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寝具の魔術師

めちゃくちゃに寝てしまう。

いや、君は結構寝る人でしょ?
と言う声も聴こえてきそうだけど、
義理の実家にいる時のわたしは特に、本当によく眠る。

結婚前まで旦那が使っていた部屋のベットで
こたつの義父専用の座椅子で
カーペットの上で
本当にスヤスヤとよく眠る。

新生児だった甥っ子より寝ていて、旦那につっこまれたほど。

義理の実家にいるわたしは、
寝る、散歩する、ご飯のお手伝い、食べる、寝る、
コインランドリーに義母と行く、寝る、寝る、
おじいさんと飲む、寝る、おばあさんのゴシップに笑う、
食べる、寝る、義姉と義母と喋りまくる、寝る、
義姉の旦那さんのマジックに驚く、寝る
ほぼこれしかしていない。

お正月も、GWも、お盆も。

夏の暑い時に来ても、冬の寒い時に来ても
義実家の布団は最高に気持ちがいい。
わたしはお義母さんのことを、寝具の魔術師と密かに呼んでいる。

「ニトリよ〜」

と言うけれど、もはやそうゆう問題ではない。

このカバーを選ぶセンス、お手入れ、温度に対してのチョイス
どれをとっても最高なのだ。

でも一番は、「寝な〜」と言ってくれる環境かな、と思う。
お義母さんとお義父さんは、
わたしがお嫁に来たばかりの時から今まで、
隙あらば寝かせてくれる。
まるでマラソン選手を労うように。

もう妊婦じゃないし、なんなら子どもは10歳になるし
もう激務じゃないし、好きなことばかりしてるけど

「寝れた?」
「寝ておいで〜」
「ゆっくり寝れてよかったね」

と言ってくれる。

自分の実家は、寝る=怠ける、で結構怒られてた。
だからこっそり寝てた(寝るんかい)

だから、休ませてくれるって、わたしにとってはとてつもなく愛なんだなぁ。

と思いながら、またこたつでうとうと…

今日のご飯はうなぎかな…zzzz


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