見出し画像

物価も給与も安い国

500円のお弁当と5,000円のお弁当、価格の差ほど、味の差はない。

そんな話を最近よく聞くけど、バブルの頃はそんなこと言わずに、私の世代は高いお弁当を経費で食べた。
その時代を経験した私から見ると、最近の「安さは正義」はちょっと狂っていると感じる。まぁ、狂い具合から言ったらバブル時代の方が狂ってるかもしれないけどね。それでもあの狂気時代の場合は、ほとんど誰も我慢しなかった。

今、物価も給与も安い中、全員が我慢している気がする。

たとえば
500円のお弁当と5,000円のお弁当、価格ほど味の差がないとしたら、500円の方は相当苦労=我慢しているせいで立ち行かなくなるし、5,000円の方は売れなくなって立ち行かなくなる。

もちろん味の差はある。分からなくなっているとしたら、そういう背景が見えていないのかもしれない。
見えてくれば500円のお弁当が材料高騰、光熱費高騰で530円になっても許して応援できるはずだし、余裕ある時に5,000円のお弁当を心から楽しめるようになるはずだよね。

そんなことを考えながら電車に乗ったら、こんな本の広告が貼ってあったよ。

介護職は、日本で働くと安月給だけど、海外で同じ仕事内容で3倍くらいになるとか。介護職が日本からいなくなる日も近いかも。海外留学生制度も、そのうち、日本で勉強する意味がなくなるかもしれないよね。

お弁当の写真は大好きなカメラマン稲垣さんのがnoteで検索したら出てきた。いくらなのかな?(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?