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アジアの女ー地獄編ー

こんにちは、毎日錯乱!と大声喚き出しちゃう日々の中、酒を一緒に飲んでくれる、近くにいる、遠くにいる最愛人に助けられて生きる日々、推しもカムバした、ありがとう世界。クソを薄めながら、共に進んでいこうね!
全文駄文。

先日、一緒に勉強してるグループのアジアの女ともだち3人と色々話している中で、アジアの女について再考し、色んな文献を読んでいたら頭がブワーとなり、どうせならと思いご自分の感じたこと書いてみた。

先日、国際女性デーの後に、「アジアの女」という記事を書いた。基本的にはフィリピンネキの理解と、アジアの女性ソリダリティへのありがたみを書いたんだけど、今回はアジアの女の地獄激渋サイドを考えてみた。

わたくし、ヨーロッパ圏で、結構モテる。モテる、というと語弊があるし、おいおい自慢かよ?と思うかもしれないけど、モテる以外の表現がない、ボキャ貧なので、普通に。コーヒーや酒をタダでもらえたり、パブで話しかけられたり、番号を聞かれたりし、日本の4年間、まるで全然こんなことなかったぞ??と嬉しかったり、ちゃんと不安に思ったりする。もちろん、日本とヨーロッパの文化の違いで、知らない人に話しかけることのハードルが低い、というのも絶対にそうなんだけど。

でも、モテているのは、私自身か、アジア人の私か?

Yellow Fever(黄熱病)というスラング、特定にアジア人女性に対して性的魅力を感じる人のことを指す(この言葉自体がとても差別的なことは一旦置いておいて)。特定にアジアの女性を好むこと、ただの性的趣向とまとめて、うちら、モテるしありがたいね〜で放っておいて良いか?

アジアの女は、色んな社会的な制約に囲まれているけど、多くのフェミニズムが注目するのは、黒人・ヒスパニックコミュニティで、アジアの女は「比較的」恵まれていると見落とされがちですね。

アジアの女には、人々が持っている偏見がありますね。植民地支配と、白人至上主義のさいあくレガシー、アジアの女は優しくて、控えめで、大人しく、言うことを聞く、コントロールできる、、それは完璧に非アジア人が抱くステレオタイプってことでもなくて、代々受け継がれて教えられてきた、「女の子なんだからこうなるべき、そうした方がいい」という規範 (performativity)にしっかり反映されてるし、実際そうだと思う。確実に偏見でもあるけど、完璧に偏見だけってわけでもない、実績が伴ってきてしまっている。

そんな中で、例えば白人男性の、アジア人の女が好き(マジで、本当に、たくさんいる)ということを、その人の性的趣向だから仕方ない、プレファレンスだと言い切ることはできるか?例えば私が、白人男性の身長が高くて素敵だな〜と思うことは、彼らがアジアの女の私の身長が比較的低くていいな〜と思うことと同じだろうか??そんなわけないだろ!!!(怒号)

人種によるフェティッシュは、ただ純粋な趣向ではない。まず、わたくしではなく、アジアの女として分類してしまうこと、それに伴って、わたくしに、私自身に対する疑い、不安、自信のなさを与えてしまうことが問題ね。しかも、趣向というのは、「純粋な趣向」だけでは説明がつかない。趣向というのは社会的背景の中で形成されて、説明されて、つまり社会的アイデアを常に反映している。個人にとっては、「アジアの女に魅力を感じるから」ということでも、その魅力は社会的枠組みの中で、アジアの女に対する偏見と社会的期待を反映しながら形成されている。あまりにきちい話。渋いて、。

アジアの女への偏見は、身体的魅力にもあるだろう。身体的な魅力を、セックスや愛の条件とすることは、女性にとって抑圧的ではないですか?多くの女性はすでに、知性や能力などの資質よりも、女性的(feminine)な美しさの理想に、どれだけ照準を合わせていけるかというクソみたいな物差しで測られているのに?さらに、アジアの女に対する、静かで、恥ずかしがり屋で、優しくて、受け身という偏見によって、その女性的な部分への期待が二重に重なっちゃってる(Double-feminisation)、救いようがなくて泣いちゃいますね。

マッチングアプリとかで、人種を設定することができること、「アジア人」と検索できること、
「趣向だから!」側の意見、わからなくもない、わからなくもないんだけど、は?違くない?違うから!!とブチギレちゃいそうになる。

喧嘩腰にならず、こいつに何を言っても理解されないだろうし、と見切りをつけず、諦めずに、やっていきたい。

アジアの女、向き合い方に色々あると思うし、あっていいと思う。何事も、治療より予防の方がイージーだというので、社会の偏見とかもやもやのあれこれ、わたしの考え、わたしの気が向いた時に、わたしのやり方で、ちょっとずつ発信していけるといい。

社会のアレコレ、心が冷えたら暖かいコーヒーとか飲んで、がんばれ、わたしとfellow women。

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