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熱性けいれんの恐怖

うちの息子たちは2人とも熱性けいれん経験者だ。

長男はちょうど1歳くらい、次男も最初は1歳くらい。
熱性けいれんは、高熱が出た時にけいれんするというものであるが、本当に怖い。「死ぬ」って思う。

白目、口から泡、意識ない、体がけいれんしている。

長男の時は、速攻で救急車を呼んだ。
ただ、電話をかける手が震えていて、うまく電話がかけれない。しかも110番してしまって、落ち着いて119に連絡してと言われた。そこで少し落ち着いて、119に電話ができた。

この間も意識はないし、白目だし、口から泡出てる。

熱性けいれんは、少し様子見ておさまったら大丈夫的な記事を読んだこともあるが、少し様子みてとか言ってる場合ではないくらい頭と心が真っ白になるのである。

次男に至っては、痙攣→救急車→入院となり、その後も高熱を出すと高い確率でけいれんするようになったので慣れてきたというと語弊があるが、痙攣をしても救急車を呼ばずに様子を見ることができるようになった。

がしかし、ある日の痙攣は何度も何度も何度も繰り返すではないか。意識もあるのかないのか分からない状態になって、救急相談センターに電話して、すぐに救急車を呼んだのだが、時はコロナ禍真っ盛りで、高熱という事で搬送先が決まらず、救急車の中で酸素のマスクを装着されたまま、意識朦朧の息子は40分そのままだった。

今思い出しても震える。
早く早く病院が決まってくれと祈るしかなかった。1か月前に入院していた病院や過去に入院したこともある病院からも受入拒否で、心臓のドキドキと冷や汗が止まらなかった。

そうこうしているうちに、酸素のレベルがどんどん復活して来て、声をかけるとうっすら目を開けて反応するという少し安心できるような状態に回復した時に搬送先が決まった。病院に到着する事には、酸素はほぼ正常になり、「ママ~」と泣き出して意識も完全復活した。

熱性けいれん、成長するにつれて発生する頻度は減り長男はその後痙攣する事はなく、次男は痙攣止めの薬を上手く使って予防することができるようになり、そろそろ年齢的にも卒業かな?と思う。

本当に本当に恐怖の時間な熱性痙攣、子育てはドキドキの連続だー。

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