Flower Wall
この歌の妄想は作者の実体験も少しだけ含まれます。
様々な解釈があるとは思いますがこれは私の描くこの曲の妄想ストーリーです。
この曲はハッピーエンドな曲ではありません。
愛し合っていながらも結ばれることは絶対にない二人の愛の物語。
私にはそう聞こえます。
Flower Wall
花の壁
色とりどりの花でできた壁の中で一緒に過ごす男性と女性がいます。
二人はお互いの気持ちに気づいています。
でも気づいてはいけないことも知っています。
それを知りながらも二人で過ごせるわずかな時間を共有し、過ごしているのです。
なぜ気づいてはいけないのか、
それはどちらかに配偶者がいる不倫だからかもしれません、
先生と生徒のような禁断の関係だからかもしれません。
けれども二人は出会った瞬間「透明な血」が流れるのを感じました。
お互いの欠けたところを埋め合うように惹かれ合うのに時間はいらなかった。
たくさんの喜びを分かち合い、たくさんの悲しみ、絶望を経験しながらも
一緒に居られるのはFlower Wallに囲まれている時だけ。
二人を拒み、守るようにそり立つ花の壁
一緒に居てはいけない、触れてはいけない、
この関係を進めてはいけない
互いに理解し合いながらも一枚のタオルを挟んで手を握り合う。
この壁がいつか壊され、もう会えなくなる日が来るってことを知りながら・・・
読んでいただきありがとうございました。
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