実家の売却、昨日すべて終わりました

昨日、実家の売却が終わりました。

まだ来春の確定申告が残ってますが、
気持ちが新鮮なうちに感じたことを書きます。

1点目。
気持ちが楽になった。

2点目。
寂しい感覚があるけど、それは過去へのこだわり。


気持ちが楽になった。

とにかく気持ちが楽になりました。

負担だったもの
・実家と庭のメンテナンス支援
・父の介護支援と事務手続き支援

楽になったもの
・実家と庭のメンテナンス支援
・父の介護支援と事務手続き支援

どちらも同じ。お金とモノ。
この2つが重いのです。

お金がない。
モノが多い。

今は

お金がある。
モノが少ない。


これまで考えてもこなかった

今となっては、

自分の時間がとれます。
自分にお金が使えます。

これら、実家の売却で生まれた産物です。


実家の売却が終わり、明日から解体工事が始まります

過去に縛られながら、過去の状態を守るのは大変。

なんというか「守る」ということがすごく大変だった。
過去と世間体へのこだわり。。。

実家の片付け、
実家の掃除、
庭の草抜き、
庭木の剪定、
屋根の補修、
その他壊れていくもののメンテ。

自分が頑張れば、
これまでのようになると思う。


僕が知ってるこれまでのように在りたい。

こだわりがあったので、一生懸命にコミットしてました。
壊れゆくものに、力の限りコミット。

お金はない。

となると、自分の時間と体力を持ち出すしかないです。


実家が近所だったので結構やってきた


近隣なので、ちょくちょく出向くことができました。
親孝行と思いながら、この10年以上、ずっと継続。

親父は我が強くて、金遣いが荒くて、事務は昔から好きじゃない。

奇人変人を相手に、僕は頑張ってました。

頼む、変わってくれーーーー!親父!
自分の家だろ!

と思い(言い)ながら。


だんだんと老いていく父


だけど、、、無理なことはやっぱり無理です。

過去と他人(親)は変えられない。


片付けは習慣にならず、
金遣いも変わらず激しく、
事務手続きしたくない人。

切なる想いの教育効果もなく、
ここ最近は、老人特有の「物忘れ」が出現。

予定をカレンダーに書いても
書いたことを忘れる。

自分の住民票が取得できない。

なんというか、、、やばい。
僕の知ってた、あの父親じゃない。


実家の譲渡益は未来の父用で

実家を売却する理由、いろんな理由があると思います。
うちは、汗水たらして働いて、ちょっとづつローンを支払った親の介護用。

自分でつみあげた資産、自分で使ってね。というスタンスです。
もちろん成功報酬はいただきます。

兄弟2人で協力したからこそ、
・実家を売るまでのコストが削減できた
・なんだかんだで最高値で売り抜けた

協力しなくても、
テキトーにやっても、
売れるものは売れます。

だけど、頑張った。

なので、頑張った分として
「差分」の50%はもらいます。

それ以外は、全部、父の介護費用と将来の資金。

実家がなくなることは寂しいですが、
それ以上に「今」と「未来」を生きるための
安心材料と喜びをもたらしてくれました。

これで当面は、心穏やかにあゆむことができます。

寂しい感覚があるのは自分にこだわりがあるから。

つらつら書きましたが、

自分のこだわりが、すべての元凶だな。

と思います。

実家は、僕のものじゃないです。
実家の庭は、手を抜くと草ぼーぼーになります。
父は老いていきます。
お金は、ないです。

僕がなんとかしたら、なんとかなると思ってました。
なんとかなりませんでした。

こーゆーこともやってました。

https://youtu.be/mVFNhBjeP4o

そして僕も、それなりに歳をとります。



流れに身を任せるのも大事。
事実をきちんと見るのも大事。


こだわるもの大事。
だけど、そのこだわりは、今を生きてないから。

過去の再現をしようと思っても、
無理です。

すべて受け入れるしかないですね。


とにかく今は、つかの間の安息中です。

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