A Sleep Store
https://asleepstore.stores.jp本屋(ちょっと喫茶)毎週日曜日+第1・3・5月曜オープン13:00~19:00〒910-0374福井県坂井市丸岡町北横地38-10
『くまとりすのおやつ』
大きなくまと小さなりす。きいちごがなっているのを見つけた2匹は、リュックとかごを持ってでかけます。りすは小さなリュックにひとつ、くまは大きなかごにたくさんつみました。どんどん歩いておやつタイム。2匹ともおなかがいっぱいになって、お昼寝です。ちぎり絵のシンプルでほんわかあたたかい雰囲気と、心地よいリズムで進んでいくお話。優しくてのんびりゆっくりなところがとても良いです。”きいちご ぽちん ぽちんなってるか なってるよすっぱいか あまいだろ”繰り返し登場する掛け合いも楽しいです。『くまとりすのおやつ 』(きしだ えりこ ぶん、ほりうち せいいち え、ほりうち もみこ え/福音館書店)発行年月:2008.2サイズ:22cm/23pISBN:978-4-8340-2314-5
『ざっそう』
『ざっそう 』かがくのとも絵本(甲斐 信枝 ぶん・え/福音館書店)春から秋にかけての雑草の様子を描いた絵本。ページを開けば、「あれもこれも見たことある!」と誰もが見たことのある風景が広がっています。子どもの頃は、しゃがんで植物を眺めたり遊んだりしたものです。大人になると、視野が狭くなってしまうのか?雑草が広がる場所に行かなくなるのか?懐かしい!と思う植物がたくさん。改めて見てみると、おおいぬのふぐりの隣にはなずなが生えているな、とかからすのえんどうが地面を占領していくな、とか確かに…!!と思う場面ばかり。草取りしても、すぐに生えてくる雑草。雑草の世界は、ぐずぐずしてられないのです。上から、下から、仲間同士かたまって、地面の取り合い。人間は、植物を育てるためにあれこれ工夫していますが、自然と毎年繰り返される草花たちの生命力には頭が下がる思いです。発売日:1992/01/01サイズ:26cm/23pISBN:978-4-8340-0471-7
『ぼくの草のなまえ』
春のある日太郎くんがチューリップに水をあげていると、見たことのない草がはえていました。かわいい雑草。なんていう名前か知りたくて、太郎くんはおじいちゃんに電話します。たくさんある春の雑草。どんな草なのか、おじいちゃんはひとつずつ太郎くんに尋ねます。茎はどんな風に伸びてる?はっぱはどんな形?はっぱは茎にどんな風についてる?はっぱに毛は生えてる?みどりっぽい茎にみどりっぽい葉、小さな白っぽい花ななめにスッとたっていて少し長い丸の先がシュッとした葉2枚ずつ向き合っている葉すべすべのハンカチみたいな葉さて、みなさんはなんの雑草かわかりますか?植物に詳しいおじいちゃん、うらやましいなぁ🌷刺繍で描かれた植物たち。とても素敵です。『ぼくの草のなまえ』(長尾玲子/福音館書店)発売日:2017/02/10サイズ:22cm/38pISBN:978-4-8340-8319-4
『さくら』
桜の季節。有名なお花見スポットも大好きなのですが、車を走らせているときにふと見つける、静かなところにひっそりと立つ桜の木に惚れ惚れすることがあります。車をとめてゆっくり眺めたいと思いながらも、急には止まれなくて通り過ぎてしまうことが多く。。春になると、あの桜また元気に咲いているのかなと、久しぶりの友達を思い出すような気持ちになります。『さくら』(長谷川摂子 文、矢間芳子 絵・構成/福音館書店)桜の花が咲いてから1年のおはなし。花が咲いているとき以外の桜の木はどうなっているのだろう。満開のときに注目される桜の木。だけど、どの季節も、また違う美しさがあります。春に会う、久しぶりの友達のような桜の木。違う季節にも、会いに行ってみよう。発売日:2010/01/29サイズ:26cm/28pISBN:978-4-8340-2495-1
『くんちゃんのはじめてのがっこう』
