マガジンのカバー画像

気ままに生きてる話

76
日常でふと考えたこととか、ちょっとした生き方めいた話とか。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

今年もバースデイ

 さて先日また年を取った。とくに年齢非公表ということでもないが、誕生日のたびに『ファミコンと同じ年の生まれ』だと言っている気がするので、だいたいそのくらいだと察していただければありがたい。さすがに0歳児でゲーム機を買い与えられることはなかったものの、3歳のバースデープレゼントとして、当時発売されたばかりの『ディスクシステム』とともにファミコンを与えられたと記憶している。というかまだ残っている。  ディスク読み込み用のベルトはおそらく経年劣化で傷んでいるといえ、本体自体はファミ

普通にナイスデイ

 エッセイ的なものを主なジャンルとして日々書き連ねていると、ときどき困ったことが発生する。いや別にエッセイ的なものでなくても似合たような状況に陥った人はいるかもしれない。『大したネタがない』という、明快であるがゆえに切実な、何とも打破しづらい状況……。  特にサラリーマン業で変哲ない日常業務に従事しているとその傾向は顕著で、職場が多少変わったところで社外秘はどこにでもあるし、そもそもそういう話は誰も興味がないだろうから書かない、とは何度か言ってることでもある。何かこう、製造業

あるのかないのかダイアリィ

 今日はまた体調がよろしくなかった……といっても職場の付き合いに臨んでのことだから、いつものロンリー不摂生とはちょっと違うよ、ということにしておこう。誘われないと行かないものの誘ってもらえるのはありがたい話なので、たまの酒宴も悪くない。ちなみに飲みすぎてもひどく調子が悪くなるだけで奇行に走ったり記憶が飛んだりしたこともないので、すべてを忘れるためのツールとしては酒はあまり効果がないようだ。ま、何事もほどほどがいちばんなのだろう。  元気がない時にすること、というかできること

気分リフレッシュ

 たまの休日、といっても計画を立てて何かすることはほとんどない。人に会わずに、日によってはウチから一歩も出ずに一人で何かしら没頭しているのが好きだし、それにしたって明確に順序を決めたりもせず、ひたすら気の向くまま、アレしたいコレしたいと思った順に手を付けていく。いつだって予定は未定、未来は不定である。  二日続いた休日の一日目はとにかく記事を書いていた。他のこともしなかったではでないがメインはnoteで、途中まで書き進めていたにもかかわらず仕上げるのにはほぼ丸一日かかってしま

サヨナラだけが人生さ。

 四月九日午前七時、雨が強い。ついでに風まで強い。ついこのあいだ咲いたばかりの花にとっては早すぎる桜雨、ここ数日はすっきり晴れた日も少なかったために、花見気分もいまひとつパッとしないまま荒天とともに見頃が過ぎ去ろうとしている。儚いったらありゃしない。近くに小川でもあれば風に散って舞う花弁と水の流れに揺蕩う花弁とのセットでより風流を感じられようが、残念ながら樹の近くには道路しかないため、落ちたそれは人や車に踏まれるばかりである。やっぱり儚いったらありゃしない。  花に嵐のたと

お部屋リフレッシュ

 昨日から今日にかけて、結構な時間を割いて部屋を片付けている。といっても大抵のモノは置き場所を決めているし、パッと見てものすごく散らかっている、という印象もおそらくない。では何をどう片付けているのかといえば、パッと見ただけでは変化が分かりにくいところ、書類棚に収納してある書類だとか、小物入れの中とか……そういったところから、時間とともに置いとく意味がなくなってきたものをとにかくポイしている、といった具合だ。  年に3枚か4枚ずつくらいのペースで徐々に増える、その瞬間には確かに

去った弥生を振り返る

 ふと気がついたらもう4月になっていた。ウソだろちょっと前まで雪降ってたじゃん、まだ気分としては2月の後半くらいだよ、なんて無茶な嘆き方をしてみても年が明けてからはや3カ月、一年のだいたい25%が過去の彼方に消え去ってしまったのは紛れもない事実で、ここからチキューの動きを止めたり公転軌道を遡ったりもできない。なんなら今年はうるう年であるから例年よりも一日多かったはずだのに、時が過ぎていくのはやっぱり早い。  相も変わらずそんなに大したことはしてないしこのnoteにもそれほど