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オンライン授業を受けたみんなへ

このメールは、「緊急対策ネットで国語授業」に参加した生徒全員に送っています。ぜひ、お子さんと一緒にこのメールを読んでください。

「緊急対策ネットで国語授業」に参加してくれてありがとう。
先生は大人の生徒を相手に、zoomを使った授業をしていますが、子供を相手に実施したのは初めてでした。最初は、みんなが40分間集中できるのか心配でしたが、想像以上に楽しく取り組んでくれたようで、うれしいです。

思い出に残っているのは、Googleアースで南極大陸や北極大陸を見に行ったこと、コロナ騒ぎが収まりますようにと、東大寺にバーチャル参拝したこと、お互いの作文に刺激を受けて、どんどん良くなっていったこと、肋骨(ろっこつ)を叩いてストレスを軽減してと話したら、みんなで自分の肋骨を叩いて大笑いしたことなどです。

先生にとっても、大変貴重な体験になりました。6学年を毎日開催することは、他にNPOや子ども食堂や、市の会議、お祭り、趣味のバンドを続ける上では難しいことですが、長期休暇などを利用して、また開催できたらと思っています。

みんなのお母さん、お父さんからいただいた、みんなの受講料のうち、半分を寄付に回しました。ひとつは子ども食堂です。相対的貧困が多い日本。私の関わっている子ども食堂では、ひとりで朝までお留守番する子が多いのです。子ども食堂のマスターの写真を送ります。

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もうひとつは、あしなが育英会です。この会は、交通事故などで親を亡くした子供たちが学校に通えるように支援している団体です。こちらも新型コロナウィルスの影響で、収入のほとんどを占めるという募金活動が中止に追い込まれました。あしなが育英会のお礼メールの写メを送ります。

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いろいろな学びがあった今回の緊急授業、みんなの人生の中でも重要な事件になったと思います。今回のこと、ちょっと怖かったこともあったと思うけど、これからも人類の危機はあると思います。その時、役に立つのは、みんなの知恵です。学校の勉強に限らず、いろいろなことを見聞きして、ママやパパに頼らず、自分の頭で考えて、知恵を蓄えてください。それを、人類の為に役立てて行ってくださいね。先生は期待しています。

それではまた。「かきまくれっ!こくごトレーニングペーパー」で。

カキマクル
松嶋有香

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