見出し画像

出産忘却録

計画無痛で出産予定だったけど、予定前に破水しちゃって普通分娩に挑戦するも結果吸引分娩で生むことになった話(2018年の話)

第1子は無痛分娩で出産し、とても快適だったので、2人目も当然無痛しか選択しかなく、無痛分娩が出来て、なおかつ、家から近い病院を探した。

とっても人気のその病院は、生理予定日を2日を経過した時点で妊娠検査薬で検査して、陽性を確認し、その足で駆け込んでも、無痛で出産予約ができるのはギリギリのラインという病院だった。とりあえず、無事に予約が出来たので、自分を称え、妊娠生活に入った。

妊娠後期になり、いつ産むかの計画を、子宮口の柔らかさを見ながら判断し、よし明日の朝に入院して8時半くらいから始めようと整った。

その日の夜中に破水した。あれ、この尿漏れ長くない?が破水の印象。もしかしたら破水?破水じゃなかったらどうしよ。という感じだった。
※ちなみに長男の陣痛と同じような時間帯!びっくり運命を感じた。

破水かもと病院に連絡して、病院に行くことになり、チェックしてもらったらこのチョロチョロは破水で間違いがなく、しかしながら、子宮口は全然開いてなかったし、陣痛も無かったので「まだまだだと思うのでご主人1回帰ります?」と看護師さんに言われる。

でも、長男の時は、陣痛?って思った時には5分間隔で、すぐに病院、到着時の診察で7㎝開いてて、速攻で麻酔して、2-3時間後に生まれたという実績があるので、このままここでちょっとだけ様子を見させて下さいましとお願いしし、待機してもらうことに。

この時、

病院到着が深夜2時

麻酔ができるのが朝9時

どうかあと7時間、本格的な陣痛が来ませんようにと祈りながら45分。

本格的な陣痛がスタート。あーこのままじゃ麻酔ができない。普通で生むしかなくなると、体が震えてくる。陣痛の痛さと麻酔が使えないかもしれない恐怖で体が震える。そして、前回同様に本格陣痛スタートしてからものの10分程で5分間隔になり、痛くてナースコール。

看護師さんは、まだまだだよ、経産婦でも、まだまだだよって感じで確認してくれたところ

「分娩台に移動しましょう」って、病院について1時間もせずに分娩台に行くことに。

世の中のママ、本当にまじですごい
まず分娩台に歩いていくのが無理
次に仰向けに寝るのが無理
いきむって何
もう力がない

体力と忍耐が本当に必要

いきんでもいきんでも生まれず、いきむ力もなくなって
本当に、踏ん張るために手で持つところを握る握力すらも無くなった

分娩台の上で、横向きに寝て、先生が来るのをひたすら待つという状態になった。

先生が登場し、吸引分娩で無事に生まれた我が子は、検診の予想体重をはるかに超えるビックベビー。

産後、カンガルーケアをする力もなく、横目でチラッと見るだけ。
今となっては力を振り絞って、抱っこすればよかったなと後悔しかない。

無事に生まれてくれて本当に良かった。
よく頑張った。我がベビー

夫は、もし時代が違えばママも赤ちゃんも産めなくて死んでたと思うと、医療の発達に感謝しかない。と先生にお礼を言っていた。

本当にそうだ。私も自分がここまで力が無いなんて思わなかった。
もし次があるのなら、絶対に24時間無痛対応病院にしたいと思う。

#出産記録 #無痛分娩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?