」

01 | 学習相談を受ける

長男の学習について客観的なプロの視点を入れたほうがいいかと思い、大手予備校の進路アドバイザーのご経験があるリカ先生の学習相談を受けてみました。

02 | 事前準備

初めてのオンライン学習相談。

長男と一緒に受けたかったので日時調整に気を使った。とにかく、友達から誘いの電話があるとふらっと出かけてしまう。だから、午後に部活がある日のお昼時に設定。(部活前に遊びに行くことはあまりない)

私はリカ先生と学習相談前にテキストでのやりとりをしていたが、長男にはまったくの初対面であるため
・私が事前にリカ先生に送った相談したい内容
・リカ先生のプロフィール
を長男に見せて情報共有。

当日ふらっと出かけてしまったり、ケンカして出席しないと言ったりしないか直前まで心配でしたが、一緒に出席できました!

(相談の途中でそわそわしだして何かと思ったら、「今日の部活で夏休みの宿題が終わっていることをチェックされる」と言い出して、後半抜けましたが、、)

03 | 学習相談内容

簡単な自己紹介のあと、リカ先生から長男に「将来やってみたいことや進学先について考えてる?」と質問いただいくところから始まりました。

◆私から相談したこと

・学習習慣がない、学校の宿題や提出物がギリギリだったり内容がずさん。問題やって間違えたらそれをわかるまで繰り返すなどしない。
・学習能力の割には学校(公立中学)の成績が低い。
・本人に向く進学先はどう考えたらいいか。
・私が普段から長男に言っていることがまったく本人に響かない。
(勉強は自分の可能性を広げる+生涯賃金を高くする確率をあげるため、公立中学の成績の付け方や内申は学習理解力とは関係ない意味のない部分が大きいがそういうルールだからゲームだと思って淡々とやるしかない)

◆リカ先生からお伝えいただいたこと

◇長男の印象
・かなり落ち着いていてしっかりしている。
・いま現在、学習について本人はなにも困っていない。
・見栄がない。競争に興味がない。
・親と良好な関係。
◇長男(+私)へのアドバイス
・将来の職業や進学先にイメージがいまないのであれば、職業図鑑を見たりして職業をイメージしてそこから進学先を考えてみるとよさそう。
・こんなこと言ってくれる親はなかなかいないから、うるさいだろうけど親の話は聞いたほうがいい。
・お金があるのが当たり前だと思っているだろうけど、いま親が準備してくれている環境は簡単にできるものではない。
・いま楽しいことを選んでしまうのはわかるけど、楽しいことが大人になってもできるように最低限の学習はしておいたほうがいい。
・スポーツが好きなのであれば、例えばスポーツ科学を勉強するという道もある。
・予習のないタイプの塾に行っているなら復習は必須。復習しないと意味がない。
◇私へのアドバイス
・欲しいものがあるならそれを自分で稼ぐにはどうしたらいいかという経験をさせるのもいいかもしれない。
・進学先をどのように選ぶかは、気になる学校について通っている本人か保護者に聞ければ1番よい。
・私立には内申が全く関係ない学校もあるので確認しておいて選択肢を広げる。
・塾が楽しいようだから学習習慣はいまは塾に頼るとして、塾は学力に見合った進路指導になりがちだから、子どもの特性に合った進路選択については保護者がサポートしてあげる必要がある。

04 | 直後の感想

私は長男に「見栄がない、競争に興味がない」と指摘してもらったのが目からウロコで。

中学受験には幼すぎて向いていないと思ってやめたが、競争に興味がないなりの塾の選び方をしていれば、もしかしたら受験勉強続けていたかもしれない。

長男は「話聞けてよかった。面白かった!」とのこと。将来の職業の話が響いたかな?

意外な効果は、夏休みに入って1日の大半はお互い敵視していた長男と笑って話せる状態になったこと。
プロに話聞いてもらうって大事。そして長男の素直さに驚き。

05 | 学習相談から2日経ったいま

リカ先生にいただいたアドバイスをもとに2日で行動したことと変わったこと。

◆将来の職業選択について

長男と一緒に職業に関する本を図書館に借りに&買いに行った。長男は本を読みふけって、楽しそう。


◆学習指導について

学習相談を受けた日の塾のテストがやりっ放しだったので、(私が)丸つけをして間違いのやり直しをさせた。

「もーやりたくない、わからない、やだ」と言うのに、ほんの少し説明すると「ああ、そういうこと」とか言ってスラスラ解き始める。

学習において小学校時代はここまで踏み込まず放置していたし、中学校に入ってからはさすがにもう自由時間は満喫しただろうと思い勉強やれやれとガミガミ言っていたけれどもストレスがたまっていた。

今回の学習相談で「塾の復習はやらないと意味がない」ということは親子で共有できたので、塾の復習だけは私も確認してやらせることにした。これは最低限やるべきことなんだと思えたら、長男にどんな反応を返されても私のストレスはなくなった。

(と、たいそうなことをしているようだが、実際は15分くらいの数学の復習の話である。)

◆進学先

いくつかの私立高校について、入試要項を確認した。
調査書の提出は必要だが、明記されていないものの参考程度なのではと思える内容。

それ以上に、私立高校の場合は中学校からの内部進学の生徒とどのようなクラス編成になるのか、最初から文系と理系を別にするのかなど学校によって特色あるのだと初めて気づいた。

06 | 反省点

学習相談、受けてよかったという気持ちでいっぱいだけれども、あえて反省点があるとすれば夫との相談内容の共有について。

学習相談を受けたその日に夫には、内容をテキストで送ったものの
「とはいえ、このままで大丈夫じゃないだろ」という反応。
前向きな気持ちになった長男&私とのギャップがある。

次回相談を受けることがあれば、夫も一緒に受けられるように調整しよう!


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