やっぱりクラファン?出版応援コミュニティできる 〜出版までの道〜中山祐次郎
(前回までのあらすじ)
疲れたらこしかけ、おしりがいたくなったらごろごろして暮らしていたぼく。携帯キャリアはauだけどソフトバンクからきた出版依頼を受け、クラウドファンディングをたくらみ妻にたしなめられたぼくは、徹夜勤務明けにSかぐちさんにでんわをした。
***
第七回である今回は、衝撃の事件を二つみなさんにシェアさせていただきたい。
「もしもし、Sかぐちさん。ご無沙汰しております」
「あ、お久しぶりです中山さん」
前と全く同じ問答で始まったこの電話。
ぼくは、Sかぐちさんにクラウドファンディングを辞めようと思ったことを話した(詳しくは前回参照)。
「ええ、わかりました。いいと思います」
Sかぐちさんはこう言ってくれるに決まっている。ぼくは電話前からそう確信していた。だって優しい人だから。
「でも、その代わりではありませんが、SNSを使ってコミュニティ作りはしたいと思います。Facebookで鍵付きのページ作ろうかなって」
「ええ、そうですね。それがいいと思います」
やっぱりこのお返事。ぼくの意思を尊重してくれているんだろう。
あいにくぼくはこの日徹夜勤務明けでもうろうとしており、Sかぐちさんの優しさをイジれなかった。
衝撃その①
翌日。朝風呂(ぼくは朝風呂派だ)に入りながらiPhoneでfacebookを見ていたら、衝撃のコメントがついていたのだ。
なんというパンチのあるコメント。しかもこの子はかなりの美人。
ちなみにマクアケとは、Abema TVとかアメブロをやっているサイバーエージェントという会社のクラファン部門だ。
そしてさらにコメントを重ねてきたのは、この人、マクアケ社長だった。
びっくり。
ぼくの心はフワフワと、「やっぱりクラファンやろうかな・・・」に流れていった。
衝撃その②
そしてもう一つ、先日突然とある知人が、
本の製作応援チームを立ち上げたと連絡をくださった。
あれよあれよという間に、ぼくの知らない人まで入っているこのページができていた。本当に驚き。
しかも名前が・・・「中山先生ベストセラー大作戦!!!」
恥ずかしい。。。でも嬉しかった。
ここには数万部本を売っているプレイヤーや凄いインフルエンサー、マーケティングの専門家など7人が集ってくれている。ここで初めて会った人もいるくらいだ。心から、有難い。こんなことってあるんだ。
これらの衝撃二つを経て、ぼくは有名クラウドファンディング会社のマクアケの中の人とスカイプ打ち合わせをした。
果たしてクラファンは出来るのか?幕は開くのだろうか?
(第八回に続く)
※この連載は、2018年8月に出版した「医者の本音」(SBクリエイティブ) の、執筆依頼を頂いたときから出版までのいきさつをリアルタイムに記録したものです。
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