見出し画像

これからのキャリアをなぜ考えるのか 人生まだまだ、これからが長いのよ!

国家資格キャリアコンサルタント/HSPメッセンジャーの岸本有加です。前回、自分が好きになり始めた話を書きました。そんな私がなぜキャリアコンサルタントとしてキャリアを考えるようになったのか。簡単には自分のことを好きにはなれなかった、その過程を経験して私はキャリアコンサルタントの資格をとりました。その過程をちょっと披露します。

目標 自分を好きになる

自分のことが嫌いでした。でもどん底まで落ちて(あくまで自分比)、今までと同じ考え方では、もう社会に戻れないという確信を得ました。

私は、周囲の人と同じようになりたくて、そしてそれ以上にに評価されたくて必死に仕事をしてきました。しかし40代に入ってからプライベート(親問題)や自身の体力低下を考慮に入れず、そのまま押し切ろうとした結果、体調不良とメンタル不調に悩まされ続けて休職、復職をくりかえしました。


二度目の休職期間中、ようやく私は自分のことを理解(自己理解)するために嫌いな自分と向き合いました。

過程1 自分のどんな感情も受け入れる

これ好き~とか楽しい~はわかるんです。ところが「嫌い」「悲しい」「ツライ」等のマイナス(とされている)感情がわからなかった…。当時、ノートに自分の今日の気持ちとその理由を書き続けてましたが、マイナスの感情が出てこない!実際にはもちろんあるんですよ~!でも「嫌いって言っちゃいけない」という謎の自分の心が出てきて押し殺してたんです…。

だんだん、その感情を書けるようになって、「ツライって思っていいんだ」という気持ちが沸き上がってきました。アウトプットすごい!

過程2 他の人々と比べない

自分に自信がなかった…。成長過程で、過干渉な両親のもとに育ったこともあって、「失敗体験が少なく=成功体験も少ない」状況。失敗するのが怖かった…。だから失敗しないように慎重に行動していたので、窮屈だったんです。でも、周りの自由に失敗も成功もしている人を見て、「私もそうなりたい(のになれない私)」とずっと落ち込んでました。そしてそれを環境のせいにして。まさに隣の芝生は青かったのです。

これに対しては、自分の持ってるものをひたすら書き出しました。経験したこと、失敗したこと、物質的に持ってるものなどなど。とにかく、ひたすら書く!意外と出てきます。今もたまに書いたりしますけど、持ってますよ~、いろんなもの。そうするうちに、「私、持ってる!」と人を羨む気持ちが減ってきました。

結果 やりたいことがちょっと見えてきた

親の気持ち、考えが絶対優先で進学も就職も自分の意志が全くなかった。しかも時はバブル崩壊直前の就職戦線。ふら~っと就職先が決まってしまいました。

私は自分が「なぜこの会社で働いているのか」が全く分かっていませんでした。学校卒業後辞めることなく同じ会社に勤務していましたが、他にやりたいこともわからず、漫然と仕事をしていたように思います。しかもそのことに気づいていない!!おそろしい…。

でもこのままでよいの?と2度目の休職中40代半ばでかんがえこみました。通っていたリワークセンターで今までのキャリアの棚卸を真剣に行わされて(当時は嫌々でした)考えていくうちに、やりたいことは見えなかったけれどキャリアを考えるのは楽しいと気づいたのです。キャリアって仕事だけじゃなくて、人生100年時代、60歳のとき私は何したいか真剣に考えました。

おっと、意外と楽しい!もう終わりだと思っていた私の人生、まだまだやり直せるぞ!私と同じ世代の方がキャリアについて考えるのって必要やん!これは皆と考えてみたなぁ。

そう思ってキャリアコンサルタントの資格を取りたいと、はじめて自分でしたい仕事を決めたのです!

まとめ

いくつまで生きれるかは自分できめれないけど、いくつになっても自分の人生は決められるのです?人生100年時代、50歳が近づいてきた私は、まだまだ折り返し点!長いなぁ、楽しく生きたいぞ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?