『くんちゃんのはじめてのがっこう』(ドロシー・マリノ さく、まさき るりこ やく/ペンギン社)くんちゃんは今日から一年生。初めて学校へ行く日です。ドキドキわくわく。お母さんと一緒に学校へ向かいます。途中で出会う、みつばちやこうもり、ビーバーに、学校へ行くんだよと元気にご挨拶。さて、学校へ到着すると、お母さんとはさようならです。なんだか不安になってきたくんちゃん。上級生の授業も、なんだか難しそう…あんなにわくわくしていたのに、ついに、くんちゃんは教室から逃げ出してしまいます。だけど、先生はちゃんと見守っていますよ。さてさて、くんちゃんは初日を無事に過ごすことができたのでしょうか。初めてのことは、誰だって不安だし、緊張するもんね。どんな学校も、ひとつひとつ楽しく学んでいける場所だといいな。✳︎アメリカでは9月に新しい学年が始まるため、秋の景色が描かれています。発売日:1982/04サイズ:26cm/1冊ISBN:978-4-89274-020-6
『やまのかいしゃ』
4月から入園、入学、進学、就職のみなさまおめでとうございます🌸もし、寝坊して会社へ行くのがお昼過ぎになったら、やまのかいしゃへ行きませんか。会社のかばんを忘れても、間違えてトイレのスリッパをはいてきてしまっても、おにぎりの中から腕時計が出てきても、大丈夫。緑が美しい山へ向かう電車に乗って、さぁ出発!素晴らしい景色を眺めて、新鮮な空気を吸って。山の頂上で元気に過ごす、ほげたさんとほいさくんに会いにいきましょう。『やまのかいしゃ』(スズキコージ 作、かたやまけん 絵/福音館書店)〔架空社 1991年刊の改訂〕発売日:2018/05/08サイズ:24×30cm/40pISBN:978-4-8340-8400-9
『たろうのひっこし』
『たろうのひっこし』(村山 桂子 さく、堀内 誠一 え/福音館書店)ある日、たろうは自分の部屋がほしくて、お母さんにお願いをします。すると、お母さんは古い絨毯を持ってきて「このじゅうたんをひろげたところが たろうのおへやよ」と言いました。たろうは、まず、階段の下に絨毯を広げます。そこへねこのみーこがやってきて、言いました。”窓があったらもっといいのにな”たろうは、「そんなことならかんたんさ」と言って、絨毯をくるくる。さて、お引っ越しです。窓の横に絨毯を広げると、次にやってきたのは犬のちろー。ちろーは、どんなお部屋がいいのかな?そんなこんなで、仲間が増えるたびにお引っ越しです。最後にやってきたのは、まみちゃん。”みんなであそべるおへやがいい”そしてみんなで引っ越したのは、立派な桜の木の下!さぁさぁ、みんなでお花見だぁ〜!おやつタイムの始まりですよ〜!🌸いつでもどこでも、楽しいお部屋に大変身。どの部屋も、素敵なお部屋だなぁ。発売日:1985/02/01サイズ:20×27cm/31pISBN:978-4-8340-0137-2
『ピッキーとポッキー』
お花見の絵本🌸『ピッキーとポッキー』(あらしやまこうざぶろう ぶん、あんざいみずまる え/福音館書店)今日はさくらやまへお花見をしに行く日。うさぎのピッキーとポッキーは、となりに住んでいるもぐらのふうちゃんを誘って、さぁ出発!まずはあさつゆで歯を磨いて、すみれのサンドイッチ、なのはなのサラダなど、美味しそうなお弁当を作って。近道で菜の花畑を通り、れんげ畑でひとやすみして、桜の根っこのトンネルを抜けると…みんなで楽しいお花見の始まりです🌸しかし何より気になるのは、もぐらのふうちゃん。なんだその眼鏡と帽子…?おにぎり大きすぎるやろ!などなど、つっこみどころ満載。急に現れるふうちゃんのおばあちゃんにもびっくり。楽しいな〜。発売日:1993/03/10サイズ:22cm/30pISBN:978-4-8340-1157-9
『アリのメアリ』
『アリのメアリ』(いわたまいこ/BL出版)ねえさんたちと蜜を集めにカラスノエンドウのもりにやってきたアリのメアリ。ところが、うっかりいねむりをしてしまい、はぐれてしまいます。たいへん!メアリは大慌てで追いかけます。いろんな生き物たちに尋ねながらみんなを探すのですが、無事会えるのでしょうか。優しくて繊細で美しい切り絵の絵本です。(しかもはさみだなんて…!)どのシーンもうっとり。身近な生き物や植物が登場して、お散歩に出かけたくなります。メアリたちを探しにいきたいな〜🐜-私は、ハルジオンとハナムグリのおじさんと、ゼニゴケとかたつむりのシーンがお気に入り。発売日:2022/05/23サイズ:22×22cm/32pISBN:978-4-7764-1053-9
『食べられる庭図鑑』
