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多賀城市出身の千葉雄大さんが「多賀城創建千三百年祭特別遣使」に就任!「多賀城創建千三百年祭」が開幕

多賀城創建1300年記念事業実行委員会は、令和6年2月7日から令和7年3月まで、宮城県多賀城市出身で俳優の千葉雄大さんを「多賀城創建千三百年祭特別遣使」に任命し、「多賀城創建千三百年祭」の開幕を発表しました。

724年に創建され、陸奥国府が置かれるなど、奈良・平安時代に東北の政治・文化の中心だった宮城県の「多賀城」は、2024年で創建1300年を迎えました。

2月7日に開催された記者発表会では、多賀城創建1300年記念事業実行委員会の名誉会長である村井嘉浩宮城県知事と同委員会会長の深谷晃祐多賀城市長が、多賀城創建1300年についてより多くの人に知ってもらうための伝道師として、千葉雄大さんを「多賀城創建千三百年祭特別遣使」に任命。

任命書を受け取った千葉さんは、重要な役割を担っていることについて、「このようなお役目を頂けて本当に有難く思っています。上京したときは
出身地を聞かれたら仙台と答えていましたが、今は胸を張って多賀城と答えています」と話しました。

千葉さんは、「多賀城創建千三百年祭特別遣使」の初仕事として、村井知事と深谷市長と共に銅鑼(どら)を鳴らして「多賀城創建千三百年祭」の幕開けを祝い、東北の新しい歴史の始まりを宣言。

多賀城が創建された当時の衣装を再現した天平衣装姿で登場したゆうちゃみさんは、「カラフルでかわいい!スカートのボリュームが素敵で、昔のいいところが再現されていると思います。ギャルいけますか?」と報道陣に問いかけました。

また、「初春に ギャルも行きたい 推しのまち」と多賀城を題材にした俳句を披露し、村井知事からは「多賀城は古い町というイメージがあると思うが、若い人たちにも足を運んでいただきたいのでこの俳句はぴったり!」と称賛を受けました。歴史好きであることを活かして多賀城市に関するクイズにも全問正解したゆうちゃみさんは、景品として多賀城市特産品である「古代米」と多賀城創建1300年記念オリジナルクラフトビール「いやしけよごと」を受け取りました。

イベント終了後には囲み取材が行われ、ゆうちゃみさんの天平衣装姿の感想を聞かれた千葉さんは「すごい美しい!普段の印象とは全然違って、こういう和な感じも似合いますね!」とコメントし、ゆうちゃみさんは「やばい!照れる!」と笑顔を見せました。

令和6年の多賀城創建1300年記念事業「多賀城創建千三百年祭」を記念する事業として、国特別史跡「多賀城跡附寺跡」の正面の入り口とされている「多賀城南門」の復元工事や、創作オペラ上演、記念式典など数多くの文化事業が予定されています。

■ことばのアートプロジェクト
多賀城の創建を明らかにしたのは多賀城碑に刻まれた「ことば」であることにちなみ、「ことば」に光を照らし、「ことば」に込められた思い、「ことば」が持つチカラを千年先の未来へと紡ぐ「ことばのアートプロジェクト」として、イベントやワークショップを開催。
【開催日】3月、10~11月 【会場】多賀城市内各所 【料金】無料

■ライドアラウンド in 多賀城 with松島ベイエリア
多賀城創建期から多賀城に縁のある松島ベイエリア(塩竈市、東松島市、松島町、七ヶ浜町、利府町)にある歴史・観光資源や飲食店等を自転車でめぐるアクティビティ。
【開催日】5月1日(水)~7月31日(水) 【会場】多賀城市と周辺地域 【料金】無料

■光のインスタレーション多賀城 2024
多賀城の初夏の風物詩「多賀城跡あやめまつり」に合わせ、多賀城跡あやめ園に咲き誇る800種、300万本のアヤメ、ハナショウブ、カキツバタや多賀城碑などを、ほのかな光で演出し多賀城の新たな価値を創出するインスタレーション。
【開催日】6月中旬 各日19:00~21:00 【会場】多賀城跡あやめ園 【料金】無料

