自称・元旅人
私の人生が一番輝いていた時期。24~27歳。
何となく、やってみたい。という想いから軽いノリで始めたゲレンデでのリゾートバイト。
そこで、私の世界観が大きく変わっていった。
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世間のあたりまえとか、常識とか、そんなものが全く通じない人達との出会い。
彼らは常に、自分がどうしたいのか。それしか考えていない。
楽しいか、そうでないか。
当時の私は、そんなわがまましていてもいいの??なんでくだらない事を考えていました。
でも、自分の好きな事や楽しいと思える事をやっている人の周りには、やっぱり楽しい事が集まってくる。
人の目を気にして、いい子ちゃんしていた私のまわりには、もちろん平凡な人しか周りにいなかった。
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初めてリゾバをするっていった時は、反対はされなかったが
なんで?ホントにいくの?どうするの?
なんて周りに言われたような気がする。一度言い出したら聞かない私はそんな言葉たちを全力で無視して勝手に出ていった。
本当にあの時の決断は間違っていないと私は思う。
あのとき自分の殻から出なかったら、今の友達と呼べるような素敵な人たちは私の周りにいないだろう。
私が自由に生きることを、勝手に見守ってくれる人たち。
自由に生きる友人を勝手に見守る私。
常識や、しがらみから解放してくれる。自由でいることを許してくれる。
おそらく私は自由というものに縛られているのだと思う。
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我慢するのではなく、楽しいから頑張る。
辛くても乗り越えるのではなく、夢中になりすぎて壁があった事にも気が付かない。
あれ?なんかできた。
難しく考えすぎなんだなって気付かされる。
私が窮屈だと感じていた世界は、彼らにとっては好奇心のくすぶられる世界だった。
私にとって衝撃的だったのが、彼らが何か失敗した時。
とんでもなく楽しそうだった。
失敗しちゃったよーーー!!!爆笑 ちょ、もっかいやろ!!
失敗さえも楽しめるのだから、もう彼らに怖いものはない。
常に楽しいのアンテナを張っているから、いつでも楽しい時間が過ごせる。楽しい事には全力で協力してくれる。
嫌な事は、『めんどくさいからやだ』ってバッサリ断ってくれるから、こちらとしても本当に楽だった。しょうもない言い訳して断るより、めんどくさいの一言の方が居心地がいい。
なんか自由でいいなあ。楽しいなあ。
ホントに皆、いい意味でテキトウで、マイペース。
あれこれ余計な事を考えてしまう私としては憧れの存在。
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完全に影響を受けた私は2年くらいふらふらと生きた。
冬はゲレンデに住み、夏は北海道で毎日ボーっとする。
春や秋になると、なんとなく直感で行き場所を選んで2か月ほど住む。
GWやお盆は実家に戻り、大好きな洋服屋さんで働く。
ふらっと海外に遊びに行ったりもしたかな。
毎日が刺激的で本当に楽しかった。
できる事なら、ずっとこんな生活がしたかった。
でも、できなかった。
この理由については、今度詳しく書いてみようと思います。
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今は大阪で一人暮らしという、ごくごく平凡な生活をしています。
つまらない、と嘆いた時期もあったけど
旅時代の友人や、オンラインサロンの仲間達が、楽しい事に巻き込んでくれるから、今の生活もなかなか好きです。
自由な場所で自由になるのは簡単だけど、
不自由な場所で自由になる努力をする。これも意外と楽しい。
今の自分に満足できないから、頑張る。
もっと楽しい事がしたいから、考える。
こんな楽しい人生にしてくれて、本当にありがとう。
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