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「人間も動物も幸せな世界をつくりたい!」 株式会社トレジャーズ代表取締役 "松山祥子"さん

繋がりを大切にされ、人間も動物も共に癒され、身心ともに満たされる世界を目指し日々活動されている松山祥子さんにお話を伺いました。


 【松山祥子さんProfile】

出身地:福岡県北九州市
活動地域:日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパ
現在の職業及び活動
*株式会社トレジャーズ代表取締役
*一般社団法人アロマティックヘルスケア 協会代表理事
座右の銘: 一期一会                                      


Q.現在の夢やビジョンはどのようなものですか? 

松山祥子さん(以下、松山敬称略):

世界平和や地球環境を良くしていきたいです。

争いや搾取、貧富の格差などがなくなることもそうですが、自然や動物も含めてすべてが健康に生きられること。

そして、一人ひとりの身体と心が健康で、平和で自由な社会を創りたいですね。

Q.現在している活動はどのようなことですか?

松山:毎年、人道支援団体と提携しているエッセンシャルオイルメーカーの視察ツアーに参加しているのですが、日本の仲間から支援金を集めて現地に貢献したりアロマ勉強会も兼ねてツアーの体験談を共有したりしています。

ツアー経験を通して日本で感じることは、電車時間が1分1秒正確なこと、トイレや洗面所の綺麗さ、自動洗浄、自動照明など気遣いサービスの細かさに素晴らしさを感じ、涙が出ました。

外国では、日本と比べて日常生活の足りなさや違いが沢山ありますが文化の違いに対して寛容であることが大事と感じるようになりました。

私自身ももっと寛容であり続けたいなと思います。


Q.文化の違いで特に印象的なことはありましたか?

松山:例えば、ネパールでは女性の生理に対して不浄なものという認識があるため女性が生理の時に隔離されたりするんですね。
その隔離される部屋がとても寒いために室内で火を焚いて一酸化炭素中毒で亡くなる事故が過去にあったそうです。 

子供たちの事で言えば、学校に片道2〜3時間歩いて通学するそうですが、下校時にヒョウのような動物に襲われることがあるらしいんです。
ヒョウは集団だと警戒して襲わない習性があるため必ず1人で下校しないなどの校則があるそうです。
日本ではありえないことですよね。

記者:本当にそうですね。


Q.いつも大事にされている事、または活動理念などはどのようなものですか?

松山:人との繋がりをとても大事にしていますね。
わたし自身、人との繋がりによって生かされてきたと思ってます。

最近、子供に対する親の虐待事件などが多いですがそんな親たちに対して、もっと幸せを感じてほしいと切に感じています。

まずは自分が整うこと、自分の心が満たされてること、幸せを感じれることは大事だと思っています。

親であるご本人たちが一番苦しく大変な状況なんだと思いますし、子育ても1人ですることは難しいと思いますので、相談したり頼れる人との繋がりを持つことを大事にしてほしいと感じます。


Q.そう思うようになったきかっけは何だったのでしょう?

松山:29歳のときに子宮外妊娠で卵管が破裂してしまい死にそうな経験をしました。

その時、私は実家に戻っていたので母のおかげで九死に一生を得ました。

その体験を通して、とても大きな視点になった感覚がありました。

自分のみで生きているのではなく、感覚的にですが「全体とつながった自分」「一体感」「守られている感覚」「絶対的な安心感」に包まれ、「あぁ、私は生かされているんだ!」と強く感じました。
それから、精神世界、見えない世界にも深く関心をもち始めました。

35歳の時、当時マクロビオティックに関心をもち、ボストンに在住しているマクロビオティックの世界的権威・久司道夫先生に師事することになりました。
すると先生に「あなたがいると明るくなるから来てほしい」と有難いお言葉をいただき、闘病中の奥様のケアのために渡米しました。その時に「中庸の心」なども学びました。


Q.健康や平和に関していつ位から関心を持たれてたのですか?

松山:もともと子供の頃から私自身が身体が弱かった事もありますし、小学校の低学年の時にハムやソーセージなどの加工食品が身体に悪いと書かれた本が先生の机の上に置いてあり、それを見て「そうなのか」とずっと記憶に残っていましたね。

父は、外国航路の船乗りでしたので家に帰ってくる機会が少ないので、母は冷凍食品や加工食品などは使わず、よい素材を使い手間をかけた料理をよく作ってくれました。

母は、私が小さい頃からよく捨て犬や猫を拾ってきていたんです。
今でも実家には、保護した猫が14匹います(笑)

その影響もあってか、私も8年位前から飼い主のいない猫の保護、不妊去勢手術や里親さん探しなどの活動をするようになりました。
現在は、闘病中の猫や「懐かないから」と返されてしまった猫など、18匹の保護猫と暮らしています(笑)

殺処分ゼロに向けて、様々な取り組みが行われていますが、人間も動物も幸せに暮らせる社会になるよう微力ですが活動しています。

天神の街中で子猫2匹をマンホールから救出したこともありました。

父の祖母がアイヌの血が流れている人だったので、自然や動物・人間も強者弱者の身分や立場など関係なく、ありのままを愛することや、不平等をなくしたい、そんなDNAや意志が私にも受け継がれているのかもしれませんね。


Q.読者の方々へのメッセージはありますか?

松山:仏教の言葉で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるという意味の『身心一如』という言葉があります。
人は誰もが心身ともに充実していることが大切だと思います。

1人で無理に頑張るのではなく、人との出会い、人との繋がりを大事にし、助け合いや協力しあうことで人生も社会も良い方向に変わっていくと思います。

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【編集後記】
今回、インタビューを担当させていただいた三浦、多田野、岩渕です。
日本だけでなく世界中を駆け巡り、人間だけでなく自然や動物すべてに深い愛情をもたれ真っ直ぐに取り組まれる松山さんの心に触れるインタビューでした。
松山さんの今後のさらなるご活躍を応援すると共に誰もが満たされ健康で生きられる美しい未来を共に創っていきたいと思いました!
貴重な時間を作って頂き、素晴らしいお話をありがとうございました。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36