見出し画像

Why MBA?

昨年初夏から受験準備をして、11月に最終合格通知受理をした、大学院でのMBAプログラムがスタートしました!新型コロナウイルスのおかげで世界中が激動の最中ですが、入学式はキャンセルになったものの、オリエンテーションや授業を直ちにオンラインに移行してくださった大学院側の皆さんに感謝致します。(今のところ、夏まではオンライン授業になる見込み・・・。クラスメートに会えるのは秋かーーーー 遠いな。)

さて、これから本格的にMBAの授業が始まる前に、そもそもどうして(今さら!アラフィフで!)MBAに挑戦しようと思ったのかを書いておきます。今後、社会人大学院を検討されている方のお役に立てば!

時間を遡ること26年くらい(長い・・・)。私は上智大学外国語学部英語学科の3年生でした。その年の夏、大学の交換留学でフロリダ州のマイアミ大学に通い始め、約10ヶ月マイアミに住みました。今よりも英語は拙かったし、全くもって社交的でもなかったし、心も狭くて、考え方も柔軟じゃなかったので、アメリカでの大学生活を存分に満喫出来たかと言われると、結構疑問が残りました。もっと色んな活動に参加したり、世界中に友達を作ったり、教授とも仲良くなったり、出来たこと色々あったなー、と。

そんなぼんやりした後悔を持ったまま、社会人になったわけですが、5年も6年も働いていると、そこからのキャリアをどうやって積んでいこうか、と考え始めます。音楽業界という少し特殊な業界で働いていたので、ビジネスに関して学ぶ機会(トレーニングなど)はあまり与えられていなかったように思います(若手に色んなことを任せてくれる、とっても良い会社ではありましたが)。そこで、スキルアップの為、そして、ずっと抱いていたぼんやりした後悔の念を払拭するため、再度留学することを検討しました。留学関連の本を買ったり、勉強したい分野について調べてみたり。ちょうど30歳になる少し前だったと思います。

でも結局は留学もせず、今に至るわけですが、その時に海外に出なかった理由は、①子どもが欲しかった、②夫を置いて一人で行くのが躊躇われた、の2点です。特に①が大きかったですかね。こればっかりはタイムリミットがある故、タイミングが大事、ということもあり。

その後、32歳で妊娠、33歳で出産。子育てしながら、音楽業界→化粧品業界→eコマースのスタートアップ→アパレル業界と転職を重ねてたら、あっという間に年を取り、再留学の淡い夢もずいぶん彼方に遠のいていました。同時に、インターネットが発達して、そもそも世界のどこに居ても良質なコンテンツで勉強できる環境になった今、勉強のためにわざわざ住む場所と生活を変える必要があるのか、という想いも出てきました(とは言うものの、海外にも拠点を持ちたいという希望は未だ持ち続けています!)。

そうこうしているうちに昨年、一人息子が中学に入学し、ずいぶん手も離れたことから、”もう一回勉強するなら、今だ!”と思いました。すでに数年前から日本の大学院で、英語で学べるプログラムを調べていて、筑波大学大学院の英語MBAプログラムに目をつけていたので、筑波一択で準備を進めました(英語ではないものの、青山学院とか慶応のMBAプログラムも見てみました。あとはグロービスの英語MBAも体験授業に行ったりしました)。MBAプログラムを選んだ理由は、経営者として自分でビジネスを進める中で、ちゃんと体系的にビジネスを学んでみたい、と思ったからです。現在の自社の規模が極小すぎて、本当に影響力が小さいので、もう少し事業を大きくしたい、そのためにもMBAを学んでみよう、と。あとは、社会人大学院ゆえ、様々なビジネス経験がある方が集まるので、そこでの出会いも楽しいだろうな、と考えました。

一般的に、年を取ると新しいことを学ぶのが難しくなる、と言われたりしますが、私は以前見つけたこのtweetのおじさまのコメントが真なのではないかと思っています。

47年も生きてると、新しいことをするのは面倒だし、億劫だし、ホルモン治療のおかげでさらに(物理的に)重くなった腰も簡単には上がらないです、はい。でも、世の中知らないことだらけだし、やっぱり新しいことを学ぶのはいつも楽しい、と思います。高校時代の恩師も60歳を過ぎて大学院に入ったのですが、その先生にも同じことを言われました。「幾つになっても、新しいことを学ぶのは本当に楽しい。だから、年齢なんて気にせずに大学院に挑戦しなさい。」と。

あと、これはかなり二次的な理由ですが、子どもに「勉強しなさい!」という親に向上心や勉強意欲が全然なかったら、全く説得力ないな、と常々思っており。いつからでも、どこからでも学び直せるし、死ぬまで学びの連続だということを、子どもに示したい、という想いもあります。

ま、授業はこれからだし、実際にちゃんとついていけるかどうか未知数ですが、約30名の同級生は国際色豊かで、むちゃくちゃ仕事出来そうな、コミュニケーション能力高い人達ばかりで、一緒に勉強できるのが楽しみです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?