少し前からチャービルとディルを育て始めました。スーパーなどでなかなか手に入らないので、みつわ(福井県民にはおなじみのホームセンター)で苗を購入。🌿『食べられる庭図鑑』(良原リエ/KTC中央出版)を見ていると、他にも魅力的なハーブや野菜、果樹がたくさん!!おすすめの食べ方やエピソードを読んでいると、あれもこれもと全部育てたくなってきます。詳しい育て方は記載されていませんが、何を育てようかな〜?植物を育てるのって難しいのかなぁ…と思っている方は、とても参考になると思います◎もちろん、読んでいるだけでも楽しいです。庭、いいなぁ〜またみつわに通わなくては……!発売日:2021/04/02サイズ:23cm/199pISBN:978-4-87758-819-9
『くんちゃんのはたけしごと』
『くんちゃんのはたけしごと』(ドロシー・マリノ さく、まさきるりこ やく/ペンギン社)あるお天気のいい朝くんちゃんはお父さんの畑仕事を手伝おうとしますが、違うところに水をかけたり、実になる花をつんでしまったり…なんだかうまくできません。だけど、畑の端に座って考えます。そして、お父さんのすることをしばらくじっとみています。そのあとのくんちゃんの姿はとてもたくましいです。どうすればいいのかわかったのですね。誰でも初めてのことはわからないし失敗もする。でも、どうすればいいのかな?とよく考えてよく見て行動すれば、きっと少しずつでもできるようになる。4月から新社会人になった方や、新しい職場になった方、そして、これから新しいことにチャレンジするぞー!という大人の方にもおすすめの絵本。初めてのことが始まるときはいつも、くんちゃんを思い出して、私も頑張ろう〜!と思っています。もちろん子どもから大人まで楽しめる絵本です。発行年月:1983.1サイズ:26cm/1冊ISBN:4-89274-022-5
『みんなにげた』
『みんな にげた』(岸田衿子ぶん、長新太え/ひかりのくに)ひろいひろいのはらでちょうちょやバッタをつかまえようとするけれどみんな逃げるのが上手。するり、ひらり、ぴょーんページをめくると虫たちはいなくなっています。あれれ〜なんだか仕掛け絵本みたいで楽しい。何回もページをめくりたくなります◎お散歩が心地よい季節。『おさんぽだいすき』もあわせてどうぞ。https://asleepstore.stores.jp/items/644f54c5e37c5b002efaba84どちらも、優しく語りかけるような赤ちゃん絵本です。発売日:2016/02/05サイズ:18×19cm/24pISBN:978-4-564-01875-6
『こやたちのひとりごと』
『こやたちのひとりごと』(谷川俊太郎・文、中里和人・写真/アリス館)いろんな小屋が登場します。目立つ小屋、ひっそりとした小屋、どれも魅力的。私は、ふとした景色の中にあるぽつんとしたなにかというものがすごく好きみたいです。この間のfall asleepでは『まちにはいろんなかおがいて』を読みましたが、写真絵本っていいなぁと改めて思っているところ。こちらの絵本は、2007年10月にビリケン出版より刊行されたものをページと写真を増やして文の一部を改訂し、2023年6月にアリス館より刊行されました。嬉しい。発売日:2023/06/14サイズ:30cm/40pISBN:978-4-7520-1067-8
『トラタのりんご』
nakabanさんの素敵な新刊が入荷しています。『トラタのりんご』(岩波書店)りんごを育てることになったトラタ。ある日、水やりのときにふと現れた鳥を追いかけていくと、いろんなりんごの木のある不思議な庭に迷い込みます。家に戻って庭で見たりんごを図鑑で調べ、次の日またその庭に向かいますが…🍎この絵本はりんごのお話ですが、「普段食べているものについてふと立ち止まって考えるーきっかけに」と企画の三成さんがあとがきに書かれています。食べているものだけでなく、何事も、自分の中で決めつけて納得して終わるのではなく、なんでかな?どうしてかな?を大切にしたいなと改めて思いました。そしてそして、何よりnakabanさんの素敵な絵!美しい光と影。夏の爽やかな風、香り、草木の揺れる音。バラの花のかおりがするりんご、食べたことのないすっぱいりんご。何度も何度もページをめくりたくなる。五感が心地よい絵本です。発売日:2023/03/16サイズ:24cm/34pISBN:978-4-00-112703-4