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20年近く自分を縛ってきた思い込みや背負った荷物を開放できた体験

2023年9月にポジウィルによるPOSIWILL CAREERトレーニングを完了しました。
少し日が空いたのですが、改めて振り返ってまとめてみようと思います。

きっかけ

大学卒業後から就職して10年ほど、ご縁に恵まれて3回転職しました。
楽しく前向きな転職をしたはずなのに、会社や仕事環境が変わってもいつも心の奥底で「成果を出さなければ居場所がない、価値がない」という暗くて重たい思い込みがありました。

仕事で成果が出ている時はそのモヤモヤを思い出すことはないのですが、頑張っているのに成果が出ない、コロナで同僚がレイオフされたなどネガティブな出来事が起こると、途端にその思い込みに蝕まれて非常に辛くなっていました。

その思い込みがさらにひどくなり「成果が出ない自分はレイオフされる」「居場所がなくなる」と誇大妄想まで生まれていました。

でも実は社内では高い評価をもらっていたりするのに、事実と自分が見ている自分像が違いすぎる理由も分からないでいました。

プロセスは後から書きますが、結果的にポジウィルのトレーナー山下さんhttps://twitter.com/YUKINOWILL

からトレーニングを受けてインナーチャイルドワークがすごく効いたこともありこのような気付き変化が得られました。

  • 幼少期の思い込みや生存戦略がその当時の自分を助けたが、それが今の自分の足を引っ張り生きにくくしている。

  • 思考の癖(成果を出さなければ居場所がない)のルーツが自分では全く気付いていないところにあった。

  • 必要以上に自分を責めたりしなくなった。

  • 頑張る=成果を出さなきゃ居場所がない ではないことに気が付けた。


大好きなモネの水連


ここで私の経歴を書いてみます。


兵庫県の田舎で生まれ育ちました。
生家は4世帯(ひいおばあちゃん、父方の祖父母、父の妹、両親、妹2人)のMax9人家族でした。
田舎なので、両親が結婚した頃は旦那さんのお家にお嫁に行って同棲するのが当たり前の時代でした。

お金に苦労することもなく一見幸せそうでどこにでもありそうな家庭でしたが、母は祖父母にネチネチと虐げられ、それを父に訴えても根本的な解決をしてくれない、、、という風に家庭に母の味方はいなかった悲しい記憶があります。


母自身もフルタイムで働いており、「おばあちゃんにこんなこと言われた」「おじいちゃんにこんなことされた」「同僚にこんなひどいことをする人がいる」と、私が物心ついた頃から母の愚痴を聞いたり受け止める役割をしていました。

当時は、私まで母を悲しませてしまっては母の味方がいなくなってしまうから黙って愚痴を聞いていたし、喜んでもらいたいと無意識に思っていました。

そんな母が私が11歳の頃に病気で亡くなり、「妹たちの見本になってくれ」という父の期待に沿って地元の進学校⇒国立大学⇒製薬会社に就職しました。


MRとして丸6年働きましたが、このままではいけないと思って(今思えばこれは妨害者の意見だったと思いますが当時は気が付かなかった)、タイへ海外転職しました。
タイの生活は合っており、プライベートは順調で日本にいた時よりも心身ともに健康なはずでした。


上手くいっているはずなのに・・

小さい頃からの夢だった海外就労をして仕事もプライベートも超充実しているはずなのに、なぜポジキャリのトレーニングを受けることになったかというと、

・在籍した会社全てで、周囲から「なぜYukaさんがそんなに心配しているの?」と言われるくらい自分で自分を追い込んでしまい、過剰な危機感が常にあり、非常にしんどかった。

・上の流れから将来ずっと仕事があるのかという漠然とした不安がある。

・成果や結果にしか意識が向かず、成果が出ない日々が続くと非常に落ち込んでしまう。この思い込みがどこから出てきたのか、それはなぜか自分ではさっぱり分からない。

・・・と、今振り返ればすごくしんどい日々だったなと思います。
本を読んでも一人で太刀打ちできず、無料カウンセリングに申し込みそのまま5回のトレーニングに申し込みました。


ポジウィルのトレーニングスタート

トレーニングを通じて自分の過去を振り返ったり、友達にも家族にも話したことのないようなエピソード(でもこれが自分の志向の癖のルーツ)をトレーナーである山下さんに打ち明けました。

簡単にはいきませんでしたが、山下さんのアシストや客観的なご意見も頂きながら、私の志向の癖のルーツのプロセスはこんなふうに形成されたのかなと紐解きました。

家庭に味方がいない母を喜ばせたい、味方になりたい

勉強や運動を頑張ったり学級院長に立候補したら母が喜んでくれた

もっと頑張ろう(子供の頃だったので無意識)

期待以上に応えなきゃ

成果を出さないとだめだ。

幼い頃はこれが生存戦略として効いたのですが、不幸にも母が亡くなった後も自分に常に頑張ることを科し続けていました。

癖が生まれたことに自分で気付かなかったし、主観で振り返ってもこの答えにはたどり着けなかったと思います。

この気付きのおかげで、時には手を抜いてもいいし、周囲の期待に常に応えようとしなくていい、と20年背負っていた肩の荷を下ろすことが出来ました。


最後に


私にとってポジキャリの体験は、一言で言うと「肩の荷が下りて生きるのが楽になった!」です。
山下さんには本当に本当に感謝しています。

もっと早く出会えてたらとも思いますが、人生のしかるべきタイミングでしかるべき物事や人に出会うものですよね。

トレーニングの中でいろいろな書籍や考え方、理論について勉強しました。
今後も壁にぶつかると思いますが、武器を手に入れられたので自力で解決できそうな気がします。
そして継続的に勉強や学びを続けていきたいと思います。

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おわり