■東北おまつりプロジェクト
東北各地に根付く伝統芸能が多賀城跡に集結し、地元宮城を拠点に活動する和太鼓奏者「Atoa.」と共演。悠久の歴史の中で紡がれてきた「いのちのリズム」「絶え間ない流れの中にある動」を表現する舞台プロジェクト。
【開催日】8月25日(日) 【会場】多賀城跡 【料金】無料

■千年先の未来への道灯り「光の道」Art プロジェクト
古代多賀城における政庁正殿跡、政庁南大路や南北大路などを光により再現するとともに、多くの市民等と一緒にアートのチカラによって、千年先の未来への道灯りとなる「光の道」を創り上げます。
【開催日】9月 各日18:00~20:00 【会場】多賀城跡 【料金】無料

■多賀城 Cinema Complex with なら国際映画祭
なら国際映画祭における、世界中から若手の映画監督を招き奈良を舞台に映画を制作するプロジェクト「NARAtive(ナラティブ)」の作品を中心とした映画を多賀城市内複数か所で上映。
【開催日】10月5日(土)、6日(日) 
【会場】多賀城市民会館大ホール(多賀城市文化センター内)ほか 
【料金】有料

■多賀城創建1300年記念式典
古代の行事や儀式を再現。また、不変の価値と移りゆく新たな価値を融合させ、陸奥国府多賀城の起こりを「naturallyな色と音の世界」を通して表現するアーティスティックなプログラムを開催。
【開催日】11月1日(金)午後~ 【会場】多賀城跡 【料金】無料

■新時代の創作オペラ「多賀城創世記」
多賀城の創建まで、そして、創建からの1300年。連綿とこの土地に刻まれてきた「記憶」を、交響楽と映像と歌で綴る新時代の創作オペラ。市民参画のもと、プロ・アマ共同で公演。
【開催日】11月4日(月・休) 【会場】多賀城市民会館大ホール(多賀城市文化センター内)【料金】有料

■舞台劇「The Winter’s Tale-みちのおくの国の冬物語」
陸奥国府多賀城が創建された古代の東北地方を舞台に、ウィリアム・シェイクスピアの「冬物語」を「みちのおくの国の冬物語」として翻案し、市民参画のもと公演。
【開催日】11月22日(金)~24日(日) 
【会場】多賀城市民会館小ホール(多賀城市文化センター内)
【料金】有料

※令和6年の多賀城創建1300年記念事業「多賀城創建千三百年祭」の詳細につきましては、以下URLをご参照ください。

https://tagajo1300.com/images/tagajo_guidebook.pdf

また、2月21日から多賀城創建1300年TOKYOプロモーションin銀座三越が実施されます。

多賀城の過去・現在・未来を感じることができる様々な展示を通して、多賀城創建1300年の紹介や、多賀城産古代米を使用した世界に通用するライスワイン「おもわく姫」の試飲や、特産品の展示・販売を銀座三越で開催。

多賀城創建1300年TOKYOプロモーション 東北のはじまり。つなぐ、つなげる。1300年。
【開催日時】2月21日(水)~26日(月) 午前10時から午後8時(※最終日は午後6時終了)
 【会場】銀座三越 本館7階 銀座シャンデリアスカイ(東京都中央区銀座4-6-16)
 
その他、東京ミッドタウン八重洲内「チカバキッチン東京八重洲」では、コラボ弁当を販売します。

「オジャと多賀城市食材の三色丼~多賀城味噌ダレ~」 680円(税込)
・牛タン
・笹かまぼこ
・卵焼き(スフォルマート)
・多賀城味噌ダレ
・多賀城米と古代米の雑穀米オジャ
・その他副菜2種(当日の仕入れにより変わります)

宮城県多賀城市特産の古代米をおじやにして提供する「多賀城オジャ」。オジャはコメを煮込んだスペイン料理で、「多賀城オジャ」は古代米の魅力を惹きだした古都・多賀城が新しく発信する新ご当地メニューです。
※メニューの提供は2月7日(水)から2月25日(日)までを予定しています。(なくなり次第終了)

「チカバキッチン東京八重洲」
住所:東京都中央区八重洲2丁目2-1 東京ミッドタウン八重洲 5F
営業時間 11:00−20:00(イベント等により変更する場合がございます。)
https://www.potluck-yaesu.com/about/

以上、「多賀城創建千三百年祭」についてご紹介しました。ぜひ様々なプログラムを体験して、多賀城の歴史を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

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