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11月24日放送分 #渋谷の体育会 収録後記(世界パラ陸上・二次抽選・応援について)

こんにちは。
11月24日放送分の渋谷のラジオ「渋谷の体育会」の収録後記です。

今回の話題に上がったのが、先日盛り上がったドバイで開催された世界パラ陸上。

お聞き逃した方はnoteからご視聴ください!

↓  ↓  ↓

日本選手団は以下の通り、見事な結果を!

金メダル 3個
銀メダル 3個
銅メダル 7個        計13個

今大会は上位4位に入ると東京2020パラリンピック大会の内定が出るという試合だったので、どの国の選手もこの大会に照準を合わせて挑んできた大会。
その中でメダルを獲得したというのは素晴らしいことで、2020年が益々楽しみになったということ!

伴走者 中田さんの結果は…?

先日、渋谷の体育会にゲスト出演してくださった伴走者の中田さんも、和田選手の伴走者として出場し、1500mで4位入賞。見事2020年の内定を勝ち取りました^^

でも、ここで話題に上がったのが5000m。
なんと3位でゴール!!と思ったら、「助力」という反則で失格に。。
幻のメダルとなりましたが、4位も日本の唐澤選手だったため、唐澤選手が見事メダル獲得、2020内定選手となりました。
※放送内では「金メダル」と言っていますが、「銅メダル」の誤りでした。訂正いたします。

助力とは何なのか? というと、文字の通り、選手を助ける力なのです。
伴走者は選手の伴走はするけれど、選手を引っ張ったりしてはいけない、というルールです。
今回、海外選手と接触し、離れようとしたところで伴走者が少し前に出たところを「選手を引っ張った」と判定されたということ。

ちょうどYoutubeで該当のシーンを発見しましたのでご覧ください。
15:16くらいにその場面があります。ほんのちょっとですけど、パラ陸上の世界はそれだけシビアということですね。

中田さんも試合後にこんなツイートを。

でも、銅メダルの実力がある、というのはここで証明されたので、2020の活躍も期待したいですよね!
今回は残念ながらゲスト出演いただけませんでしたが、また改めて伴走の世界についてお話お伺い出来たらなと思っています!

せっかくなので、中田さんご出演の回のリンクもぜひ。

5000mは花形種目!

パラの世界とオリの世界は少し違うかもしれませんが、陸上マニアの西本さんからお伺いしたのが、5000mは花形種目であるということ。

その理由はなんと、長くテレビに映るからと!

そんな理由?!と思いましたが、マラソンを目指す選手が多いのは、1時間以上も自分が映し出されるからモチベーションに繋がるとか。

じゃあ100mは? というと、100mだと10秒程度で終わるので、何度も使われる、という点で総時間としては同じくらい露出があるから、100mも花形らしく!

陸上の場合、3000mまでは中継を切ってはいけないという放送ルールがあるらしく、パラにはありませんが10000mだと途中で投擲種目に切り替わってしまうらしい。
5000mだと、3000mで切ると決着がついてしまうので、5000mはフル尺で放送されるため、一番露出時間が長くなるとのこと。
そういった意味で、陸上の5000mは花形種目だ、と聞き、新たな気づきとなりました。

パラの場合は、たくさんクラスがあるのでオリとはちょっと違うかもしれませんが、競技によっていろんな見方があるのね! とちょっと面白かったです。

まえゆか的に嬉しかったレース

完全に個人的な感想ですが、今回の世界パラ陸上で嬉しかったのがT64女子走り幅跳びの中西麻耶選手の金メダル。

直接お話したことはないのですが、中西選手の反省のルポルタージュであるこちらの本を読んで、勝手に応援していました。

この本、めっちゃいいです。超オススメ。

で、いろんな葛藤を乗り越えながら競技に向き合っている中西選手にひそかにエールを送っていたからこそ、なんだか勝手に金メダルにじんわり来ました。

2020もものすごく楽しみにしています!!!

そんな中西麻耶選手のSNSはこちら。フォローして応援しましょう☆

なんと中西選手、12月1日(日)の情熱大陸でも取り上げられるそう!

これは見逃せないですね^^

二次抽選どうする?

2020の話題が上がった中で、年明けにはパラリンピックの二次抽選。
今回、陸上で内定選手もたくさんでたので、陸上は内定選手を中心にチケットを申し込むのも手ですよね!

今回の内定選手の出場日程をまとめましたので、ご参考になれば幸いです!(地味に大変だった。笑)

8月28日(金)9:30~13:00
 男子5000m T11 決勝(唐澤剣也)
 男子400m T52 予選(伊藤智也・上与那原寛和・佐藤友祈)
 女子走幅跳 T11 決勝(高田千明)

8月28日(金)19:00~22:00 
 男子100m T52 決勝(伊藤智也・上与那原寛和・佐藤友祈 ※予選通過した場合)

8月29日(土) 9:30 - 13:00
 女子走幅跳 T64 決勝(中西麻耶)

8月29日(土)19:00~22:00
 男子1500m T52 予選(伊藤智也・上与那原寛和・佐藤友祈)
 男子走幅跳 T63 決勝(山本篤)

8月30日(日) 19:00 - 22:00
 男子1500m T52 決勝(伊藤智也・上与那原寛和・佐藤友祈 ※予選通過した場合)

9月1日(火) 9:30 - 13:00
 男子1500m T11 決勝(和田伸也)

9月3日(木) 19:00 - 22:00
 男子100m T52 予選(伊藤智也・大矢勇気)
 女子走幅跳 T63 決勝(兎澤朋美・前川楓)

9月4日(金) 9:30 - 13:00
 男子100m T52 決勝(伊藤智也・大矢勇気 ※予選通過した場合)

9月5日(土) 9:30 - 13:00
 女子400m T13 決勝(佐々木真菜)

9月6日(日) 6:30 - 11:00
 マラソン 男子 T54(鈴木朋樹)
      男子 T12(堀越信司)
      女子 T12(道下美里)

応援の力

いよいよ2020が近づいてくるとしたら、どんな応援をするか? というのも重要。

市民ランナーとしてニューヨークマラソンを走った平井さんは、外国の方の「You're ausome!」のような褒める応援というのが力になるのではないか? というお話。

日本だと、「頑張れ!」とか「ファイト!」が一般的ですが、どこか部活動の雰囲気が。体育会っぽいからこそいいという人もいれば、体育会っぽいからこそ嫌だという人もいるはず。
あんまりなじみはないけれど、褒めたり肯定するような応援の仕方ができたら新しくっていいかも?! という話になり、アイディアとして出たのが「イイよ!」「いいね!」。

あと、ファーストネームを呼ぶ、というのも選手は嬉しいみたい!

なかなかパラアスリートであだ名がついている選手も少ないので、呼びやすい愛称があったらもっと応援しやすくなるのかも。

そんな話で盛り上がった放送回でした。

渋谷の体育会は、毎週日曜日21時から。
渋谷のラジオ専用アプリでご視聴いただけます。
お聞き逃しの方は渋谷のラジオ公式noteで音源公開していますので、そちらをご視聴ください♪

ほぼ収録後記しか挙げてないけど、そのうちパラスポーツオタク情報発信しますのでマガジンのフォローもよろしくお願いいたします(^-^)


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