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『子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい』で心えぐられた7つのポイント

隂山英男さんの最新作。

題名を見て、「今でも割と自分本位に生きてるけど」と思いつつ、何だか気になり手に取りました。


耳が痛いところ

それをまだ10歳そこそこの子どもに丸投げして、「子どもの希望に任せます」「子どもに決めさせます」などと言ってしまうのは、あまりにも無謀ではないでしょうか。

子どもの進路指導について。はい、これは私がやってしまったことです。もうちょっと子どもの適性をみて誘導すればよかったと後悔してます。


親はどしどし子どもに関わるべきであり、時には押し付けてもかまわないのです。親の責任において堂々と押し付ければいい。問題は、その押し付けた内容、あるいはこれがいいと思った内容が、適切なものであるかどうかという、その一点です。

この気持ちが足りないのかも。特に「親の責任において」というところ。


貴重な時間を有効に使うには、時には惜しみなく資金を投じて、必要なものを手に入れる方がいい場合もあります。

家電や駅近マンションという「自分の時間をつくる」ための投資はしていますが、自己研鑽など「自分の将来をつくる」ための投資という面ではまだまだ。


ピンとこなかったところ

「子どもには子どもの人生がある」とか「年を取っても子どもに面倒を見てもらおうとは思わない」とか言う人がいますが、私は無理です。

長男が中学生になって「この子は本当に私とは別人格」「健康で幸せな状態で早くひとり立ちしてほしい」としか思わないので、この部分はよくわかりませんでした。

ただ、ここら辺の気持ちが子に進路に強く介入できないところとリンクしているのかもしれないです。


へーなるほど!なところ

読書は脳トレにいいだけでなく、健康寿命も延ばしてくれる。

これは面白いと思って、長男に「何が健康寿命を延ばすでしょうか」とクイズをだしました。長男は「どんなデータでAIはこういう結果を出したのか知りたいけどね~」と言っていましたが。


今や筋トレは成功と幸せの必須項目とすら、私は思います。

隂山先生はパーソナルトレーナーをつけて筋トレをすることになるのですが、そのきっかけが意外で面白いです。ある有名人のトレーニング映像を見たことがきっかけなのですが・・詳しくは本書を読んでみてください。


たとえ現実が厳しくても、明るい未来を思い描けば希望を持って生きられます。その未来は「久米宏のインタビューを受ける」や「文藝春秋から本を出す」のように、途方もないことでいいのです。

なるほど、とってもいい!私はラジオ番組の20~30分のゲストコーナーで安住紳一郎さんやジェーン・スーさんに何かのプロとしてインタビューされたい!



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