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気ままに生きてる話

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日常でふと考えたこととか、ちょっとした生き方めいた話とか。
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#自分

貴方のスキマへと愛をこめて

そろそろ終わりにする時が来たようだ。  いや、いきなり? ってああ違うよ、この話じゃなくてさ。何で書いてるの、と聞かれたときに『書きたいから書いてる』なんて極論を持ち出して、現実から微妙に目を逸らすのもそろそろ、ってこと。  何故書いているのか。誰かにそう問われたとき、大抵の場合は『自己の存在を遺すために』と答えることにしている。しかしこの機会に改めて自問してみたとき、キーボードを弾く指がふつ、と止まってしまった。存在証明、それ自体に嘘はない。嘘はない……が、ではその大いなる

風にたゆたうマインド

 五月十六日、朝から風が強い。がたがたと音を立てる建具のやかましさに朝の五時前には目が覚めてしまった。けれども夜中に目を覚ましてトイレに立った記憶がないから、いつもよりかはよく眠れていたのかもしれない。ここ最近はかなり早い時間からきちんと寝る態勢を整えて眠るよう心掛けているが、中途覚醒なしで朝を迎えるのはなかなかめずらしい。  早く起きたら起きたでやりたいことはいくらでもあるといえ、その後に仕事が控えているとなるとあまり根を詰める気にもなれない。職種や業務の違いはあれど、とに

ありきたりな過去を語っても

 そんなに大したものは出ないぜ。『普通』よりは多少不幸だったかもしれないが、私の経験程度のものは周りを見渡せばそこそこ転がってる程度のもんだ。時間と環境、あとは緩い気合いで乗り越えられたものだから、それほど参考にもならないと思うしさ。ひどい病気や診断名も、とりあえずついたことはないし。  二十歳までに名字が三回変わったが、まあ数の多い少ないが変わるくらいで似たような経験をしてきた人は多くいることだろう。小学生だったり思春期真っただ中だったりの頃はその時々のレベルでツラかった

悩み無用のライティング

 さて。SNSやブログを使っているからには『何か』を発信する人には違いないわけだけど、たとえばフォロワーの方々や共同マガジンの参加者の方々みたいなお役立ち記事をポンポン出せるほどの知恵や見聞はそんなにない。じゃあせめてエッセイ的なものをと考えてみても、休日はほとんど日がな一日パソコンに向かうかゲームに向かうかしているので、盛り上がりとかヤマ場とかそういうものもそんなに多くは転がっていない。ゲームもまあ最近はプレイ時間をセーブしているところもあるし、PCで行うのはXのタイムライ