「不器用な泣き虫」が社会人になれた話
【不器用の原点】
私は不器用だ。不器用すぎるため平均に追い付くまでに時間を要する。周りが0点からスタートをするならばおそらく私は-50点からスタートをする。平均に追い付くまでの時間に幾度となく涙を流し、毎回苦しむのである。
器用に何事もこなす人が羨ましい。そんな人になりたいと漠然ながら思っていた。大人になれば器用に物事をこなせるようになり、つまずくことは減るのではないか。幼心に思っていた。
【幼少期からアルバイト時代まで】
5歳から12歳までクラシックバレエを