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パラダイムシフト

「7つの習慣」という本をご存知でしょうか?
とても有名な本なので、読んだことのある方も多いと思います。

この本の内容がとても面白いので、少しシェアさせてください。

今日はパラダイムシフトのお話。

パラダイムシフトというのは、簡単にいうと見方を変えるということ。
実際体験した方がわかりやすいので、本で紹介されている例を見てみましょう。

ある戦艦の船長さん。
今日は霧が濃くて前がよく見えません。
が、前方に光を発見しました。動いている様子はありません。
このまま進むとぶつかってしまいそうです。

「こちらは船長。衝突の危険があるので、そちらの進路を20度変更してください。」
と信号を送ります。

すると、
「こちらは二等水兵です。そちらが進路を変更しなければなりません。」
と返事がありました。

怒った船長は、
「こっちは戦艦だぞ!そちらが進路を変更しろ!」と再度信号を送ります。

帰ってきた返事は…
「こちらは灯台です。」

これがパラダイムシフトです。

船長さんはきっと、自分たちよりも小さい船だと思っていたのでしょう。
二等水兵のくせに生意気な、と思ったかもしれません。

でも、灯台だったのです。
進路なんか変更できるわけないですよね。

私たちはいつも何らかのフィルターを通して現実を見ています。
これまでの経験や、自分の信じる常識の影響を受けたフィルターを。

でも少し違った視点で見ると、そこにはまったく別の現実があるかもしれません。

そして、パラダイムがシフトすれば自然と、態度や行動も変わるのです。
船長の怒りが治まり、自分たちの進路を変更したように。

行動を変えよう!と思ったとき、躍起になってその行動にばかり注目せず、少し引いた目線で考えてみてください。
問題があるのはパラダイムではないか?と。
そうすると何か道が開けるかもしれません。

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