ゆかとやらかし男との出会い①

2月ころだったかな？
ゆかと仲良くしてる同じ性癖の女子仲間3人を通じて初対面。
はじめて会ったときは、なんかおどおどしてるし、いかにもそんな感じだなってゆかでも感じとれた。
びっくりしたのは、車の中で初対面なのに、後部席に首輪とリードつけられて、手には黒い手錠をかけてうなだれるようにして座ってたの。私もちょっとやそっとじゃびっくりしないと思っていたんだけど、思わず「え…？あんた、何してるの？」って言っちゃったよ。

車の中で女子仲間からこの男についていろいろ話を聞いていく中で、車の中とはいえこの男が首輪をつけられて手錠をされた姿でいる理由がわかってきたよ。
最初のうちは車の中とはいえ、もしかしたら外を歩いてる誰かに首輪やリードを見られるかもしれないし、手錠してるところも見られるかもしれないよね。でもそれは自分の責任だし自分が悪いことしたんなら致し方ないってこと。

ちょっと車で走って大きな公園横の人があまり通らないところに車をとめて、いろんな話をしていく中で、この男が相も変わらずいろいろやらかし続けており、もう手に追えなくなっているから、被害を最小限に抑えるためにやむを得なくこういう事になってるんだって話も言われたけど、ゆかは正直他人事だし、まあ大変だねくらいにしか思ってなかった。

それから3月になってからかな？
女子仲間の１人から連絡きて、あの男が3月いっぱいで入ってるサークルから追い出しくらうって話を聞いた。
私はサークルの存在は知ってたけど興味なかったし、趣味活動してる方が楽しいから入ってもいなかった。
まあいいんじゃない？っていう感じだったし、私には関係無い話だと思った。

「ところで、ゆかは手錠とか首輪は持ってたっけ？」

そこからどうしてその話になるのかわからなかった。けど、確かにプライベートでMな男と遊ぶ時に首輪や手錠の類はあった方がいいって話は何度か聞いたこともあるし、何かのタイミングで考えてみようかなくらいの浅はかな考えだった私。

「いや、手錠も首輪もゆか持ってないよ。」
「だったらさ、これからのこと考えたら手錠の1つや2つは絶対にあった方がいいよ。私も壊れた時のこと考えて普段用と予備2つあるから合計3つ持ってる。」

そこまで手錠が必要かなんて思ってなかったし、場合によってはM男側がすでに持ってて「これ使ってください」なんてのもざらだったから。
まあ、そこまで言うのなら考えてみるかって教えてもらったサイト（ボディーガード）見たらけっこうするんだなって思った。でもその分とても頑丈でちょっとやそっとじゃ壊れないって言われた。それに、ダブルロック機能ってのにひかれて少し無理してでも買うべきって言われたからすぐに買ったよ。

届いて実際に触ってみて、重量や質感は私がこれまで手にしたことのある手錠とは何か違うなって思ったし、すぐにでもM男に使ってやりたいって思ったよね。
それがなんと、すぐに使う機会ができたんだけど、それは次のブログで話すね。